郷土の文学と人間

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 郷土の文学と人間
科目番号 0075 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 夏目漱石「坑夫」(岩波文庫)
担当教員 道園 達也

到達目標

1.発表資料を作成し、発表ができる。
2.発表者が提示した論点等について、ディスカッションできる。
3.先行研究を要約し、評価できる。
4.課題を設定し、自分なりに考察できる。
5.課題に対して、主体的に取り組むことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1発表資料を適切に作成し、聞きやすさに配慮した発表ができる。発表資料を作成し、発表ができる。発表資料の作成や、発表ができない。
評価項目2発表者が提示した論点等について、積極的にディスカッションできる。発表者が提示した論点等について、ディスカッションできる。発表者が提示した論点等について、ディスカッションできない。
評価項目3課題を設定し、自分なりの観点で考察できる。課題を設定し、考察できる。課題の設定や、考察ができない。
評価項目4課題に対して、主体的に取り組むことができる。課題に対して、取り組むことができる。課題に対して、主体的に取り組むことができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE基準 (a) 説明 閉じる
JABEE基準 (b) 説明 閉じる
専攻科到達目標 4-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
熊本は歴史と文化に恵まれ、文学遺産も豊富である。熊本にゆかりのある作家、作品は数多い。
今年度は、夏目漱石「坑夫」を読み解く。
授業の進め方・方法:
夏目漱石「坑夫」を読解する。【発表とディスカッション】担当箇所に関する課題設定と考察の資料を作成し、口頭発表する。その後全受講生でディスカッションを行う。【課題設定と考察】以上の作業を経て、改めて自ら課題設定と考察を行い、レポートを作成する。そのレポートについて口頭試問を行い、期末試験とする。
注意点:
全受講生は事前に本文を読み、授業時のディスカッションに参加すること。
発表担当者は資料作成など準備を行うこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要 資料作成と口頭発表の方法を理解する。
2週 漱石と「坑夫」 夏目漱石と「坑夫」の文学史的位置と表現の特色について理解する。
3週 精読(1) 発表担当者は資料を作成し、口頭発表を行う。発表後、ディスカッションを行う。
4週 精読(2) 同上
5週 精読(3) 同上
6週 精読(4) 同上
7週 精読(5) 同上
8週 精読(6) 同上
2ndQ
9週 精読(7) 同上
10週 精読(8) 同上
11週 精読(9) 同上
12週 精読(10) 同上
13週 精読(11) 同上
14週 レポート作成 精読(1)~(11)の成果を踏まえ、「坑夫」の表現の特色について、レポートを作成する。
15週 口頭試問(1) レポートに基づいて、口頭試問を行う。
16週 口頭試問(2) レポートに基づいて、口頭試問を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート発表討議・課題合計
総合評価割合602020000100
基礎的能力602020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000