ソフトウェア設計工学

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 ソフトウェア設計工学
科目番号 AN129 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 PPTやプリントを使用する
担当教員 卜 楠

到達目標

本科目はソフトウェア開発の要件定義分析およびプログラム構造、振舞いなどの設計にかかわる手法について、代表的なUMLモデリング手法を理解することを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ソフトウェアの設計プロセスソフトウェアの基本プロセスを理解し、各段階の作業とその意義を理解したうえ、実問題に対して応用できる。ソフトウェアの基本プロセスを理解し、各段階の作業とその意義を理解できるソフトウェアの基本プロセスを理解し、各段階の作業とその意義を理解できない。
UMLによるソフトウェア設計 UMLによるソフトウェア設計を実問題に適用し、ソフトの設計を実現できる。UMLによるソフトウェア設計を理解し、各段階において必要な分析ができる。UMLによるソフトウェア設計について、各段階の分析ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目はソフトウェア開発のプロセスにおいて、設計するアプリケーションの要件定義分析およびプログラム構造、振舞いなどの設計にかかわる手法について説明する。内容として、UML(Unified Modeling Language)を利用してシステムのモデリングを行う手法を紹介し、実例を用いてその理解を深める。
授業の進め方・方法:
ソフトウェア設計に用いられるUMLの手法を実例を利用し、複数のメンバーでチームを構成して実問題を利用して実践する。授業内容の一部は英語による実施することがある。(Part of the lecture is achieved with English)講義内容以外、実アプリケーション課題を解決し、演習という形でソフトウェアの開発を実践する。
注意点:
1単位あたり30時間程度の自学自習が求められます。数回のレポート評価点を合計して総合評価とする。レポートを提出しないものは0点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス (Guidance)
2週 ソフトウェアの設計プロセス (Software development process) 大型ソフトウェアアプリケーション開発の典型的なプロセスを紹介し、ソフトウェア設計段階の重要性を示す。
3週 UMLの紹介 (UML: Unified Modeling Language) ソフトウェア開発の手法として広く利用されているUMLを紹介する。
4週 実アプリケーションProject (Project Study) 課題を利用して実践的にUMLを理解する。
5週 実アプリケーションProject (Project Study) 課題を利用して実践的にUMLを理解する。
6週 実アプリケーションProject (Project Study) 課題を利用して実践的にUMLを理解する。
7週 実アプリケーションProject (Project Study) 課題を利用して実践的にUMLを理解する。
8週 実アプリケーションProject (Project Study) 課題を利用して実践的にUMLを理解する。
4thQ
9週 要件分析(Requirements Analysis) 問題における各チームの設計目標を確認し、それに応じて要件分析ができるように理解させる。
10週 要件分析(Requirements Analysis) 問題における各チームの設計目標を確認し、それに応じて要件分析ができるように理解させる。
11週 要件分析(Requirements Analysis) 問題における各チームの設計目標を確認し、それに応じて要件分析ができるように理解させる。
12週 外部と内部分析 (Design) 問題において、各チームは各自の設計目標と要件分析の結果を踏まえて、内部分析ができるように理解させる。
13週 外部と内部分析 (Design) 問題において、各チームは各自の設計目標と要件分析の結果を踏まえて、内部分析ができるように理解させる。
14週 外部と内部分析 (Design) 問題において、各チームは各自の設計目標と要件分析の結果を踏まえて、内部分析ができるように理解させる。
15週 外部と内部分析 (Design) 問題において、各チームは各自の設計目標と要件分析の結果を踏まえて、内部分析ができるように理解させる。
16週 課題レポート評価の説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート課題合計
総合評価割合100100
基礎的能力4040
専門的能力3030
分野横断的能力3030