概要:
インターンシップは学生一人一人の勤労観,職業観を育てるキャリア教育の一環として,産業界並びに公共機関等において自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験を行うことを目的とする。
実習期間が5日間以上で単位認定を行う。
授業の進め方・方法:
インターンシップでは本校での学業以外に企業での就業体験を行う。受け入れ企業については夏休み前に担任から連絡があるので,自分の進路を考えて希望する企業を選定する。実習期間は原則として夏季休業中である。実習先では日々の記録をとり,帰校後に指定の書類を提出し,インターンシップ発表会を行う。
インターンシップの連絡関係は担任を通じて行われる。詳細は4月以降に担任から連絡がある。例えば,各自で作業する項目を並べると以下のようになる。
■夏季休業前:インターンシップ受け入れ企業の発表、希望先の決定、書類の発送、実習期間の確認と決定:
■インターンシップ期間:移動に関する手続き(旅券の手配等)、企業での実習、 インターンシップ証明書の受領
■夏季休業後: インターンシップ報告書の作成、 書類の提出(インターンシップ証明書,インターンシップ報告書)、 インターンシップ報告会の準備・発表
注意点:
インターンシップ先の決定は自分の進路を考えて選定することが望ましい。企業研究を率先して行なうこと。
・ インターンシップは各自の将来を考える非常に良い機会である。積極的に参加すること。
・ 企業での実習は社会人としてのマナーを学ぶ場でもある。社会参加の意義を知ること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 3 | 前1 |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 3 | 前1 |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 3 | 前1 |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 3 | 前1 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 3 | 前1 |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | 前1 |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | 前1 |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | 前1 |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | 前1 |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | 前1 |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | 前1 |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | 前1 |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 3 | 前1 |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | 前1 |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | 前1 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | 前1 |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 3 | 前1 |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | 前1 |