日本語表現法

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本語表現法
科目番号 31G402 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)授業でそのつど渡すプリントをテキストとする./(参考図書)特になし
担当教員 相本 正吾

到達目標

(1) 文章作成やディスカッションの基礎事項や基礎技術を確認し身につける. (プリント・定期考査)
(2) 決めた時間内・字数内で文章が作成できるようにする. (プリント・提出課題・定期考査)
(3) 提出課題の課題作文では,採点評価において 50 点中 40 点以上になるようにする. (提出課題)
(4) 行うディスカッションでは,評価が 30 点中 23 点以上になるようにする. (課題の提出も含めた発表)
(5) 常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・討論用語の力をつける. (プリント・定期考査)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文章作成やディスカッションの基礎事項や基礎技術を確認し身につけ,それを発展することができる.文章作成やディスカッションの基礎事項や基礎技術を確認し身につけることができる.文章作成やディスカッションの基礎事項や基礎技術を確認し身につけることができない.
評価項目2決めた時間内・字数内で十分な文章を作成できる.決めた時間内・字数内で文章が作成できるようにすることができる.決めた時間内・字数内で文章が作成できるようにすることができない.
評価項目3提出課題の課題作文では,採点評価において 50 点中 45 点以上にできる.提出課題の課題作文では,採点評価において 50 点中 40 点以上になるようにすることができる.提出課題の課題作文では,採点評価において 50 点中 41 点以上になるようにすることができない.
評価項目4行うディスカッションでは,評価が 30 点中 24 点以上にできる.行うディスカッションでは,評価が 30 点中 23 点以上になるようにすることができる.行うディスカッションでは,評価が 30 点中 24 点以上になるようにすることができない.
評価項目5常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・討論用語の力をつけ,それを適切に表現することができる. 常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・討論用語の力をつけることができる. 常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・討論用語の力をつけることができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (C1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(f) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・作文とディスカッションの基礎知識や基礎技術を確認しつつ,実際の文章作成の作業やディスカッションの実践を通して,日本語を論理的に正確に書く及び話す聞く基礎力応用力や文章を書く楽しみを身につけるようにしたい.
・実用的文章の作成や文学的文章の創作も行う.
・常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・四字熟語・評論用語の学習を授業及び定期考査で行い漢字・語句の力を身につけるようにする.
(科目情報)
授業時間 23.25時間
関連科目 地域日本文学(前期),現代文(3 年),卒業研究(5 年)
授業の進め方・方法:
本講義には文章の作成およびディスカッションの演習を取り入れる.
(再試験について)
再試験は、原則として行わない.
注意点:
(履修上の注意)
そのつど渡すプリントを A4 版のファイルに綴じて学習を行う.
(自学上の注意)
提出課題の課題作文は授業中,及び,遅くともテキストの提出までに完成させておくこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 文章作成の基礎事項の学習(1) 文章作成の基礎事項 1(文体・表現)を確認する.
2週 文章の作成(1) 基礎事項 1 の学習を踏まえて文章を作成する.
3週 文章作成の基礎事項の学習(2) 文章作成の基礎事項 2(一文の構成)を確認する.
4週 文章の作成(2) 基礎事項 2 の学習を踏まえて文章を作成する.
5週 文章作成の基礎事項の学習(3) 文章作成の基礎事項 3(全体の構成)を確認する.
6週 文章の作成(3) 基礎事項 3 の学習を踏まえて文章を作成する.
7週 文章の作成(4) 与えられた題目について文章を作成する.
8週 文章の作成(5) 実用的文章の作成を行う.
4thQ
9週 後期中間試験

10週 中間試験の解答と解説
ディスカッションの基礎事項(1)
ディスカッションの基礎や技術の確認(1).
11週 ディスカッションの基礎事項(2) ディスカッションの基礎や技術の確認(2).
12週 ディスカッション(1) 与えたテーマについて各班で討議し聞く発表と評価を行う.
13週 ディスカッション(2) 与えたテーマについて各班で討議し聞く発表と評価を行う.
14週 ディスカッション(3)・まとめ 与えたテーマについて各班で討議し聞く発表と評価を行う.
15週 後期期末試験
16週 期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3後5,後6
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3後5,後6
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3後2,後4,後6,後7
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3後1,後2
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3後1,後2
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3後1,後2
伝統的な言語文化への興味・関心を広く持ち、その特徴を説明できる。3後3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3後8,後9
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3後11,後12,後13,後14
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3後11,後12,後13,後14
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3後11,後12,後13,後14
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3後11,後12,後13,後14
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3後11,後12,後13,後14
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3後11,後12,後13,後14
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3後11,後12,後13,後14
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3後2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3後2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3後2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000