空間計画学

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 空間計画学
科目番号 0046 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「20世紀建築の空間―空間計画学入門」(瀬尾文彰、彰国社)、プリント/“Buildings & Power, Freedom and control in the origin of modern building types”, Thomas A. Markus, Routledge、「人間と空間」(O.F.ボルノウ、せりか書房) 担当者 森山 学
担当教員 森山 学

到達目標

1.近代・現代建築の理念を理解できる。
2.近代・現代建築の空間計画、意匠の手法を理解できる。
3.建築作品をその空間構成の点から分析する手法を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1近代・現代建築の理念を理解できる。近代・現代建築の理念をおおよそ理解できる。近代・現代建築の理念を理解できない。
評価項目2近代・現代建築の空間計画、意匠の手法を理解できる。近代・現代建築の空間計画、意匠の手法をおおよそ理解できる。近代・現代建築の空間計画、意匠の手法を理解できない。
評価項目3建築作品をその空間構成の点から分析する手法を理解できる。建築作品をその空間構成の点から分析する手法をおおよそ理解できる。建築作品をその空間構成の点から分析する手法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
近代・現代の建築物を対象に、建築物の空間を把握する際に必要となる、理念、空間計画・意匠の手法、空間構成の分析手法を学ぶ。特に、空間、時間、場所をキーワードに展開する。
授業の進め方・方法:
教科書、関連するテキストの輪読を行い、解説し、それをもとに受講者はレポートを作成する。ここで得た知識をもとに空間を分析する意見交換を行う。また空間分析の方法を教えレポートで実践させる。
注意点:
・レポート作成は各自の理解度を高めるための取り組みであるため、積極的により良いレポートを作成してほしい。
・意見交換では活発な意見交換を行ってほしい。
・レポートの締切が間に合わない場合は、60点満点での採点になる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、空間計画について
2週 空間定式 3つの空間定式について理解する
3週 空間定式 3つの空間定式について理解する
4週 空間マップ分析
5週 均質空間 均質空間について理解する
6週 均質空間 均質空間について理解する
7週 幾何学・比例分析
8週 時・空間 時・空間について理解する
2ndQ
9週 時・空間 時・空間について理解する
10週 動線分析
11週 場所 場所について理解する
12週 場所 場所について理解する
13週 場所 場所について理解する
14週 「人間と空間」/オットー・フリードリッヒ・ボルノウ
15週 均質空間、時・空間、場所で空間を読む
16週 均質空間、時・空間、場所で空間を読む

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000