科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 地理
科目番号 31G302 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科目 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 山本正三ほか『新編 詳解地理B』,『現代地図帳』,二宮書店.
担当教員 久保山 力也

到達目標

(1) 世界の地形,気候について理解できる.(定期試験)
(2) 世界の生活について理解できる.(定期試験)
(3) 世界の地誌について理解できる.(定期試験)
(4) 調査を実施し,報告することができる.(実技評価:調査ならびに報告)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の地形,気候について十分に理解できる.世界の地形,気候についてある程度理解できる.世界の地形,気候について理解できない.
評価項目2世界の産業, 生活について十分に理解できる.世界の産業, 生活についてある程度理解できる.世界の産業, 生活について理解できない.
評価項目3世界の地誌について十分に理解できる.世界の地誌についてある程度理解できる.世界の地誌について理解できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現在の世界を理解するために地形や気候から,人口や民族・宗教など系統地理学,そして地誌学へと繋がっていきます.
また前期で調査、後期でこれを踏まえた報告を行っていただきます.
前期1コマ,後期1コマ
授業時間  46.5 時間
関連科目 現代社会,政治・経済,日本史,世界史.
授業の進め方・方法:
【授業の進め方】講義式ならびに調査・報告で行います.適宜「学修プリント」を配布します.
【授業内容・方法】地理に関する諸問題を扱います.
【定期試験】達成目標(1)(2)(3)につき4回の試験により評価(90%)
【実技試験】達成目標 (4)につき、調査ならびに報告により評価(10%)
【合格ライン】総合評価60点以上を合格とします.
【再試験】実施しません。
注意点:
講義への主体的な参加を心掛けてください.1 回目に詳しく説明します.
学修プリントをきちんと見直してください.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地形Ⅰ(世界の地形) 世界の地形を理解できる.
2週 地形Ⅱ(河川,海岸,特徴的な地形) 河川や海岸の地形などについて理解できる.
3週 気候Ⅰ(世界の気候) 気候の要素・因子などについて理解できる.
4週 調査Ⅰ 調査を計画し実施することができる.
5週 気候Ⅱ(気候区分と暮らし,植生,土壌) 気候区分の基準・特色ならびに植生や土壌を理解できる.
6週 調査Ⅱ 調査を計画し実施することができる.
7週 産業Ⅰ(世界の産業) 世界の産業の特色を理解できる.
8週 産業Ⅱ(交通と観光) 世界の交通と観光の特色を理解できる.
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 生活Ⅰ(人口問題) 世界の人口問題が理解できる.
11週 調査Ⅲ 調査を計画し実施することができる.
12週 生活Ⅱ(村落と都市) 世界の村落と都市が理解できる.
13週 調査Ⅳ 調査を計画し実施することができる.
14週 生活Ⅲ(衣食住,言語,宗教) 世界の衣食住や言語,宗教が理解できる.
15週 前期期末試験
16週 前期期末試験の解答と解説
後期
3rdQ
1週 地誌Ⅰ(中国) 中国の地誌と同地域が抱える諸問題が理解できる.
2週 報告Ⅰ 調査に基づく報告ができる.
3週 地誌Ⅱ(韓国) 韓国の地誌と同地域が抱える諸問題が理解できる.
4週 報告Ⅱ 調査に基づく報告ができる.
5週 地誌Ⅲ(東南アジア) 東南アジアの地誌と同地域が抱える諸問題が理解できる.
6週 報告Ⅲ 調査に基づく報告ができる.
7週 地誌Ⅳ(アフリカ) アフリカの地誌と同地域が抱える諸問題が理解できる.
8週 後期中間試験
4thQ
9週 報告Ⅳ 調査に基づく報告ができる.
10週 地誌Ⅴ(EU) EUの地誌と同地域が抱える諸問題が理解できる.
11週 報告Ⅴ 調査に基づく報告ができる.
12週 地誌Ⅵ(ロシアと中央アジア) ロシアならびに中央アジアの地誌と同地域が抱える諸問題が理解できる.
13週 報告Ⅵ 調査に基づく報告ができる.
14週 地誌Ⅶ(アメリカ) アメリカの地誌と同地域が抱える諸問題が理解できる.
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90100000100
基礎的能力7010000080
専門的能力100000010
分野横断的能力100000010