技術英語

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 技術英語
科目番号 0113 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生物化学システム工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 前期は、プリント等、随時必要な資料を配布する。後期は、「化学英語101(化学同人)」を使用する。
担当教員 田浦 昌純,木原 久美子

到達目標

1.高専で学ぶ専門科目の内容程度の技術英文の読解ができる。
2.器具や基礎的な専門用語を理解できる。
3.実験で用いられる簡単な文を理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
技術英文の読解生物,化学の工学技術に関する英文を正確な日本語に翻訳できる。生物,化学の工学技術に関する英文の概要を日本語で表現できる。生物,化学の工学技術に関する英文の内容を正しい日本語で表現できない。
専門用語の理解化学、生物に関する技術論文に汎用されるtechnical Termを正確に和訳できる。化学、生物に関する技術論文に汎用される代表的なtechnicalTermを正確に和訳できる。化学、生物に関する技術論文に汎用される代表的なtechnicalTermを正確に和訳できない。
技術英文の種類に応じて、構成を理解しながら内容を把握できる技術英文(記事・手順書・論文等)の種類に応じて重点を理解しながら内容を読みとれる。技術英文(記事・手順書・論文等)を理解しながら内容を読みとれる。技術英文(記事・手順書・論文等)を理解しながら内容を読みとれない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
IT 技術の進展により、技術の分野では以前にも増して国際化が進められている。また、インターネットやE-mail などにより、世界中で瞬時に同じ情報を共有する事も可能となって来た。そして、技術分野の世界標準の言語としての英語の役割がますます強められている。この科目では、これまでに学んだ英語の基礎を活用して、化学,生物および工業分野で用いられる専門用語を用いた基礎的な文章の英語解読力を養う。
授業の進め方・方法:
前期の授業は、主に配布物に沿って進めていく。各時間、課題や小テストなどを実施することがあるため、付け焼き刃ではない、日々の取り組みが必要とされる。
後期の授業は、主に、テキストに沿って進めていく。各時間、課題や小テストなどを実施することがあり、確実に復習と予習を実施すること。
注意点:
*日々の取り組みが重要で、提出物や発表等を重要項目とする。試験だけでは単位は取れませんので、怠ることなく取り組んで欲しい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 バイオ系英語の調べ方1 専門的な内容の英文を読まねばならないときの手順と心構え。
2週 バイオ実験の基礎1 バイオ実験で誰もが触れる基本的な実験操作に関する説明を英語で理解する。
3週 バイオ実験の基礎2 バイオ実験で誰もが触れる基本的な実験操作に関する説明を英語で理解する。
4週 バイオ実験の基礎3 バイオ実験で誰もが触れる基本的な実験操作に関する説明を英語で理解する。
5週 プロトコルを解読する1 バイオ実験で誰もが使う研究手法のプロトコルに触れ、生物学的バックグラウンドを併せて英語で内容を理解する。(遺伝子ゲノム系)
6週 プロトコルを解読する2 バイオ実験で誰もが使う研究手法のプロトコルに触れ、生物学的バックグラウンドを併せて英語で内容を理解する。(遺伝子ゲノム系)
7週 プロトコルを解読する3 バイオ実験で誰もが使う研究手法のプロトコルに触れ、生物学的バックグラウンドを併せて英語で内容を理解する。(タンパク質系)
8週 プロトコルを解読する4 バイオ実験で誰もが使う研究手法のプロトコルに触れ、生物学的バックグラウンドを併せて英語で内容を理解する。(タンパク質系)
2ndQ
9週 まとめと課題 ここまでのまとめ
10週 バイオ系英語の調べ方2 専門的な内容の英文を読まねばならないときの手順と心構え。
11週 バイオ系論文を読む1 バイオ系論文を英語で理解するための手順。
12週 バイオ系論文を読む2 バイオ系論文を英語で理解するための手順。
13週 バイオ系最近の話題を理解する1 最新のバイオ系トピックスを英語で理解する。
14週 バイオ系最近の話題を理解する1 最新のバイオ系トピックスを英語で理解する。
15週 〔前期末試験〕
16週 前期末試験の返却
後期
3rdQ
1週 化学の基本単語の確認
化学の基本単語を覚える。
2週 化学に頻出する基本構文1
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
3週 化学に頻出する基本構文2
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
4週 化学に頻出する基本構文3
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
5週 化学に頻出する基本構文4
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
6週 化学に頻出する基本構文5
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
7週 化学に頻出する基本構文6
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
8週 化学に頻出する基本構文7
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
4thQ
9週 化学に頻出する基本構文8
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
10週 化学に頻出する基本構文9
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
11週 化学に頻出する基本構文10
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
12週 化学に頻出する基本構文11
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
13週 化学に頻出する基本構文12
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
14週 化学に頻出する基本構文13
化学に頻出する基本構文を音読し、和訳できる。ヒントを基に、英訳できる。
15週 〔学年末試験〕
16週 学年末末試験の返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題期末試験合計
総合評価割合8020100
基礎的能力201030
専門的能力501060
分野横断的能力10010