到達目標
(1) ドイツ語が正確に発音できる. (口頭練習,練習問題・課題,小テスト,定期試験等)
(2) ドイツ語の初級文法の基礎を習得し,平易なドイツ語文を理解できる.(口頭練習,練習問題・課題,小テスト,定期試験等)
(3) ドイツ語を用いて初歩的な会話表現ができる.(口頭練習,練習問題・課題,小テスト,定期試験等)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ドイツ語が正確に発音できる. | ドイツ語がほぼ正確に発音できる. | ドイツ語が正確に発音できない |
評価項目2 | ドイツ語の初級文法の基礎を習得し,平易なドイツ語文を充分理解できる
| ドイツ語の初級文法の基礎を習得し,平易なドイツ語文をほぼ理解できる | ドイツ語の初級文法の基礎を習得せず,平易なドイツ語文を充分理解できない |
評価項目3 | ドイツ語を用いて初歩的な会話表現ができる | ドイツ語を用いて初歩的な会話表現がほぼできる | ドイツ語を用いて初歩的な会話表現ができない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 (C2)
説明
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JABEE 1(2)(f)
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教育方法等
概要:
本科目は,これまでにドイツ語を体系的に学修したことがない学生が,入門的なドイツ語の能力,及び,(補完的に)ドイツ事情に関する基礎知識を習得することを目的としている.ドイツ語を公用語とする国家は,ドイツ,オーストリア,リヒテンシュタイン,ルクセンブルク,スイス,ベルギーであるが,これら以外にもドイツ語が使用されている地域は,ヨーロッパに広く存在している.
ドイツ語は,英語とともにゲルマン語派に属し,英単語とスペリングを同じくするドイツ語単語も少なからずあり,また,文法規則に忠実な運用がなされていて,かかる文法規則に対する例外事項は少なく,そうした意味において,比較的学びやすい第二外国語であるといえる.さらに,ドイツは,ヨーロッパでは,英語圏に次いで書籍発行部数の多い国であり(世界87カ国調査では6位),ドイツ語を習得することは,より多くの知識・情報に接する機会をつくることに繋がるであろう.くわえて,ドイツは,欧州議会における議員数も最多であって,ヨーロッパにおいて今なお強い発言力を有しており,そうした意味においても,ドイツ語の習得は,国際人として大きなアドヴァンテージとなりうる.
本科目では,以上のような特長をもつドイツ語(及びドイツ事情)の学修を通じて,ひいては学生諸君の国際性の涵養を図ることも目指している.
(授業時間)
23.25時間
授業の進め方・方法:
ドイツ語の発音・文法・会話表現などに関する解説を行った上で,講義のなかで実施される口頭練習,練習問題・課題,小テストなどを通じて,初歩的なドイツ語力の定着を図る.
(事前学習)教材が事前提示されている場合には,次回の学修予定事項について,少なくとも語彙の意味を調べる程度のことはしておくこと。
注意点:
独和辞典を用意すると学修が進めやすいでしょう.
評価
【総合評価及び単位取得の条件】原則として定期試験の平均を総合評価の80%とし,平常点を総合評価の20%として,これらを合算したときの評点が60点以上である場合に合格とします.なお,その際の平常点の算定根拠は,練習問題,課題,口頭練習,小テスト,受講態度等であり、これらを総合考慮して算定します.
定期試験の平均(80%)+平常点(20%)=総合評価
【再試験】実施することがありえます.詳細は開講後に案内します.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業概要説明,ドイツ語概観 発音(1)アルファベット/ ドイツ事情(1) |
ドイツ語がどんな言葉か理解でき,ドイツ語のアルファベットが発音できる./ 講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
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2週 |
発音(2)アルファベット・母音/ ドイツ事情(2) |
母音,変母音,重母音の発音ができる./ 講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
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3週 |
発音(3)子音・数字・挨拶/ ドイツ事情(3)
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子音の発音ができ,数字が発音できる.ドイツ語で簡単な挨拶ができる./ 講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
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4週 |
動詞の現在形(1)現在人称変化:1人称単数と平叙文/ ドイツ事情(4)
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規則動詞の現在形の1人称単数の変化形とドイツ語の基本構文が理解でき,簡単な自己紹介ができる./ 講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
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5週 |
動詞の現在形(2)現在人称変化:2人称単数と補足疑問文/ ドイツ事情(5)
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規則動詞の現在形の2人称単数の変化形が理解できる. 疑問詞と疑問文が理解でき, 簡単な質問ができる./ 講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
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6週 |
動詞の現在形(3)現在人称変化:3人称単数と1,2,3人称複数・決定疑問文/ ドイツ事情(6) |
規則動詞の現在形の3人称単数と1,2,3人称複数の変化形が理解でき, 疑問文の基本構文が理解できる./ 講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
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7週 |
動詞の現在形(4)現在人称変化:口調上の例外・否定文/ ドイツ事情(7)
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重要動詞 sein を用いた表現ができる./ 講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
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8週 |
動詞の現在形(5)現在人称変化:seinの変化と用法/ ドイツ事情(8)/ 中間総括と補遺 |
規則動詞の現在形の口調上の例外と否定文が理解できる./ 講義で扱ったドイツ事情について理解できる./ 前期中間試験までの学修内容を理解できる.
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験
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前期中間試験までの学修内容を理解できる.
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10週 |
前期中間試験の解説/ 名詞と冠詞(1)名詞の性と冠詞/ ドイツ事情(9)
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前期中間試験までの学修内容を理解できる./ 講義で扱ったドイツ事情について理解できる./ 名詞の性の概念と冠詞の基本用法が理解できる.
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11週 |
名詞と冠詞(2)名詞の格・habenの用法/ ドイツ事情(10)
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名詞の格の基本用法が理解でき, 動詞haben を用いた表現ができる./ 講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
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12週 |
不規則変化動詞・命令形/ ドイツ事情(11) |
不規則変化動詞の現在人称変化が理解でき,命令形を用いた簡単な会話ができる./ 講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
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13週 |
名詞と冠詞(3)所有冠詞/ ドイツ事情(12) |
所有冠詞の基本用法が理解でき,簡単な会話ができる./ 講義で扱ったドイツ事情について理解できる.
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14週 |
全体総括と補遺
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前期期末試験までの学修内容を理解できる.
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15週 |
前期期末試験 |
前期期末試験までの学修内容を理解できる.
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
前期期末試験までの学修内容を理解できる.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 平常点(練習問題,課題,口頭練習,小テスト,受講態度その他一切) | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |