地域計画論

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 地域計画論
科目番号 0019 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「都市のイメージ」ケビン・リンチ、「パタン・ランゲージ」クリストファー・アレグザンダー、「輝く都市」ル・コルビュジエ、「明日の田園都市」ハワード、「コンパクトシティ」
担当教員 下田 貞幸

到達目標

1.わが国の基本的な都市計画制度を理解できる。
2.コンパクトシティなどの都市計画における重要な理論を理解できる。
3.まちづくりにおける住民参加の意義を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本の都市政策について説明できる日本の都市政策の概要について理解できる日本の都市政策を理解できない
評価項目2コンパクトシティなどの都市計画における重要な理論のほとんどの項目をわかりやすく説明できる。コンパクトシティなどの都市計画における重要な理論の一部を理解できる。コンパクトシティなどの都市計画における重要な理論を理解できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

JABEE基準 (1(2)(d)(4)) 説明 閉じる
JABEE基準 (e) 説明 閉じる
JABEE基準 (h) 説明 閉じる
JABEE基準 (i) 説明 閉じる
専攻科到達目標 6-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目は本科4年の「地域及び都市計画」で学んだ基礎を踏まえ、地域や都市についてさらに専門知識と理解を深めることを目的とする。特に都市形成に重要な役割を果たしてきた理論や手法、考え方について深く学習する。また、これからの都市計画・まちづくりには地域住民の主体的参加が不可欠となることから地域住民のまちづくりへの関わりにも着目する。このことを踏まえて、重要な都市計画理論や都市計画制度、コミュニティ理論や住民参加型の意義、それらの先進事例について学ぶ。
授業の進め方・方法:
毎回課題を提示する。受講生はその課題について取り組み
① 概要
② 事例等
③ 今後の都市計画・まちづくりに活用する方策、問題点・課題等
について授業にて発表し、ディスカッションのテーマとする。教員は補足解説を行う。
注意点:
・ 受講生は提示したレポート課題について参考文献等により調べ、PPTにより発表する。参考文献の記述を必ず行い自分の言葉で記述すること。調査する際になぜ?という問いかけが重要である。
・ “なぜ?”という問いかけを常にもち、授業では質問を積極的に行うこと。地域のまちづくりに積極的に参加してほしい。“現場に真実あり”である。全国各地、世界各地の街や地域を体験すること。
・ 質問は随時受け付ける。メールも活用してもらいたい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、日本の都市政策と中心市街地問題 日本の都市政策の概要について理解することができる
2週 日本の都市政策と中心市街地問題
住民参加によるまちづくりの意義と事例
日本の都市政策の概要や住民参加の意義について理解することができる
3週 コンパクトシティ コンパクトシティについて理解することができる
4週 コンパクトシティ コンパクトシティについて理解することができる
5週 TOD TODについて理解することができる
6週 TOD TODについて理解することができる
7週 田園都市 田園都市論について理解することができる
8週 田園都市 田園都市論について理解することができる
4thQ
9週 都市のイメージ 都市のイメージについて理解することができる
10週 都市のイメージ 都市のイメージについて理解することができる
11週 ル・コルビュジエによる都市計画 ル・コルビュジエによる都市計画について理解することができる
12週 ル・コルビュジエによる都市計画 ル・コルビュジエによる都市計画について理解することができる
13週 パタン・ランゲージ パタン・ランゲージについて理解することができる
14週 パタン・ランゲージ パタン・ランゲージについて理解することができる
15週 定期試験(最終レポート)
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題最終レポート相互評価合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力0000000
専門的能力702010000100
分野横断的能力0000000