到達目標
(1) 法的思考の特質を理解し,現代社会における法の役割・機能を理解する.(定期試験)
(2) 立憲主義の観点から,近代法の特質を理解する.(定期試験)
(3) 日本国憲法の基本原理・構造と,刑事法の機能を理解する.(定期試験)
(4) 日常生活を法的観点から把握することができる.(定期試験)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 法的思考の特質を理解し,現代社会における法の役割・機能を十分に理解することができる. | 法的思考の特質を理解し,現代社会における法の役割・機能をある程度理解することができる. | 法的思考の特質を理解し,現代社会における法の役割・機能を理解することができない. |
評価項目2 | 立憲主義の観点から,近代法の特質を十分に理解することができる. | 立憲主義の観点から,近代法の特質をある程度理解することができる. | 立憲主義の観点から,近代法の特質を理解することができない. |
評価項目3 | 日本国憲法の基本原理・構造と,刑事法の機能を十分に理解する. | 日本国憲法の基本原理・構造と,刑事法の機能をある程度理解することができる. | 日本国憲法の基本原理・構造と,刑事法の機能を理解することができない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (A1)
説明
閉じる
JABEE 1(2)(a)
説明
閉じる
教育方法等
概要:
本講義では,社会的ルールの1つである「法ルール」への理解を深めたうえで,基礎法・憲法・刑事法を中心に,皆さんが社会人・職業人になった際に有用な日本法の基礎的な知識を学びます.
授業の進め方・方法:
【授業の進め方】講義式で行います.適宜「学修プリント」を配布します.
【授業内容・方法】法学に関する諸問題を扱います.
【定期試験】達成目標(1)(2)(3)(4)につき2回の試験により評価します.
【合格ライン】総合評価60点以上を合格とします.
【再試験】実施しません。
注意点:
特にありません.
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
基礎法Ⅰ(法と社会生活,法と道徳) |
法の役割・機能を理解できる.
|
2週 |
基礎法Ⅱ(権利義務関係, 正義問題) |
法学の特質と位置づけを理解できる.
|
3週 |
基礎法Ⅲ(法の適用問題, 法専門家) |
法の適用の概要と裁判制度の概要を理解できる.
|
4週 |
基礎法Ⅳ(紛争解決) |
紛争解決の特質を理解できる.
|
5週 |
基礎法Ⅴ(裁判制度) |
裁判制度の仕組みを理解できる.
|
6週 |
基礎法Ⅵ(法の効力と判例, 解釈問題) |
法の解釈ならびに国家と憲法の関係を理解できる.
|
7週 |
基礎法Ⅶ(司法の限界) |
司法が抱える問題点について具体的事例を通じ理解できる.
|
8週 |
基礎法Ⅷ(現代法学の争点) |
現代法学がとらえる争点について理解できる.
|
2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
―
|
10週 |
憲法Ⅰ(憲法の基本構造と人権規定) |
憲法の基本構造と人権規定の内容を理解できる.
|
11週 |
憲法Ⅱ(平和主義) |
憲法9条と平和主義の意義ならびに問題点を理解できる.
|
12週 |
刑事法Ⅰ(犯罪論, 罪数論, 刑罰論) |
犯罪論, 罪数論, 刑罰論の内容を理解できる.
|
13週 |
刑事法Ⅱ(刑事実務) |
刑事実務の仕組みを理解できる.
|
14週 |
刑事法Ⅲ(刑事政策, 刑事第一審) |
刑事政策ならびに刑事第一審の仕組みを理解できる.
|
15週 |
前期期末試験 |
―
|
16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
―
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |