数学ⅠB

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 数学ⅠB
科目番号 0004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生物化学システム工学科(生物化学情報コース) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 (通年)新基礎数学 改訂版 大日本図書出版
(通年)新基礎数学 問題集 改訂版 大日本図書出版
(後期)新確率統計 改訂版 大日本図書出版
(後期)新確率統計 問題集 改訂版 大日本図書出版
担当教員 五十川 読,橋本 淳也,濵田 さやか

到達目標

複素数などの数の計算,円などの図形と式,命題,集合,証明などの論理,データ分析に不可欠な確率などに関する基礎的な問題を解くことができる。
各試験では、正答率が8割以上、少なくとも6割以上の正答が得られるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
絶対値、平方根、複素数などの数の計算ができる。 平面座標における点と直線を求めることができる。知識を問題に適用することができる。 複合的な問題を解くことができる。教科書や問題集の基本的な問題を解くことができる。教科書の例題、教科書や問題集の基本的な問題を解くことができない。
二次曲線の方程式を求めることができる 二次曲線のグラフを描くことができる。 不等式と領域の関係を図示できる。知識を問題に適用することができる。 複合的な問題を解くことができる。教科書や問題集の基本的な問題を解くことができる。教科書の例題、教科書や問題集の基本的な問題を解くことができない。
加法・乗法定理,余事象,排反,独立などの関係性を用いて、場合の数や確率を求めることができる。知識を問題に適用することができる。 複合的な問題を解くことができる。教科書や問題集の基本的な問題を解くことができる。教科書の例題、教科書や問題集の基本的な問題を解くことができない。
確率分布および代表値を求めることができる。 二項分布,正規分布に従う確率変数を扱うことができる。 二項分布と正規分布の関係を用いることができる。知識を問題に適用することができる。 複合的な問題を解くことができる。教科書や問題集の基本的な問題を解くことができる。教科書の例題、教科書や問題集の基本的な問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
複素数などの数の計算,円などの図形と式,命題,集合,証明などの論理,データ分析に不可欠な確率を学習する。
これら数学Ⅰの内容は、数学Ⅱ、数学Ⅲで学習する内容の基礎となります。
授業の進め方・方法:
本講義は教科書を中心に進め,達成目標に関する解説と演習を行う。また,適宜理解を確認するための試験を実施する。基本的な知識の修得とそれに関する問題を解けるようになることを目標とする。
(評価方法)4回の定期試験の成績(80%)と,適宜実施する小テストや課題レポートの成績(20%)によって目標項目の達成度を評価する。評価の低い学生に対しては,再評価を行うこともある。
(学習方法)講義で取扱った授業内容は,教科書や問題集等を解くことにより復習を行う。また,次回の講義に該当する箇所について,教科書を一読し予習及び学習した内容について各自復習する。講義や演習に関する質問は,数学科全員で対応しています。放課後などを利用し気軽に声をかけてください。
注意点:
解答は必ず例題に準拠して作成、日本語による説明文を省略せず、他人が読んでわかる答案を作成しましょう。
解けない問題等は、先生等に質問するなどして解消しましょう。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

週 授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1章 数と式の計算 ②いろいろな数と式
[2]実数 [3]平方根【教科書p24~28】
実数の絶対値について理解し,計算ができる
分母の有理化等の平方根の計算ができる【問題集41~44,54~57】
2週 1章 数と式の計算 ②いろいろな数と式
[4]複素数【教科書p29~32】
複素数の相等を理解し,加減乗除及び絶対値の計算ができる【問題集45~51,57~58】
3週 2章 方程式・不等式 ①方程式
[4]恒等式 [5]等式の証明 【教科書p46~49】
恒等式の考え方を活用できる
等式の証明ができる【問題集83~87,94~96】
4週 2章 方程式・不等式 ②不等式
[4]不等式の証明 【教科書p58~59】
平方完成や相加相乗平均等を用いて,不等式の証明ができる【問題集110~114,128~129】
5週 2章 方程式・不等式 ②不等式
[5]集合 [6]命題 【教科書p61~67】
包含や排反など集合の関係性を整理し,命題の真偽を判断できる
逆,裏,対偶の関係を含む命題の真偽を判断できる【問題集115~123,130~132】
6週 6章 図形と式 ①点と直線
[1]2点間の距離と内分点 [2]直線の方程式 [3]2直線の関係【教科書p172~180 】
与えられた二点から距離や内分点を求めることができる
平行線や垂直二等分線の方程式を求めることができる【問題集349~358,359~371】
7週 Q1の総まとめ
模擬試験
これまで取り組んできた問題を,確実に解くことができるようにする
【教科書:練習問題】【問題集:Step up, Plus】
8週 前期中間試験
評価項目1
2ndQ
9週 テスト返却及び解説
10週 6章 図形と式 ②2次曲線
[1]円の方程式【教科書p183~185 】
円の方程式からグラフを描くことができる
円の方程式を求めることができる【問題集381~384,404~406】
11週 6章 図形と式 ②2次曲線
[2]いろいろな2次曲線【教科書p186~192 】
楕円,双曲線,放物線の方程式からグラフを描くことができる
楕円,双曲線,放物線の方程式を求めることができる【問題集385~393,407~413】
12週 6章 図形と式 ②2次曲線
[3]2次曲線の接線【教科書p193~194 】
2次曲線※の接線を求めることができる【問題集394~398,414~415】
※2次曲線=円,楕円,双曲線,放物線
13週 6章 図形と式 ②2次曲線 
[4]不等式と領域【教科書p195~198 】
不等式の表す領域を図示できる
線形計画法のような最適化問題を解くことができる【問題集399~403,416~417】
14週 Q2の総まとめ
模擬試験
これまで取り組んできた問題を、確実に解くことができるようにする。
【教科書:練習問題】【問題集:Step up, Plus】
15週 前期期末試験 評価項目2
16週 テスト返却及び解説
後期
3rdQ
1週 7章 場合の数と数列 ①場合の数
[1]場合の数 [2]順列 [3]組合せ【教科書p204~212】
積の法則及び和の法則を利用して場合の数,順列,組合せの計算ができる【問題集425~439,445~454】
2週 7章 場合の数と数列 ①場合の数
[4]いろいろな順列 [5]二項定理【教科書p213~216】
積の法則及び和の法則を利用して場合の数,順列,組合せの計算ができる【問題集440~444,455~458】
3週 1章 確率 ①確率の定義と性質 
[1]確率の定義 [2]確率の基本性質【教科書p2~9】
確率の加法定理、排反事象,余事象について理解し,確率の計算ができる【問題集1~12,16~22】
4週 1章 確率 ①確率の定義と性質 
[3]期待値【教科書p10~11】
確率分布から期待値や分散などの代表値を求めることができる【問題集13~15,23~24】
5週 1章 確率 ②いろいろな確率 
[1]条件付き確率と乗法定理【教科書14~17】
条件付き確率,確率の乗法定理について理解し,確率の計算ができる【問題集35~38,44~45】
6週 1章 確率 ②いろいろな確率 
[2]事象の独立 [3]反復事象【教科書18~23】
独立事象について理解し,確率の計算ができる【問題集39~43,46~49】
7週 Q3の総まとめ
模擬試験
これまで取り組んできた問題を,確実に解くことができるようにする。
【教科書:練習問題】【問題集:Step up, Plus】
8週 後期中間試験
評価項目3
4thQ
9週 テスト返却及び解説
10週 3章 確率分布 ①確率変数と確率分布
[1]確率変数と確率分布【教科書52~55】
確率変数と確率分布の性質や特徴を理解し,確率分布を求めることができる。
確率分布から期待値や分散などの代表値を求めることができる【問題集110~117,134】
11週 3章 確率分布 ①確率変数と確率分布
[2]二項分布【教科書56~57】
二項分布の性質や特徴を理解し,扱うことができる【問題集118~121,135~136】
12週 3章 確率分布 ①確率変数と確率分布
[6]正規分布【教科書67~70】
正規分布の性質や特徴を理解し,扱うことができる【問題集128~131,140】
13週 3章 確率分布 ①確率変数と確率分布
[7]正規分布と二項分布の関係【教科書71~72】
二項分布を正規分布に近似し,扱うことができる【問題集132~133,141】
14週 Q4の総まとめ
模擬試験
これまで取り組んできた問題を,確実に解くことができるようにする。
【教科書:練習問題】【問題集:Step up, Plus】
15週 後期期末試験 評価項目4
16週 テスト返却及び解説








モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学実数の絶対値について理解し、計算ができる。3前1
分母の有理化等の平方根の計算ができる。3前1
複素数の相等を理解し、加減乗除及び絶対値の計算ができる。3前2
恒等式の考え方を活用できる。3前3
与えられた二点から距離や内分点を求めることができる。3前6
直線及び円の方程式を求めることができる。3前10
二次曲線について、方程式とグラフの概形の関係を説明できる。  3前11
不等式の表す領域を図示できる。3前13
積の法則及び和の法則を利用して場合の数を求めることができる。3後1
積の法則と和の法則を理解し、順列及び組合せの計算ができる。3後1,後2
確率の加法定理、排反事象、余事象について理解し、確率の計算ができる。3後3
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象について理解し、確率の計算ができる。3後5,後6
確率変数と確率分布について理解し、二項分布と正規分布の性質や特徴を説明できる。3後10,後11,後12,後13

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100