到達目標
1.材料のもつ機能にはどのようなものがあり、それらが生じる原理が理解できる。
2.機能がどのように製品に活かされているかが理解できる。
3.機能材料のもつ問題点が理解でき、今後の製品への応用展開が予測できる。
4.機能材料の製造法や加工法が理解できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
材料の持つ機能や、それが生じるっ原理が理解できる | 材料の持つ機能や、それが生じる原理を理解し、説明できる | 材料の持つ機能や、それが生じる原理が理解できる。 | 材料の持つ機能や、それが生じる原理が理解できない。 |
機能の製品への応用が理解できる | 機能の製品への応用を理解し、説明できる | 機能の製品への応用が理解できる。 | 機能の製品への応用が理解できない。 |
機能材料のもつ問題点が解できる。
| 機能材料のもつ問題点を理解し、説明できる。
| 機能材料のもつ問題点が理解できる。
| 機能材料のもつ問題点が理解できない。
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機能材料の製造法や加工法が理解できる。
| 機能材料の製造法や加工法を理解し、説明できる。
| 機能材料の製造法や加工法が理解できる。
| 機能材料の製造法や加工法が理解できない。
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学科の到達目標項目との関係
JABEE基準 (1(2)(d)(1))
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JABEE基準 (1(2)(d)(3))
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JABEE基準 (c)
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専攻科到達目標 3-3
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教育方法等
概要:
新しい機能を持つ材料の開発は技術革新の大きな柱である。身のまわりを見渡しても、10年前には見られなかった新機能をもった製品や、性能がはるかに向上した製品をみつけることができる。しかし、工業技術の進歩は材料の品質に対する要求を厳しいものとし、品質の改善、新材料の開発が強く要望されるようになっている。先端機能材料では工業界で用いられている優れた機能を有する材料をとりあげ、その特性や製造法、さらに応用例について学ぶなかで、機能材料が世の中で果たしている役割について考える。
授業の進め方・方法:
材料のもつ機能がなにによって生じているかを基礎科学の立場から、理解するように務める。もちろん全てが説明できるわけではなく、経験と試行に頼っている部分も多いが、それらをひっくるめて機能材料がどのように使用され、それらが世の中でどのように役立っているかについて言及する。
機能材料の製造法や加工法にもふれ、機能材料を製品化するためのプロセスを知ることで、技術者として身につけておくべき事項を考えさせる。
注意点:
講義の最後にまとめと次回の講義内容を予告するので、ノートおよび配布資料の該当箇所を読んで復習・予習をし、発表できるようにすること。
授業では配布プリントを中心にすすめるので、プリントをよく読むこと。その他、自ら関連した参考書やインターネットを使用して幅広い知識を身につけることが大切である。必要により調査したことを発表して貰う。質問はいつでも受けます。
学修単位への対応は、授業中に、課題を掲示します。各自情報収集、考察などを通して自学自習に努めること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
機能材料とは |
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2週 |
傾斜機能材料 |
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3週 |
傾斜機能材料 |
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4週 |
焼結材料(超硬合金,セラミックス) |
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5週 |
焼結材料(超硬合金,セラミックス) |
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6週 |
光学材料(光学ガラス) |
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7週 |
光学材料(光学ガラス) |
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8週 |
特殊金属材料 |
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4thQ |
9週 |
特殊金属材料 |
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10週 |
半導体材料 |
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11週 |
半導体材料 |
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12週 |
新炭素系材料 |
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13週 |
新炭素系材料 |
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14週 |
超硬質材料(CBN,ダイヤモンド) |
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15週 |
(期末試験) |
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16週 |
答案返却と解答 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |