到達目標
機械工学,電気電子工学,土木工学,建築学,生物工学,応用化学に区分される専門分野のそれぞれに深く関わりを持つ、企業,公共機関,大学院・大学などにおける就業体験,キャリヤ形成のための研究体験を通して、学生自らが目指す専門分野について以下の能力を身につける。
1. 他のメンバーと協調して、課題に取り組むことができる。
2. 企業等の活動を通して、技術者がなしうる社会貢献について説明できる。
3. 参加したインターンシップ等の学外での実務経験の記録を残すことができる。
4. 記録をもとに、その目的及び概要を理解し、その内容をレポート等でまとめることができる。
5. 学外での実務経験の内容を、聞き手の理解を促すように工夫してプレゼンテーションを行うことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
他のメンバーと協調して、課題に取り組むことができる | チームの中で協調性を発揮し、課題に取り組むことができる | 他のメンバーと協調して、課題に取り組むことができる | 受け入れ先からの問題指摘があった |
企業等の活動を通して、技術者がなしうる社会貢献について説明できる | 技術者がなしうる社会貢献について、社会への影響を考慮して説明できる | 企業等での活動を通して、技術者がなしうる社会貢献について説明できる | 企業等で体験した活動の社会的意義について説明できない |
参加したインターンシップ等の学外での実務経験の記録を残すことができる | 参加したインターンシップ等の学外での実務経験の記録により、実務の内容を分析することができる | 参加したインターンシップ等の学外での実務経験の記録を残すことができる | 実務経験の記録を整理して、残すことができない |
学外での実務経験の内容を、聞き手の理解を促すように工夫してプレゼンテーションを行うことができる | 学外での実務経験の内容を、聞き手の理解を促すように工夫してプレゼンテーションを行い、適切な質疑応答ができる | 実務経験の内容を、聞き手の理解を促すように工夫してプレゼンテーションを行うことができる | 工夫してプレゼンテーションを行うことができない |
学科の到達目標項目との関係
JABEE基準 (i)
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専攻科到達目標 4-3
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専攻科到達目標 4-4
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教育方法等
概要:
インターンシップを利用した企業や官公庁等学外での研修・実習は、実務を経験する貴重な機会であり、専攻科における学習・教育に多大な効果が期待される。
授業の進め方・方法:
本科目では学内での講義や実験・研究とは別に、機械工学,電気電子工学,土木工学,建築学,生物工学,応用化学のうち、学生が目標とする1つの専門分野において、自主的に参加した学外での様々な実務経験を単位として認定する。
上記6専攻区分のうち、学生が主体的に選択した1つの専門分野において認定する実務経験は、主として以下のケースである。
・ 企業での実習
・ 官公庁等での実習
いずれの場合も単位の認定には、実習期間5日以上,インターンシップ証明書の提出,実習報告書の提出,インターンシップ報告会での発表が必要である。
なお、実施された期間によって1単位(5日以上9日まで),2単位(10日以上14日まで),3単位(15日以上19日まで),4単位(20日以上)とする。
単位は、1年次学年末に認定する。
その他
1. 本科目は開講期間にかかわらず実施可能。
2. 実施にあたっては、必ず事前に計画などについて打ち合わせを行うこと。
3. 実施後は、必ず報告を行うとともに、実施内容のレポート作成を行うこと。
注意点:
・ 授業では得られない実務上の経験を経て、その後の研究や授業への取り組み、進路の選択などに活かせるよう、インターンシップでは目的を持って自主的かつ積極的に活動すること。
・1日の実習に対して、実習に従事する時間以外に1時間相当以上の自学学習を行うこと。
・機会を見つけて積極的に学外の色々な実務を経験する事により、自分自身の持つ基礎力と実践力を高めてほしい。
・学習・教育到達目標への対応:(4)4-3,4-4,(5)5-2
授業計画
評価割合
| インターンシップ証明書 | 報告書 | 報告会 | 合計 |
総合評価割合 | 25 | 50 | 25 | 100 |
専門的総合力 | 25 | 50 | 25 | 100 |