英語ⅡA

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語ⅡA
科目番号 R02G209 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科目 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『able English Grammar 45 Lessons(第一学習社)』,『able English Grammar 45 Lessons Workbook(第一学習社)』,『COCET 2600 理工系学生のための必修英単語2600(成美堂)』
担当教員 川野 泰崇

到達目標

(1) 英文法の基礎を習得し,英語の基礎構文が理解できるようになる. (定期試験)
(2) 英語の基本的な構文やその意味・用法を習得し,基礎的な英語を表現できるようになる.(定期試験)
(3) 理工系学生のための基本的な英単語を習得する.(単語小テスト・定期試験)
(4) 既習文法・語彙を活用して自分の考えや気持ちを効果的に伝えられるようになる.(英作文)
(5) 学年末における英語の総合力を向上させる.(TOEIC Bridge テスト)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文法の基礎を全て習得し,英語の基礎構文が完全に理解できるようになる.英文法の基礎をほぼ習得し,英語の基礎構文が理解できるようになる.英文法の基礎を習得せず,英語の基礎構文が理解できない.
評価項目2英語の基本的な構文やその意味・用法を充分習得し,基礎的な英語が自在に表現できるようになる.英語の基本的な構文やその意味・用法をほぼ習得し,基礎的な英語が表現できるようになる.英語の基本的な構文やその意味・用法を習せず,基礎的な英語が表現できない.
評価項目3決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語を完全に習得している.決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語をほぼ習得している.決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語を習得していない.
評価項目4文法・語彙がほぼ正確に用いられ,一貫性があり分かりやすい文章が書けている.文法・語彙に多少誤りがある,または文章展開に一部不十分なところがあるものの,概ね伝えたいことが理解できる文章が書けている.意味理解に支障をきたす誤りが目立つ,または文章展開が全体的に不十分なため,伝えんとする内容が理解しづらい.
評価項目5学年末における英語の総合力を十分に向上させている.学年末における英語の総合力をある程度向上させている.学年末における英語の総合力を向上させていない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語ⅠAで学んだ英語をさらに発展させ,英文法の基礎を完成させる.本授業では,主に未習の文法事項の学習と演習に力を入れ,読み書き能力と基礎英語力の習得を目指す.授業内容の復習のためワークブックを課題として活用する.また,TOEIC BridgeテストのReading問題にも十分対応できるだけの力を養う.さらに,理工系の基本語彙力を増進させるために,定期的に単語小テストを実施する.

(授業時間)
46.5時間

(関連科目)
英語ⅠA,英語ⅠB,英語ⅡB,英語ⅢA
授業の進め方・方法:
初回の授業では全般の説明を行い,2回目以降の授業では各Lesson を通して正しい文法を理解できるようにし,ワークブックの課題によりさらに文法力の定着を目指す.また,授業2回に1回50語のペースで英単語の小テストを実施する.学習した文法・語彙を活用する場として,随時英作文を課す.必要に応じて単語テストとは別に小テストを随時実施する.

総合評価60点以上を合格とする.但し,授業に真面目に参加しない学生には,10%を上限に評価点を下げる.

(再試験)
総合評価40点~59点の学生に限って年度末に1回のみ実施する.
注意点:
(履修上の注意)
(1)事前に参考書の該当する箇所を熟読し,教科書の文法問題を自力で解くこと.ワークブックの課題も自力で解いて提出すること.
(2)英単語などの小テストの平均点を評価に入れるので,欠席しなくて済むように健康管理にも注意しながら真剣に取り組むこと.
(3)授業には(電子)辞典を必ず持参すること.

(自学上の注意)
(1)日頃から英語に接し,積極的に各種の資格試験に挑戦すること.
(2)復習をして内容を理解した後は,必ず音読を繰り返して英語の音声に慣れること.
(3)英単語小テストのための勉強時には,必ず音読しながら綴りを手で書いて覚えること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション 授業方法・評価方法が理解できる.     
2週 Lesson 16 不定詞①
英作文①
to不定詞の名詞用法・形容詞用法と副詞用法について理解できる.

3週 Lesson 17 不定詞① to不定詞の名詞用法・形容詞用法と副詞用法について理解できる.
4週 Lesson 18 不定詞② 動詞とto不定詞の組み合わせ等について理解できる.
5週 Lesson 18 不定詞②    動詞とto不定詞の組み合わせ等について理解できる.
6週 英単語小テスト①(601-650)  
Lesson 19 不定詞③
動詞とto不定詞の組み合わせ等について理解できる.
7週 英単語小テスト②(651-700) 
Lesson 19 不定詞③
動詞とto不定詞の組み合わせ等について理解できる.
8週 英単語小テスト③(701-750)    
Lesson 19 不定詞③, 英作文②
to不定詞の意味上の主語について理解できる.
さまざまなto不定詞の形・重要表現について理解できる.
2ndQ
9週 英単語小テスト④(751-800), 文法確認テスト① 
Lesson 19 不定詞④
原形不定詞について理解できる.
10週 文法確認テスト②
Lesson 19 不定詞④
原形不定詞について理解できる.
11週 英単語小テスト⑤(801-850), 文法確認テスト③
Lesson 20 動名詞①
動名詞の働きについて理解できる.
12週 英単語小テスト⑥(851-900)
Lesson 21 動名詞②
動名詞と不定詞の用法の違いについて理解できる.
13週 Lesson 22 分詞① 分詞の限定用法と叙述用法について理解できる.
14週 前期期末試験
ワークブック提出
15週 前期期末試験の解答と解説
分詞②
解けなかった箇所の把握・理解ができる.
16週
後期
3rdQ
1週 Lesson 23 分詞②
英作文③
分詞構文の形と働きが理解できる.
2週 英単語小テスト⑦(901-950)
Lesson 23 分詞②
分詞構文の形と働きが理解できる.
3週 Lesson 24 比較①
同級・比較級について理解できる.
4週 英単語小テスト⑧(951-1000)
Lesson 25 比較②

最上級の様々な表現について理解できる.
5週 Lesson 26 比較③
原級・比較級・最上級を用いた慣用表現について理解できる.
6週 英単語小テスト⑨(1001-1050)
Lesson 26 比較③
原級・比較級・最上級を用いた慣用表現について理解できる.
7週 Lesson 27 関係詞①
前置詞と関係代名詞について理解できる.
8週 英単語テスト⑩(1051-1100)
Lesson 27 関係詞①
関係代名詞のwhatについて理解できる.
4thQ
9週 後期中間試験
ワークブック提出
10週 後期中間試験の解答と解説
Lesson 28 関係詞②
解けなかった箇所の把握・理解ができる.
関係代名詞の非制限用法について理解できる.
11週 英単語テスト⑪(1101-1150)
Lesson 29 関係詞③
関係副詞・複合関係詞について理解できる.
12週 Lesson 29 関係詞③
Lesson 30 関係詞④
いろいろな関係詞を使った表現について理解できる.
13週 英単語テスト⑫(1151-1200)
Lesson 30 関係詞④ ,Lesson 32 仮定法①
仮定法過去について理解できる.
14週 Lesson 32 仮定法① 仮定法過去完了について理解できる.
15週 後期期末試験
ワークブック提出
16週 後期期末試験の解答と解説 解けなかった箇所の把握・理解ができる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験小テスト課題英作文TOEIC Bridge 合計
総合評価割合5010101020100
基礎的能力5010101020100
専門的能力000000
分野横断的能力000000