創成実践技術

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 創成実践技術
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 資料配布
担当教員 渕田 邦彦,木場 信一郎

到達目標

1. 種々の発想ツ-ル、とくにメカニカル発想法とブレ-ンスト-ミング法を理解し、それらを用いて発想力を訓練できる。
2. 基本的な課題探求に取組み、問題発見・解決能力を高めることができる。
3. 演習課題への取組みの成果をレポ-トにまとめ、プレゼンテ-ションすることができる。
4. モノ創成の演習課題に取組み、創成実験を通して多くのアイデアを創出することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1. 発想ツ-ルとしてのメカニカル発想法を理解し、それらを用いて発想力を訓練できる。講義で説明したメカニカル発想法を十分理解し、演習で取組んだ内容以外の課題に対してもこの方法を適用できる。講義で説明したメカニカル発想法を十分理解し、演習で取組んだ課題に対してアイデアを創出できる。講義で説明したメカニカル発想法を用いて、演習で取組んだ課題に対してアイデアを創出できない。
2. モノ創成などの演習課題に取組み、演習を通して多くのアイデアを創出することができる。講義で説明したメカニカル発想法を演習で取組んだ内容以外の課題に対して適用し、多くのアイデアを創出できる。講義で説明したメカニカル発想法を、演習で取組んだ課題に対して適用し、アイデアを創出できる。講義で説明したメカニカル発想法を用いて、演習で取組んだ課題に対して適用できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE基準 (d2-d) 説明 閉じる
JABEE基準 (e) 説明 閉じる
JABEE基準 (h) 説明 閉じる
JABEE基準 (i) 説明 閉じる
専攻科到達目標 6-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
技術者に必要とされる「課題探究・創成能力」の訓練を目的とするデザイン教育科目。メカニカル発想法やブレ-ンスト-ミングなどの発想ツ-ルを駆使してのOpen-Ended課題による発想訓練,成果発表・質疑応答訓練を実施し,さらにモノ創成の理論を習得させ、発想力の重要性を認識させる。
授業の進め方・方法:
発想ツ-ルを用いてのOpen-Ended課題による発想訓練,成果発表・質疑応答訓練を実施する。さらに創成課題によるモノ創成の理論を習得実することで発想力の重要性を認識させる。各単元で発想法に関連する演習課題を課し、課題への取組みを通じて、発想力について基礎的な理解を深める。
注意点:
目標項目1から4についての達成度を課題レポ-ト等で確認する。2回の演習課題レポート等の評価を50%程度,創造プログラム演習課題を50%程度として総合評価して成績を算出し、60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 知識の量と創造力
3週 知識の既成概念
4週 思考実験による発想準備
5週 創造力初期値の測定
6週 メカニカル発想法の訓練
7週 ブレーンストーミング法
8週 発想課題演習1
2ndQ
9週 発想課題演習2
10週 発想課題演習レポート作成
11週 レポートのプレゼンテーション
12週 創造プログラム演習課題
13週 創造プログラム演習課題
14週 準備
15週 課題プレゼンテーション(1)
16週 課題プレゼンテーション(2)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0100000100