ディジタル通信システム工学

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 ディジタル通信システム工学
科目番号 0008 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 神谷 幸宏「C言語によるディジタル無線通信技術」コロナ社
担当教員 下塩 義文

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
変復調方式に関する理解BPSK,QPSK,SS,OFDMについて理論的に説明できるBPSK,QPSK,SS,OFDMについて回路等を参照して動作を説明できるBPSK変調について説明できない
シミュレーション技術Octaveを使って,変復調に関するシミュレーションができる.Octaveを使って,QPSK,OFDMに関する変復調技術のシミュレーションができる.Ocatveを用いた変復調のシミュレーションが一つもできない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

JABEE非対応教育プログラム「電子情報技術専修コース」 (1)-1 説明 閉じる
JABEE対応教育プログラム「電子・情報技術応用工学コース」 D-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 講義概要・評価方法等についての説明.本学習で必要なOctave言語の文法について シラバスを理解する.Octave言語の文法を理解する.
2週 デジタル通信技術の概観 デジタル通信とアナログ通信の特徴,概要について理解する
3週 信号と雑音の基礎理論(1) 信号を数学的に表現できる.実信号と解析信号について理解する.
4週 信号と雑音の基礎理論(2) 雑音の数学的表現ができる.雑音の性質について理解する.整合フィルタについて理解する.
5週 変復調技術(1) BPSK変調について,理解しシミュレーションプログラムを書ける.
6週 変復調技術(2) QPSK変調について,理解しシミュレーションプログラムを書ける.
7週 変復調技術(3) QPSK変調について,理解しシミュレーションプログラムを書ける.
8週 フェージング(1) 2種類のフェージング通信路について理解する.
4thQ
9週 フェージング(2) フェージング通信路のモデル化としシミュレーションができる.
10週 スペクトル拡散通信(1) スペクトル拡散技術について理解する.
11週 スペクトル拡散通信(2) スペクトル拡散通信の送信・受信のシミュレーションができる.
12週 RAKE受信機 RAKE受信について理解する.
13週 直交周波数分割多重(1) 周波数分割多重通信方式について理解する.
14週 直交周波数分割多重(2) 周波数分割多重通信方式の送信・受信のシミュレーションができる.
15週 試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合40600000100
基礎的能力0000000
専門的能力40600000100
分野横断的能力0000000