インターンシップ

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 インターンシップ
科目番号 0196 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物化学システム工学科 対象学年 5
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 特になし
担当教員 濱邊 裕子,道園 達也

到達目標

1.自分のキャリアを検討し,実習先を選定することができる。
2.実習体験を通して業務に必要な能力・態度について理解し,自分の行動を点検することができる。
3.実習体験を通して社会人として必要なマナーについて理解し,自分の行動を点検することができる。
4.実習体験を通して,社会貢献の重要性と自分の役割について考えることができる。
5.実習内容について報告書を作成し,プレゼンテーションをおこなうことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
自分のキャリアを検討し,実習先を選定することができる。 自分の専門性や特性,関心を踏まえた上で進路を考え,実習先を選ぶことができる 自分の進路を考えて実習先を選ぶことができる 自分の進路を考えて実習先を選ぶことができない.
実習体験を通して業務に必要な能力・態度について理解し,自分の行動を点検することができる。 業務上必要な協調性,コミュニケーション,リーダーシップなどの能力,態度について理解し,自分の行動を振り返り,今後に活かすことができる。 業務上必要な協調性,コミュニケーション,リーダーシップなどの能力,態度について理解し,自分の行動を振り返ることができる。 業務上必要な能力,態度について理解することができない。
実習体験を通して社会人として必要なマナーについて理解し,自分の行動を点検することができる。 社会人として必要なマナーについて理解し,自分の行動を点検して,今後に生かすことができる。 社会人として必要なマナーについて理解し,自分の行動を点検することができる。 社会人として必要なマナーについて理解することができない。
実習体験を通して,社会貢献の重要性と自分の役割について考えることができる。 企業等の活動の社会的意義や役割,個人の業務の意味や目的などについて考え,自分の将来の目標に関連付けることができる。 企業等の活動の社会的意義や役割,個人の業務の意味や目的などについて考えることができる。 企業等の活動や個人の業務の意味,目的などについて考えることができない。
実習内容について報告書を作成し,プレゼンテーションをおこなうことができる。 実習内容について,得られた知識や発見,自分自身の将来と結びつけた考察などを踏まえた報告書を作成し,プレゼンテーションをおこなうことができる。 実習の具体的な内容や考察について指定様式に従って報告書を作成し,プレゼンテーションできる。 実習内容について指定の書式に従って報告書を作成できず,プレゼンテーションもできない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
インターンシップは,熊本高等専門学校の学生一人一人の勤労観,職業観を育てるキャリア教育の一環として,企業や公共機関等において,自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験を行うことを目的とする.
授業の進め方・方法:
インターンシップでは,企業や団体での就業体験を行う.受け入れ企業・団体は自分の進路を考えて選定する.実習期間は原則として夏季休業中とする.実習先では日々の記録を取り,終了後に指定の書類を提出し,インターンシップ発表会を行う.
インターンシップに関する基本的な情報は担任等を通じて提供されるが,事前・事後を通じて学生が主体的に取り組むことが重要である.例えば,学生が自らおこなうべき作業の主要な項目は以下のようになる.
○事前作業
・インターンシップ受け入れ企業・団体の把握 ・実習先の選定 ・書類の作成・発送 ・実習期間の確認と決定 ・移動に関する手続き(旅券の手配等) 
○インターンシップ期間
・企業での実習 ・インターンシップ証明書の受領
○事後作業
・実習先へのお礼状の送付 ・インターンシップ報告書の作成 ・必要書類の提出 ・インターンシップ報告会の準備/発表
注意点:
・移動に関する手続き等は各自で行うこと.
・実習先に向かう前に,持参品のチェックを行うこと.(実習服などの確認)
・実習先で事故やトラブルがあった場合は,速やかに担任か本校の学務係へ連絡すること.
・移動中や実習先では先方の迷惑にならないように本校の学生としての自覚を持って行動すること.また,安全については十分留意すること.
・単位認定については,企業等での就業体験および自分の学修成果についての点検,総括をおこなっているか否かでおこなう.ただし,就業体験中に故意または重大な過失によって第三者に損害を与えたり,本科目の目的に照らし著しく逸脱する行為などがあった場合は単位を認定しないことがある.

・単位認定は,次の全ての事項に不備なき場合に行い,成績は「合格」とする.
 ○実働日数が5日以上であること 
 ○インターンシップ証明書の提出 
 ○実習報告書を提出し,学修成果の点検,総括がなされていること
 ○実習報告会の実施

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 (実習先の実施計画による) (実習先の実施計画による)
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

実習先からの評価合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力00
分野横断的能力100100