英語ⅠA

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語ⅠA
科目番号 R02G111 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 新装版 総合英語 EMPOWER Essential COURSE, 桐原書店.「COCET2600 理工系学生のための必修英単語2600」,成美堂.各種関連プリント.
担当教員 穴井 孝義

到達目標

(1) 英文法の基礎を習得し,英語の基礎構文を理解できるようになる. (定期試験)
(2) 英語の基本的な構文やその意味・用法を習得し,基礎的な英語を表現できるようになる.(定期試験)
(3) 理工系学生のための基本的な英単語を習得する.(単語小テスト・定期試験)
(4) 推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を習得する.(定期試験)
(5) 学年末における英語の総合力を向上させる.(TOEIC Bridge テスト)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文法の基礎を全て習得し,英語の基礎構文を完全に理解できるようになる英文法の基礎をほぼ習得し,英語の基礎構文を理解できるようになる英文法の基礎を習得し,英語の基礎構文を理解できない
評価項目2英語の基本的な構文やその意味・用法を充分習得し,基礎的な英語を自在に表現できるようになる英語の基本的な構文やその意味・用法をほぼ習得し,基礎的な英語を表現できるようになる英語の基本的な構文やその意味・用法を習得し,基礎的な英語を表現できない
評価項目3決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語を完全に習得する決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語をほぼ習得する決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語を習得していない
評価項目4推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を十分に習得する推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を大体において習得する推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を習得していない
評価項目5学年末における英語の総合力を十分に向上させる学年末における英語の総合力をある程度向上させる学年末における英語の総合力を向上させていない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(授業の概要)
中学校で学んだ英語をさらに発展させ,英文法の基礎演習を2年間にわたって展開する.授業では,英語参考書(教科書)を使用して主に未習の文法事項の学習と演習に力を入れる.授業内容を効率よく進めるために「学習ノート」を適宜提出課題として扱う。同時に,ペアでの会話練習を行うことで,基礎英語表現力の向上を目指す.また,推測力向上に役立つ予備知識のプリントを使用して推測力を高めていくことで,TOEIC BridgeテストのReading 問題への対応力も養う.さらに,理工系の基本語彙力を増進させるために,定期的に単語小テストを実施する.

(授業時間)
46.5 時間
授業の進め方・方法:
毎回の授業では,学生が予習段階で理解できなかった箇所を中心に説明を施すことで疑問点の解明を目指す。また,ペアでの英会話練習で英語表現力の向上を図る。さらに,推測するのに役立つ知識をインプットしていく.また,定期的に単語の小テストを実施する.

(総合評価)
定期試験+単語小テスト+TOEIC Bridgeテスト+課題テストで評価し,60点以上を合格とする.但し,授業に真面目に参加しない学生や課題未提出の学生には,10%を上限に評価点を下げる.また,課題テストで獲得した点数は,10%を上限に評価点を加える.

(再試験)
総合評価59点以下の学生に対して年度末に1回実施する.
注意点:
(履修上の注意)
(1)必ず事前に参考書(教科書)の該当する箇所を熟読し,問題を解いて自己添削を済ませた上で授業に臨むこと.
(2)単語の小テストを実施して評価に入れるので,欠席しなくて済むように健康管理にも注意しながら真剣に取り組むこと.正当な理由で小テストを受験しなかった場合、登校後3日以内に自己申告をしなければ再試験の資格を無くすので要注意.
(3)授業には電子辞書又は紙の辞書を必ず持参すること.

(自学上の注意)
(1)日頃から英語に接し,積極的に各種の資格試験にも挑戦すること.
(2)復習をして内容を理解した後は,必ず音読を繰り返して英語の音声に慣れること.
(3)単語小テスト用の試験勉強時には,必ず綴りを音読しながら書いて覚えること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション 授業方法・評価方法・教科書等の説明を行う
2週 Grammar 1 文の構造① SV, SVC, SVO の特徴を理解できる
3週 Grammar 2 文の構造② SVOO, SVO + to/for ~, SVOC, の特徴を理解できる
4週 Grammar 3 時制① 現在形・現在進行形の特徴を理解できる
5週 Grammar 4 時制②+小テスト① 過去形・過去進行形の特徴を理解できる
6週 Grammar 5 時制③ 未来を表す表現を理解できる
7週 Grammar 5 時制③+小テスト② 未来を表す表現を理解できる
8週 これまでの復習&試験範囲の質問受付 これまでの既習事項ができている
2ndQ
9週 前期プチ中間試験
10週 前期プチ中間試験の解答と解説
Grammar 6 完了形①
過去形と現在完了形の違いを理解できる
11週 Grammar 7 完了形②  過去完了形・未来完了形の特徴を理解できる
12週 Grammar 8 助動詞①+小テスト③ can,mayの意味・用法を理解できる
13週 Grammar 9 助動詞② must,have to,shouldの意味・用法を理解できる
14週 小テスト④+これまでの復習&試験範囲の質問受付 これまでの既習事項ができている
15週 前期期末試験 推測力向上のための応用問題も含む
16週 前期期末試験の解答と解説
後期
3rdQ
1週 Grammar 10 助動詞③ will,would,used toなどの意味・用法を理解できる
2週 Grammar 11 受動態①+小テスト⑤ 受動態の基本形が理解できる
3週 Grammar 12 受動態② SVOO,SVOC等の受動態を理解できる
4週 Grammar 13 不定詞①+小テスト⑥ 名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の違いを理解できる
5週 Grammar 14 不定詞② 疑問詞+to~,SVO+ to~,使役動詞,知覚動詞+O+動詞の原形の構造を理解できる
6週 Grammar 15 不定詞③+小テスト⑦ 不定詞の意味上の主語を理解できる
7週 Grammar 16 動名詞① 動名詞の働きや意味上の主語を理解できる
8週 これまでの復習&試験範囲の質問受付 これまでの既習事項ができている
4thQ
9週 後期中間試験
推測力向上のための応用問題も含む
10週 後期中間試験の解答と解説+小テスト⑧
11週 Grammar 17 動名詞② 動名詞のさまざまな形を理解できる
12週 Grammar 18 分詞①+小テスト⑨ 名詞を修飾する分詞を理解できる
13週 Grammar 19 分詞② 分詞を使った表現を理解できる
14週 小テスト⑩+これまでの復習&試験範囲の質問受付 これまでの既習事項ができている
15週 後期期末試験 推測力向上のための応用問題も含む
16週 後期期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16

評価割合

試験単語テストTOEIC Bridge合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力65201000095
専門的能力5000005
分野横断的能力0000000