日本文学概論

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 日本文学概論
科目番号 0116 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物化学システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 道園 達也

到達目標

1.日本の文学作品を自分なりの観点で読解できる。
2.日本の文学作品について感想を発表できる。
3.日本の文学作品について資料作成と発表および質疑応答をおこなうことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本の文学作品を自分なりの観点で読解できる。日本の文学作品を読解できる。日本の文学作品を読解できない。
評価項目2日本の文学作品について感想を分かりやすく発表できる。日本の文学作品について感想を発表できる。日本の文学作品について感想を発表できない。
評価項目3日本の文学作品について資料作成と発表を分かりやすくおこなうと共に質疑応答に参加することができる。日本の文学作品について資料作成と発表および質疑応答をおこなうことができる。日本の文学作品について資料作成と発表および質疑掩等をおこなうことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 1-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
文学作品に表現された人生や社会、自然に対する思想と感性は、共通性と差異によって〈いま・ここ〉に生きる私たちの姿を照らし出してくれる。
日本の文学作品を読むことで、その一端に触れたい。
授業の進め方・方法:
資料を配付して日本の文学作品を読む。それぞれの作品について作家と概要を紹介した後、自分なりの観点で読解し、意見交換をおこなう。
注意点:
感想の発表を初め資料作成や発表および質疑応答に積極的に参加すること。
他者の発表は敬意をもって傾聴すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
読解(1)芥川龍之介「蜜柑」
スケジュールを把握する。
日本の文学作品を自分なりの観点で読解し、感想を述べる。
2週 読解(2)志賀直哉「灰色の月」 日本の文学作品を自分なりの観点で読解し、感想を述べる。
3週 読解(3)夏目漱石「三四郎」 日本の文学作品を自分なりの観点で読解し、感想を述べる。
4週 発表(1) 担当者は資料作成と発表、他の受講者は質疑応答をおこなう。
5週 発表(2) 担当者は資料作成と発表、他の受講者は質疑応答をおこなう。
6週 発表(3) 担当者は資料作成と発表、他の受講者は質疑応答をおこなう。
7週 発表(4) 担当者は資料作成と発表、他の受講者は質疑応答をおこなう。
8週 読解(4)泉鏡花「化鳥」(1) 担当者は日本の文学作品を自分なりの観点での読解と発表、他の受講者は質疑応答をおこなう。
2ndQ
9週 読解(4)泉鏡花「化鳥」(2) 担当者は日本の文学作品を自分なりの観点での読解と発表、他の受講者は質疑応答をおこなう。
10週 読解(4)泉鏡花「化鳥」(3) 担当者は日本の文学作品を自分なりの観点での読解と発表、他の受講者は質疑応答をおこなう。
11週 読解(5)中島敦「山月記」(1) 担当者は日本の文学作品を自分なりの観点で読解し、資料作成と発表、他の受講者は質疑応答をおこなう。
12週 読解(5)中島敦「山月記」(2) 担当者は日本の文学作品を自分なりの観点で読解し、資料作成と発表、他の受講者は質疑応答をおこなう。
13週 読解(5)中島敦「山月記」(3) 担当者は日本の文学作品を自分なりの観点で読解し、資料作成と発表、他の受講者は質疑応答をおこなう。
14週 読解(5)中島敦「山月記」(4) 担当者は日本の文学作品を自分なりの観点で読解し、資料作成と発表、他の受講者は質疑応答をおこなう。
15週 読解(5)中島敦「山月記」(5) 日本の文学作品に対するレポートを相互に評価する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100
専門的能力00
分野横断的能力00