到達目標
1.文学理論の基礎を理解し、作品解釈に応用できる。
2.作品を評価し、多様な価値観を受容できる。
3.作品の細部を読解し、作品解釈を深められる。
4.先行研究を読解し、要約できる。
5.先行研究を参照して自らテーマを設定し、レポートを作成できる。
6.口頭試問において、自らのレポートに関する質問に答えられる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文学理論の基礎を理解し、作品解釈に応用できる。 | 文学理論の基礎を理解できる。 | 文学理論の基礎を理解することも、作品解釈に応用することもできない。 |
評価項目2 | 作品を評価し、多様な価値観を受容できる。 | 作品を評価することができる。 | 作品を評価することも、多様な価値観を受容することもできない。 |
評価項目3 | 作品の細部を読解し、作品解釈を深められる。 | 作品の細部を読解できる。 | 作品の細部を読解することも、作品解釈を深めることもできない。 |
評価項目4 | 先行研究を読解し、要約できる。 | 先行研究を読解できる。 | 先行研究を読解することも、要約することもできない。 |
評価項目5 | 先行研究を参照して自らテーマを設定し、レポートを作成できる。 | 自らテーマを設定し、レポートを作成できる。 | レポートを作成できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 4-1
説明
閉じる
JABEE (a)
説明
閉じる
JABEE (b)
説明
閉じる
教育方法等
概要:
熊本は歴史と文化に恵まれ、文学遺産も豊富である。熊本にゆかりのある作家、作品を読み解く。
授業の進め方・方法:
夏目漱石「坊っちゃん」を読解する。ガイダンスで提示するスケジュールに基づいて、文学理論、評価と価値観、細部を読む、先行研究、テーマの設定について講義および討論を行う。以上の作業を経て、先行研究を参照し、自らテーマを設定し、レポートを作成する。そのレポートについて口頭試問を行い、試験とする。
注意点:
全受講生は本文を読み、授業時の討論に参加すること。
授業時の課題に積極的に参加し、成果を確実に提出すること。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業概要 |
資料作成と口頭発表の方法を理解する。
|
2週 |
漱石と「坊っちゃん」 |
夏目漱石と「坊っちゃん」の文学史的位置と表現の特色について理解する。
|
3週 |
文学理論(1) |
物語の二類型について理解し、作品読解に応用する。
|
4週 |
文学理論(2) |
人称と語りについて理解し、作品読解に応用する。
|
5週 |
文学理論(3) |
レトリックについて理解し、作品読解に応用する。
|
6週 |
評価と価値観(1) |
評価と価値観の観点で、作品解釈を深める。
|
7週 |
評価と価値観(2) |
同上
|
8週 |
細部を読む(1) |
作品の細部を読解し、作品解釈を深める。
|
2ndQ |
9週 |
細部を読む(2) |
同上
|
10週 |
先行研究(1) |
先行研究を理解し、要約する。
|
11週 |
先行研究(2) |
同上
|
12週 |
テーマの設定(1) |
先行研究を参照し自らテーマを設定する。
|
13週 |
テーマの設定(2) |
同上
|
14週 |
レポート作成 |
先行研究を参照し自らテーマを設定し、レポートを作成する。
|
15週 |
口頭試問(1) |
レポートに基づいて、口頭試問を行う。
|
16週 |
口頭試問(2) |
レポートに基づいて、口頭試問を行う。
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題(討論) | レポート | 口頭試問 | | | | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 50 | 10 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 50 | 10 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |