英語ⅡA

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語ⅡA
科目番号 31G209 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科目 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「ジーニアス総合英語English Grammar in 23 Lessons WORKBOOK」,大修館書店./ 亀山太一監修,「COCET 2600 理工系学生のための必修英単語2600」,成美堂.推測演習用プリント.
担当教員 穴井 孝義

到達目標

(1) 英文法の基礎を習得し,英語の基礎構文が理解できるようになる. (定期試験)
(2) 英語の基本的な構文やその意味・用法を習得し,基礎的な英語が表現できるようになる.(定期試験)
(3) 理工系学生のための基本的な英単語を習得する.(単語小テスト・定期試験)
(4) 英文読解において1年次に会得した推測力をフルに稼働できるようになる.(定期試験)
(5) 学年末における英語の総合力を向上させる.(TOEIC Bridge テスト)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文法の基礎を全て習得し,英語の基礎構文が完全に理解できるようになる. 英文法の基礎をほぼ習得し,英語の基礎構文が理解できるようになる. 英文法の基礎を習得し,英語の基礎構文が理解できない.
評価項目2英語の基本的な構文やその意味・用法を充分習得し,基礎的な英語が自在に表現できるようになる. 英語の基本的な構文やその意味・用法をほぼ習得し,基礎的な英語が表現できるようになる. 英語の基本的な構文やその意味・用法を習得し,基礎的な英語が表現できない.
評価項目3決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語を完全に習得している. 決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語をほぼ習得している. 決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語を習得していない.
評価項目4推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を十分に習得してそれをフルに稼働できる .推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を大体において習得してそれをある程度まで稼働できる.推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を習得していないために,それを稼働できない.
評価項目5学年末における英語の総合力を十分に向上させている. 学年末における英語の総合力をある程度向上させている. 学年末における英語の総合力を向上させていない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (C2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語ⅠAで学んだ英語をさらに発展させ,英文法の基礎を完成させる.本授業では,主に未習の文法事項の学習と演習に力を入れ,読み書き能力と基礎英語力の習得を目指す.同時に,ペアでの英会話練習を行うことで,基礎英語表現力の向上を目指す.また,1年次に会得した推測力を駆使してTOEIC BridgeテストのListening 及びReadingの問題にも十分対応できるだけの力を養う.さらに,理工系の基本語彙力を増進させるために,定期的に単語小テストを実施する.

(授業時間)
46.5時間

(関連科目)
英語ⅠA,英語ⅠB,英語ⅡB,英語ⅢA
授業の進め方・方法:
毎回の授業では,学生が予習の段階で理解できなかった箇所を中心に説明を施すことで疑問点の解明に取り組む.また,授業ではペアでの英会話練習を行い,英語での表現力向上を図る.さらに,2回に1回のペースで英単語の小テストを実施する.
総合評価60点以上を合格とする.但し,授業に真面目に参加しない学生と課題を提出しない学生には,10%を上限に評価点を下げる.また,課題テストで獲得した点数は,10%を上限に評価点を加える。
(再試験)
総合評価40点~59点の学生に限って年度末に1回のみ実施する.
注意点:
(履修上の注意)
(1)必ず事前に参考書の該当する箇所を熟読した上で文法問題を自分の力で解き、その後に模範解答を見て確認すること.
(2)英単語の小テストを実施して評価に入れるので,欠席しなくて済むように健康管理にも注意しながら真剣に取り組むこと.
   正当な理由があって小テストを受験しなかった場合,登校後3日以内に自己申告をしなければ再試験の資格をなくすので要注意.
(3)授業には和英辞典を必ず持参すること.

(自学上の注意)
(1)日頃から英語に接し,積極的に各種の資格試験に挑戦すること.
(2)復習をして内容を理解した後は,必ず音読を繰り返して英語の音声に慣れること.
(3)英単語小テスト用の試験勉強時には,必ず綴りを音読しながら手で書いて覚えること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション
推測用予備知識プリントの復習
授業方法・評価方法が理解できる.
推測に役立つ予備知識が頭の中で整理できる.
2週 Plus 3 不定詞
how to不定詞・be+to不定詞,独立不定詞について理解できる.

3週 Lesson 15 動名詞(1)・英単語小テスト 動名詞の基本用法について理解できる.
4週 Plus 4 動名詞
動名詞を目的語にとる動詞と不定詞を目的語にとる動詞の違いについて理解できる.
5週 Lesson 16 分詞(1)・英単語小テスト 分詞の基本用法について理解できる.
6週 Lesson 17 分詞(2)
使役動詞+分詞や知覚動詞+分詞について理解できる.
7週 Plus 5 分詞①・英単語小テスト 分詞構文について理解できる.
8週 Plus 6 分詞②
まとめ+復習+質問受付
独立分詞構文・付帯状況について理解できる.
2ndQ
9週 前期中間試験 推測力向上のための応用問題も含む.
10週 前期中間試験の解答と解説・英単語小テスト
Plus 6 分詞②
解けなかった箇所の把握・理解ができる.
独立分詞構文・付帯状況について理解できる.
11週 Lesson 18 比較(1)
比較の基本用法について理解できる.
12週 Lesson 19 比較(2)・英単語小テスト 最上級を表す比較表現等について理解できる.
13週 Plus 7 比較
様々な比較表現について理解できる.
14週 Lesson 20 関係詞(1)・英単語小テスト
まとめ+復習+質問受付
関係代名詞の基本用法について理解できる.
15週 前期期末試験 推測力向上のための応用問題も含む.
16週 前期期末試験の解答と解説 解けなかった箇所の把握・理解ができる.
後期
3rdQ
1週 Lesson 20 関係詞(1)
Lesson 21 関係詞(2)
関係代名詞whatと関係代名詞の非制限用法について理解できる.
2週 Lesson 22 関係詞(3)・英単語小テスト
関係副詞について理解できる.
3週 Plus 8 関係詞 複合関係詞について理解できる.
4週 Lesson 23 仮定法・英単語小テスト
仮定法の基本用法について理解できる.
5週 Plus 9 仮定法① 仮定法の応用用法について理解できる.
6週 Plus ⑩ 仮定法②・英単語小テスト
仮定法の応用用法について理解できる.
7週 Option 1 名詞と冠詞
Option 2 代名詞
名詞,冠詞,代名詞の基本用法について理解できる.
8週 Option 3 形容詞と副詞
まとめ+復習+質問受付
形容詞と副詞について理解できる.
4thQ
9週 後期中間試験  推測力向上のための応用問題も含む.
10週 後期中間試験の解答と解説・英単語小テスト
Option 4 接続詞
解けなかった箇所の把握・理解ができる.
接続詞の基本用法について理解できる.
11週 Option 5 & 6 前置詞
前置詞の基本用法について理解できる.
12週 Option 7 時制と一致と話法・英単語小テスト 時制の一致と話法について理解できる.
13週 Option 8 疑問文・否定文
Option 9 様々な否定
疑問文と様々な否定文について理解できる.
14週 Option 10 & 11 様々な英語表現・英単語小テスト
まとめ+復習+質問受付
様々な英語表現について理解できる.
15週 後期期末試験 推測力向上のための応用問題も含む.
16週 後期期末試験の解答と解説 解けなかった箇所の把握・理解ができる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験単語テストTOEIC Bridge合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000