空間計画学

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 空間計画学
科目番号 0001 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「20世紀建築の空間―空間計画学入門」(瀬尾文彰、彰国社)、プリント/“Buildings & Power, Freedom and control in the origin of modern building types”, Thomas A. Markus, Routledge、「人間と空間」(O.F.ボルノウ、せりか書房) 担当者 森山 学
担当教員 森山 学

到達目標

1.近代・現代建築の理念を理解できる。
2.近代・現代建築の空間計画、意匠の手法を理解できる。
3.建築作品をその空間構成の点から分析する手法を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1近代・現代建築の理念を理解できる。近代・現代建築の理念をおおよそ理解できる。近代・現代建築の理念を理解できない。
評価項目2近代・現代建築の空間計画、意匠の手法を理解できる。近代・現代建築の空間計画、意匠の手法をおおよそ理解できる。近代・現代建築の空間計画、意匠の手法を理解できない。
評価項目3建築作品をその空間構成の点から分析する手法を理解できる。建築作品をその空間構成の点から分析する手法をおおよそ理解できる。建築作品をその空間構成の点から分析する手法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
近代・現代の建築物を対象に、建築物の空間を把握する際に必要となる、理念、空間計画・意匠の手法、空間構成の分析手法を学ぶ。特に、空間、時間、場所をキーワードに展開する。
授業の進め方・方法:
教科書、関連するテキストの輪読やジグソー法を行い、解説し、受講者間で意見交換を行う。意見交換のための予習を事前にしておく必要がある。また関連するDVDを視聴する。空間分析の方法を教えレポートで実践させる。
注意点:
・予習を事前にしておくこと。教科書の該当ページを要約するだけでなく、関連する資料を調査しておくことが望ましい。
・該当ページに登場する建築物の画像データを事前に用意しておくこと。
・活発な意見交換を行ってほしい。
・レポートの締切が間に合わない場合は、60点満点での採点になる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 空間について
3週 建築空間について
4週 空間マップ分析
5週 均質空間
6週 ミース・ファン・デル・ローエの建築空間
7週 時・空間
8週 ル・コルビュジエの建築空間
2ndQ
9週 幾何学・比例分析
10週 場所
11週 ルイス・カーンの建築空間
12週 「人間と空間」
13週 均質空間、時・空間、場所で事例をよむ
14週 均質空間、時・空間、場所で事例をよむ
15週 (定期試験)
16週 振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000