概要:
ものづくりを通して創造性・デザイン力・チームワーク力を養う。新しい商品や技術の開発には創造力と実現力が欠かせない。問題発見・課題探求から解決のためのアイデア創出、制約の下での企画や行程計画など、エンジニアリングデザインについての基本を理解し、ものづくりの課題を通してグループワークによる実践実習を行う。
授業の進め方・方法:
授業では先ず、デザインに関わる基本的事項について講義と演習を行う。次に、課題として与えられるテーマについて、グループ(3~4名/チーム)ごとに限られた予算の下、チームワークとして作品を企画・設計・製作する。企画・設計では、目的、コンセプト、ユーザの範囲、コスト、既存のものとの違いや工夫などを明確にさせる。製作では、部品の選定、工作・加工、途中で生じる問題の解決など、実践技術を習得させる。最後に作品プレゼンテーションとして発表会を実施する。
注意点:
アイデア・企画などグループワークの議論においては、聞く力・話す力が求められます。また、設計・製作ではチームでの知識の応用と工夫する力、発表ではプレゼンテーション力など、本科目では総合力が試されます。すべての実習に積極的に参加することが重要です。なお,規定授業時数は60時間で,課題に対する調査・試作・レポート作成等のために放課後・家庭で30時間程度の自学学習が求められます.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 専門的能力の実質化 | PBL教育 | PBL教育 | 状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |