| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
培地構成因子と対象微生物についての理解 | 培地組成を見て、炭素源、エネルギー源、窒素源を指摘でき、生育対象とする微生物の種類が正確に判断できる。 | 培地組成を見て、炭素源、エネルギー源、窒素源を指摘でき、生育対象とする微生物の種類が概ね判断できる。 | 培地組成を見ても炭素源、エネルギー源、窒素源を指摘できず、生育対象とする微生物の種類も判断できない。 |
回分培養と連続培養における増殖速度の定量的理解 | 回分培養における比増殖速度の決まり方、連続培養における物質収支式の立て方を明確に説明できる。 | 回分培養における比増殖速度の決まり方、連続培養における物質収支式の概念が何とか理解できる。 | 回分培養における比増殖速度の求め方や連続培養における物質収支式の考え方が理解できない。 |
培養生産性の理解 | 生産性の概念を理解し、回分培養と連続培養における生産性の量的比較ができる。 | 生産性の概念は理解できるが回分培養と連続培養における生産性の量的比較を行うことは難しい。 | 生産性の概念を理解できない。 |
酸素移動容量係数(kLa)のもつ意味の理解 | 酸素移動容量係数(kLa)が好気性培養槽の性能を表す指標となることを定量的に理解できる。 | 酸素移動容量係数(kLa)が好気性培養槽の性能を表す指標となることを概念的に理解できる。 | 酸素移動容量係数(kLa)が好気性培養槽の性能にどのような影響を及ぼすか理解できない。 |
スケールアップにおける状態変化についての理解 | 通気培養槽をスケールアップする際に変動する因子をすべて挙げることができる。 | 通気培養槽をスケールアップする際に変動する因子をいくつか挙げることができる。 | 通気培養槽をスケールアップする際に変動する因子がわからない。 |