国語II

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 国語II
科目番号 0117 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生物化学システム工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 精選国語総合(大修館書店) 級別漢字マスター(数研出版) 評論速読トレーニング1500(数研出版)
担当教員 道園 達也

到達目標

1.日本語運用能力の基礎となる語彙力を増強する。
2.論理的な文章や文学作品などの現代文を読解できる。
3.古文の基礎(歴史的仮名遣い、古典文法)によって、古文の内容を読解できる。
4.漢文の基礎(訓読法)によって、漢文の内容を読解できる。
5.様々な文章の内容を読解し、自分なりの意見を適切に表現できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語運用能力の基礎となる語彙力が十二分に身についている。日本語運用能力の基礎となる語彙力が十分に身についている。日本語運用能力の基礎となる語彙力が身についていない。
評価項目2論理的な文章や文学作品などの現代文の読解ができ、自分なりの意見を表現できる。論理的な文章や文学作品などの現代文の読解ができる。論理的な文章や文学作品などの現代文の読解ができない。
評価項目3古文の基礎によって、古文の内容を読解でき、自分なりの意見を表現できる。古文の基礎によって、古文の内容を理解できる。古文の基礎によって、古文の内容を理解できない。
評価項目4漢文の基礎によって、漢文の内容を読解でき、自分なりの意見を表現できる。漢文の基礎によって、漢文の内容を理解できる。漢文の基礎によって、漢文の内容を理解できない。
評価項目5様々な文章の内容を読解し、自分なりの意見を論理的に分かりやすく表現できる。様々な文章の内容を読解し、自分なりの意見を表現できる。様々な文章の内容を読解し、自分なりの意見を表現できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本語を的確に理解し、適切に表現するための語彙力を高める。現代文は文章読解の基礎的な方法の習得、古典(古文・漢文)は基礎的な知識の習得をねらいとする。
授業の進め方・方法:
授業は主に検定教科書を用いて、「読むこと・書くこと」に関する日本語運用能力の基礎を身につけることを目指す。漢字力・語彙力増強の小テストを実施する。
注意点:
授業中は板書を書き写し、また補足説明をメモするなどノートを着実にとること。授業後は論点を整理すること。漢字テストは、毎回指定の範囲を事前に学習すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 日本語運用能力診断テスト 日本語運用能力の基礎を確認する。
2週 現代文(1) 現代文を読み、表現の特色を理解する。
3週 現代文(2) 同上
4週 現代文(3) 同上
5週 古文(4) 古文を読み、表現の特色を理解する。
6週 古文(5) 同上
7週 古文(6) 同上
8週 前期中間試験 日本語運用能力、現代文と古文に関する考察を適切に記述できる。
2ndQ
9週 漢文(1) 漢文を読み、表現の特色を理解する。
10週 漢文(2) 同上
11週 漢文(3) 同上
12週 現代文(4) 現代文を読み、表現の特色を理解する。
13週 現代文(5) 同上
14週 現代文(6) 同上
15週 前期末試験 日本語運用能力、現代文と漢文に関する考察を適切に記述できる。
16週 前期末試験の返却と解説 前期の範囲について、それぞれの表現の特色を再確認する。
後期
3rdQ
1週 現代文(7) 現代文を読み、表現の特色について理解する。
2週 現代文(8) 同上
3週 現代文(9) 同上
4週 現代文(10) 同上
5週 現代文(11) 同上
6週 現代文(12) 同上
7週 現代文(13) 同上
8週 後期中間試験 日本語運用能力、現代文に関する考察を適切に記述できる。
4thQ
9週 後期中間試験の返却と解説 後期中間までの範囲で、小説等の表現の特色について再確認する。
10週 多様な表現(1) 多様な表現を読み、それぞれの特色を理解する。
11週 多様な表現(2) 同上
12週 多様な表現(3) 同上
13週 多様な表現(4) 同上
14週 多様な表現(5) 同上
15週 学年末試験 日本語運用能力、多様な表現に関する考察を適切に記述できる。
16週 学年末試験の返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3前2,前3,前4,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3前2,前3,前4,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3前5,前6,前7,前9,前10,前11,後10,後11,後12,後13,後14
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3前1,後10,後11,後12,後13,後14
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3前1,後10,後11,後12,後13,後14
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3前1,後10,後11,後12,後13,後14
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3前1,後10,後11,後12,後13,後14
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
他者の意見を聞き合意形成することができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
合意形成のために会話を成立させることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3前1,後10,後11,後12,後13,後14
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前1,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験課題漢字テスト合計
総合評価割合801010000100
基礎的能力801010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000