リベラルアーツ基礎

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 リベラルアーツ基礎
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物化学システム工学科(生物工学コース) 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 特に指定しない。適宜配布する。
担当教員 池田 翼,川尾 勇達,道園 達也

到達目標

①主体的学習および受動的学習の様態について理解し,自分自身の学習活動を検証することができる。
②継続的・主体的学習スキルについて理解し,自分自身の学習態度や行動を検証することができる。
③複数のメディアを利用して,必要な情報を収集し,整理することができる。
④社会協働やグループ活動,ディスカッションで求められるコミュニケーションスキルや態度を理解し,自分の行動,特性を検証することができる。
⑤論理的思考力,論理的表現力の考え方や方法について理解し,自分の学習活動や学習成果を検証することができる。
⑥分野横断的能力(リテラシー,コンピテンシー)に関する自分の特性について把握したうえで,その開発について考えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
主体的学習・受動的学習主体的学習および受動的学習について理解し,自分自身の学習活動を検証することができる。主体的学習および受動的学習について説明することができる。主体的学習および受動的学習の違いについて理解することができない。
継続的・主体的学習スキル継続的・主体的学習スキルについて理解し,自分自身の学習態度や行動を検証することができる。継続的・主体的学習スキルについて説明することができる。継続的・主体的学習スキルについて理解することができない。
状況に応じた情報の収集・整理複数のメディアを利用して,必要な情報を収集し,整理することができる。必要な情報を収集することができる。必要な情報を収集することができない。
コミュニケーションスキル社会協働やグループ活動,ディスカッションで求められるコミュニケーションスキルや態度を理解し,自分の行動,特性を検証することができる。社会協働やグループ活動,ディスカッションで求められるコミュニケーションスキルや態度を説明することができる。社会協働やグループワーク,ディスカッションで求められるコミュニケーションスキルや態度を理解できない。
論理的思考力,論理的表現力論理的思考力,論理的表現力の考え方や方法について理解し,自分の学習活動や学習成果を振り返ることができる。論理的思考力,論理的表現力の考え方や方法について説明することができる。論理的思考力,論理的表現力の考え方や方法が理解できない。
分野横断的能力の開発計画分野横断的能力について理解し,自分の特性を把握したうえで,その開発について考えることができる。分野横断的能力の内容について説明することができる。分野横断的能力の内容について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 3 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
「リベラルアーツ」関連科目においては、答えが与えられていない問いに対して、新たな解を探求する力を育成する。そのためには、アカデミックスキルやジェネリックスキルに関する知識を有している必要があり、また、必要な情報を組み合わせて利活用する能力、ものごとを分析して論理的・批判的に考察する能力、解を得る過程や解を共有する際に必要な表現力・協働力・コミュニケーション力が求められる。これらの能力を開発し実践的に定着させていくために、当科目では様々な概念についての基礎的な理解を得たうえで、受講者同士で協同しながら異分野の知識を組み合わせて解を見出す体験学習を実施する。関連科目における位置づけとしては、「リベラルアーツ」上位科目を履修していくのに必要な態度を養うものである。
授業の進め方・方法:
複数の教員がオムニバス方式で行う。授業の内容とその方法は、各担当者のシラバスによって実施される。評価の方法は、「学習内容の振り返り」の時間に記入する振り返りシートの記入内容により評価する。また、授業中の取り組み状況を評価に加える場合もある。
注意点:
学生諸君の主体的な活動を前提とした科目です。難しく考えずに積極的な授業参加をお願いします。

■自主学習について
【事前学習】次回の活動内容についてあらかじめ確認を行い、提示された課題があれば授業までに取り組むこと。
【事後学習】授業の内容を踏まえて、得られた知見を活かせる場面を積極的に探し、活用すること。また、グループ活動においては次回までに必要な作業を分担して行うこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

週 授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 考える技術 ものごとを分析的・論理的に考えるうえで必要になる、様々なスキルやツールを知り、自分自身に当てはめて実践する。
2週 分野横断的能力(リテラシー・コンピテンシー)を理解する 分野横断的能力(リテラシー・コンピテンシー)について理解し、自分の特性を踏まえて今後の学習計画を立てる。
3週 Well-beingについて Well-beingの概要を知り、構成要素について理解する。自分の生活に置き換えて、どのような行動指針がWell-beingの向上に寄与するかを考える。
4週 キャリアプランニングと分野横断的能力(1) これからのキャリア形成を考えて行くうえで必要となる、キャリアの築き方に関わる現代の状況を確認する。
5週 キャリアプランニングと分野横断的能力(2) 中学校で作成した「キャリアパスポート」を振り返り、自分の経験のたな卸し・強み/弱みを確認する。
6週 キャリアプランニングと分野横断的能力(3) これからの高専生活/その後の人生に向けて、「Purpose」を確認し、記述する。
7週 外部講演 これからの社会を考えるうえで必要不可欠な「脱炭素」をめぐる現状を知り、課題解決に向けて自分なりの視点を持つ。
8週 学習内容の振り返りⅠ 本時までの学習内容をまとめ,自分の取り組みを振り返る。
2ndQ
9週 統計学入門(1) 数字によって論理的に事象を捉える統計学の手法の基礎を
学ぶ。
10週 統計学入門(2) 統計学の手法の基礎を使って、ものごとを論理的に表現す
ることを体験をする。
11週 ICTスキル(1)~情報モラル グループワーク~ インターネットを利用するにあたって必要になる情報モラルについて、グループワーク・ディスカッションを通じて理解する。
12週 ICTスキル(2)~情報モラル グループ発表~ グループワーク・ディスカッションを通じて得た情報モラルに関する知見を発表を通じて共有する。
13週 ICTスキル(3)~データセンタオンライン見学~ IT技術を支えるデータセンターをオンラインにて見学し、インターネット技術への理解を深める。
14週 ICTスキル(3)~AI技術~ AI技術の概要について理解し、グループワークを通じてその有益な活用法等について考える。
15週 学習内容の振り返りⅡ
PROGテスト受験
当科目での学習内容をまとめ、自分の取り組みを振り返る。また、自分自身のリテラシー・コンピテンシーを確認するためのアセスメントに取り組む。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・取得できる。1前7,前9,前10,前13,前14
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。1前7,前11,前12,前13,前14
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。1前11,前12,前13,前14
情報セキュリティの必要性を理解し、対策について説明できる。1前11,前12,前13,前14
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。1前11,前12,前13,前14
情報セキュリティを運用するための考え方と方法を説明できる。1前11,前12,前13,前14
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者の考えや主張を理解するために、相手を尊重し配慮する態度をとることができる。1前1,前11
目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。1前1,前11
多様な他者との間で良好な人間関係を形成するための行動ができる。1前1,前11,前15
チームワークとリーダーシップチームワークとリーダーシップチーム活動において意見の相違や対立を踏まえて合意形成に向けて行動できる。1前2,前5,前12
チームの協働関係の形成、維持、向上を促すための行動ができる。1前2,前5,前12
チーム活動の目標共有を図り、目標達成に向けた行動を実践し、また、チームの協働を促進するための行動ができる。1前2,前5,前12
情報収集・活用・発信力情報収集・活用・発信力ディジタルツールを含む種々の手段や各種メディアを活用し、情報を収集できる。1前7,前9,前10,前11,前12
信頼性・妥当性・有効性などを考慮しながら情報を検証・評価できる。1前7,前11,前12
自己及び他者の権利に配慮し、適切な方法を用いて情報を活用し、効果的に情報発信できる。1前11,前12
思考力思考力複合的な事象や出来事を分析できる。1前1,前7
情報や主張を批判的に検証できる。1前1,前7
情報や主張を説得的に提示するための方法を考えることができる。1前1,前11,前12
課題発見力・問題解決力課題発見力・問題解決力問題の解決、理想の実現のために達成すべき目標を設定し、また、具体的な行動案を検討できる。1前1,前7
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性自分の経験や活動を振り返り、自分の考え方や価値観などを認知できる。1前2,前3
自己理解に基づき必要な対応や行動を検討できる。1前2,前3
主体性主体性自分が果たすべき役割や行動について認識できる。1前2,前3
自分が果たすべき役割や行動を実践できる。1前2,前3
自己管理と責任ある行動自己管理と責任ある行動自分に求められる役割や行動を把握し、確認できる。1前2,前3,前15
やるべきことを実行するための具体的行動や計画を考えることができる。1前2,前3,前15
自分に求められる役割や行動を実践し、その過程や結果の振り返りができる。1前2,前3,前15
キャリアデザインキャリアデザイン自分の体験や行動を振り返り、自分の特性や強みを把握できる。1前2,前4,前5,前6,前15
将来のキャリアについて計画を立てることができる。1前4,前5,前6
社会や環境、人々に対する影響などを踏まえた上で、専門職(エンジニアなど)に求められる役割について考えることができる。1前4,前5,前6
専門職(エンジニアなど)の業務内容について説明できる。1前4,前5,前6
様々な業種、職種、企業の社会的意義や責任について説明できる。1前4,前5,前6
継続的な学習と学びの目的継続的な学習と学びの目的学習状況、学習成果を把握し、それぞれの特性、必要、目的に応じて学習計画を考えることができる。1前1,前4,前5,前6,前8,前15
主体的、継続的な学習の実現に向けて自分の学習活動や学習内容を点検し、改善を検討できる。1前1,前4,前5,前6,前8,前15

評価割合

ポートフォリオ合計
総合評価割合100100
分野横断的能力100100