到達目標
本科目は、技術経営に関する基礎的事項を把握するとともに、技術マネジメント力の構築法の原理について理解し、実際の技術開発における構想や運営に応用できる基礎を身に着けることを目標とする。
これからの技術者が身に付けておきたいマーケティングや起業力などの「技術経営」学の基礎を修得し、プレゼンを通して意見を述べることができる。産業や技術の動向など技術社会に対する一般的な見識を身に付けて、レポートにまとめることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
社会の動向と地域の動向の調査およびその状況把握と伝達力 | 技術を取り巻く社会動向と地域の動向を調査し見識を深めて、纏まりのあるレポートに整理できるとともに他人に対してわかりやすいプレゼンテーションをすることができる。 | 技術を取り巻く社会動向と地域の動向を調査し見識を深めて、纏まりのあるレポートに整理し他人に対してプレゼンテーションをすることができる。 | 技術を取り巻く社会動向と地域の動向を調査し見識を深めて、纏まりのあるレポートに整理することができず、他人に対してプレゼンテーションをすることができない。 |
マーケティングの基礎知識についての理解 | マーケティング法の中のポジショニング法について、グループで作業を行い、誰にでも分り易いポジショニングマップを作成して、他人にわかりやすいプレゼンテーションが行うことができる。 | マーケティング法の中のポジショニング法についてポジショニングマップを作成してプレゼンテーションが行うことができる。 | マーケティング法の中のポジショニング法についてポジショニングマップを作成することができない。 |
マネジメント戦略法の修得 | あるテーマについて、SWOT分析などを活用して、実現性が高い分り易い戦略]マップを作成することができる。 | あるテーマについて、SWOT分析などを活用して、戦略マップを作成することができる。 | あるテーマについて、SWOT分析などを活用して、戦略]マップを作成することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
これからの技従者にとって必要とされる技術経営力の基礎を習得することを目的として、特に、技術マネジメントに関するマーケティングと経営工学及び起業化についての内容について基本的な考え方を習得するとともに、技術を取り巻く社会環境の動向を概観して見識を高める内容を中心に解説する.さらに、企業人講演、グループワークによるブレーンストーミングも講義の中に取りこんで、多様な価値観を身に付ける.BSCを用いたマネジメント戦略の提案演習も行う.課題についてのレポートを作成することで、講義で解説した内容の理解度を確認する.講義内容は、マーケティング、事業起業化などの技術管理的内容から、社会の動向などについても関連付けて解説する.
*実務との関係
本科目の担当教員は企業や公的研究機関において、技術マネジメント手法を用いて技術開発業務やグループにおける開発戦略等を実践しており、その経験・知見を活かして本科目の核となる技術経営論を座学と演習により学生に教授するものである。
授業の進め方・方法:
グループワーク、レポート、プレゼンテーション内容、試験で評価する.総合評価で60%以上の得点で合格とする.
注意点:
本科目は、2単位の学修科目である.規定授業時間は30時間であり、1単位あたり30時間程度の自学学習が求められる.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
社会の動向と地域の動向 |
技術を取り巻く社会動向と地域(九州、熊本)動向について見識を深め説明することができる.
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3週 |
社会の動向と地域の動向 |
技術を取り巻く社会動向と地域(九州、熊本)動向について見識を深め説明することができる.
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4週 |
社会の動向と地域の動向 |
技術を取り巻く社会動向と地域(九州、熊本)動向について見識を深め説明することができる.
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5週 |
社会の動向と地域の動向 |
技術を取り巻く社会動向と地域(九州、熊本)動向について見識を深め説明することができる.
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6週 |
マーケティング入門 |
技術開発がユーザーのためになるような取り組みをすることが大事であることを理解し説明できる.
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7週 |
マーケティング入門 |
技術開発がユーザーのためになるような取り組みをすることが大事であることを理解し説明できる.
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8週 |
マーケティング入門 |
マーケティングが技述開発に必要であることを理解し説明することができる.
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2ndQ |
9週 |
マーケティング入門 |
マーケティングが技術開発に必要であることを理解し説明することができる.
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10週 |
マネジメント戦略 |
技術開発と技術マネジメントの関係について見識を高め、説明することができる.
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11週 |
マネジメント戦略 |
技術開発と技術マネジメントの関係について見識を高め、説明することができる.
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12週 |
マネジメント戦略 |
技術開発と技術マネジメントの関係について見識を高め、説明することができる.
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13週 |
マネジメント戦略 |
技術開発と技術マネジメントの関係について見識を高め、説明することができる.
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14週 |
マネジメント戦略 |
技術開発と技術マネジメントの関係について見識を高め、説明することができる.
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15週 |
試験 |
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16週 |
マネジメント戦略 |
技術開発と技術マネジメントの関係について見識を高め、説明することができる.
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 30 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 30 | 30 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |