日本史

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本史
科目番号 31G104 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 小風秀雅ほか著,『新選日本史B』,東京書籍.
担当教員 田中 美穂,上野 淳也

到達目標

(1)歴史における事実相互の関係を考え、それぞれの時代像を構築することができる.                                   
(2)平和で民主的な未来を築いていく為の糧となるように授業を展開する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
時代像を十分に構築することができる.時代像をある程度構築することができる.時代像を構築することができない.
平和で民主的な未来を十分に構築することができる.平和で民主的な未来をある程度構築することができる.平和で民主的な未来を構築することができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 古代から現代へ至る日本史の展開の中において,各時代相互の関連性を学び,事実相互の関係を考える力を養う.また,学んだ知識が民主的な未来を築いていく為の糧となるように授業を展開する.
授業の進め方・方法:
原始社会の生活と文化,農耕社会の形成,大陸文化の摂取,律令国家の形成,貴族政治荘園と武士団の成長,鎌倉幕府の成立,執権政治の展開,元寇と御家人社会の変質,室町幕府の成立,下克上の社会と戦国大名,ヨーロッパ文化との接触と国内統一,幕藩体制の危機,開国と幕府の滅亡,近代国家の成立と富国強兵,立憲政治の形成,日清戦争と日露戦争,第一次世界大戦,日中戦争と太平洋戦争,占領と国内改革,国際社会への復帰と高度経済成長,石油危機と低成長の時代,新しい国際秩序と日本の課題,等々について学習する.
注意点:
予習・復習をすること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 原始社会の生活と文化(旧石器・縄文) 旧石器・縄文時代について理解できる.
2週 農耕社会の形成(弥生) 弥生時代について理解できる.
3週 大陸文化の摂取(古墳) 古墳時代について理解できる.
4週 律令国家の形成(推古朝・大宝律令) 推古朝・大宝律令について理解できる.
5週 律令国家の形成(奈良時代・平安時代) 奈良時代・平安時代について理解できる.
6週 貴族政治荘園と武士団の成長(平安) 貴族政治荘園と武士団の成長について理解できる.
7週 鎌倉幕府の成立 鎌倉幕府の成立について理解できる.
8週 執権政治の展開 執権政治の展開について理解できる.
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 前期中間試験の解答と解説   元寇と御家人社会の変質 元寇と御家人社会の変質について理解できる.
11週 室町幕府の成立 室町幕府の成立について理解できる.
12週 下克上の社会と戦国大名 下克上の社会と戦国大名について理解できる.
13週 ヨーロッパ文化との接触と国内統一 ヨーロッパ文化との接触と国内統一について理解できる.
14週 幕藩体制の成立 幕藩体制の成立について理解できる.
15週 前期期末試験
16週 前期期末試験の解答と解説
後期
3rdQ
1週 近世社会の発達 近世社会の発達について理解できる.
2週 近世社会の動揺と対外問題の発生 近世社会の動揺と対外問題の発生について理解できる.
3週 幕藩体制の危機 幕藩体制の危機について理解できる.
4週 開国と幕府の滅亡 開国と幕府の滅亡について理解できる.
5週 近代国家の成立と富国強兵 近代国家の成立と富国強兵について理解できる.
6週 立憲政治の形成 立憲政治の形成について理解できる.
7週 日清戦争と日露戦争 日清戦争と日露戦争について理解できる.
8週 後期中間試験
4thQ
9週 後期中間試験の解答と解説   第一次世界大戦 第一次世界大戦について理解できる.
10週 日中戦争と太平洋戦争 日中戦争と太平洋戦争について理解できる.
11週 占領と国内改革 占領と国内改革について理解できる.
12週 国際社会への復帰と高度経済成長 国際社会への復帰と高度経済成長
13週 石油危機と低成長の時代 石油危機と低成長の時代について理解できる.
14週 新しい国際秩序と日本の課題 新しい国際秩序と日本の課題について理解できる.
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000