言語処理

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 言語処理
科目番号 AE1213 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 資料を配布する.
担当教員 赤石 仁

到達目標

自然言語処理の基本となる単語辞書とコーパス,言語の統計,形態素や構文等について,その基礎的な概念と代表的な応用について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1単語辞書とコーパスの応用について説明できる.単語辞書とコーパスの基礎について説明できる.単語辞書とコーパスについて説明できない.
評価項目2言語の統計の応用について説明できる.言語の統計の基礎について説明できる.言語の統計について説明できない.
評価項目3形態素や構文の応用について説明できる.形態素や構文の基礎について説明できる.形態素や構文について説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
自然言語処理技術の応用範囲は,文字入力支援,機械翻訳、テキスト検索など、極めて広い。本授業では、自然言語処理の基本的な考え方や手法を扱う.
授業の進め方・方法:
授業はパワーポイントによるスライドとオンラインテキストを用いて進め、必要に応じて配布資料により補足説明を行う。授業では講義による説明だけではなく、自然言語処理に関連した様々な演習を、Python3とNLTKを用いて行う。
自学自習として,配布する英文テキストを授業の前に予習として翻訳してもらう.授業中にその翻訳の内容を確認する.また,プログラミング等を含む演習問題を各章ごとに提示する.学生はレポートとしてそれを解答し提出する.
注意点:
授業におけるテキストは英語のものを用いる.スライドも英語を中心として行う.また,演習ではPython3とNLTKを中心的に利用する.
本科目は,2単位の学修科目です.規定授業時間は30時間であり,1単位あたり30時間程度の自学学習が求められます.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 自然言語処理概要 自然言語処理概要について説明できる.
2週 PythonとNLTKの基礎1 PythonとNLTKについて基礎的な利用ができる.
3週 PythonとNLTKの基礎2 PythonとNLTKについて基礎的な利用ができる.
4週 単語辞書とコーパス 単語辞書とコーパスについて説明できる.
5週 言語の統計 言語の統計について説明できる.
6週 形態素解析1 形態素解析について説明できる.
7週 形態素解析2 形態素解析について説明できる.
8週 構文解析1 構文解析について説明できる.
2ndQ
9週 構文解析2 構文解析について説明できる.
10週 意味解析1 意味解析について説明できる.
11週 意味解析2 意味解析について説明できる.
12週 文脈解析1 文脈解析について説明できる.
13週 文脈解析2 文脈解析について説明できる.
14週 統計的言語処理 統計的言語処理について説明できる.
15週 情報検索 情報検索について説明できる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力0000000
専門的能力01000000100
分野横断的能力0000000