国語Ⅰ

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 国語Ⅰ
科目番号 R06G101 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 〔教科書〕「現代の国語」(数研出版) / 「言語文化」(数研出版)
〔副教材〕 「ジャンプアップ高校漢字問題集」(東京書籍)/ 「ビジュアルカラー国語便覧」(大修館書店)
担当教員 広瀬 裕美子

到達目標

(1) 現代文(評論・随筆・小説)に親しみ,読解や鑑賞の基礎・応用を身につける.(提出課題・定期試験)
(2) 古文・漢文の読解の基礎力・応用力を身につける.(提出課題・定期試験)
(3) 文章の内容や箇所の問いに対して的確に文章にまとめる作文力や発表力を身につける.(提出課題・定期試験)
(4) 常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・四字熟語等の基礎的語彙力をつける.(漢字テスト・定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1現代文(評論文・随筆・小説)に親しみ,読解や鑑賞の基礎力・応用力を十分身につけている.現代文(評論文・随筆・小説)に親しみ,読解や鑑賞の基礎力・応用力を身につけている.現代文(評論文・随筆・小説)に親しみ,読解や鑑賞の基礎力・応用力を身につけていない.
評価項目2古文・漢文の読解の基礎力・応用力を十分身につけている.古文・漢文の読解の基礎力・応用力を身につけている.古文・漢文の読解の基礎力・応用力を身につけていない.
評価項目3文章の内容や箇所についての問いに対して的確に文章にまとめる作文力や表現力を十分身につけている.文章の内容や箇所についての問いに対して的確に文章にまとめる作文力や表現力を身につけている.文章の内容や箇所についての問いに対して的確に文章にまとめる作文力や表現力を身につけていない.
評価項目4常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・四字熟語等の基礎的語彙力を十分身につけている.常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・四字熟語等の基礎的語彙力を身につけている.常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・四字熟語等の基礎的語彙力を身につけていない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・現代文(評論文・随想・小説)及び古文・漢文を読み,内容読解・鑑賞・文章作成を行う.
 また,表現力の向上に向けて,作文や発表を行う.
・漢字問題集を試験範囲とした「漢字テスト」を定期的に行い,漢字・語句の力を身につける.
〔科目情報〕
関連科目 国語総合(2年),現代文(3年)
授業の進め方・方法:
・基本的に講義を中心に学習するが,可能であればアクティブラーニングの授業も実施.
〔事前学習〕
・次の授業で扱う教科書本文を必ず読んでおくこと.
注意点:
〔履修上の注意〕
・課題の提出,漢字テストを評価して,課題点(30点満点)とする.
・授業で用いたプリントは,試験範囲に入れることもあるので必ず保管しておくこと.
〔自学上の注意〕
・作品本文の音読を始め,課題プリントを用いて授業の予習復習を心掛けること.

評価

〔総合評価〕
・総合評価=(4回の定期試験の平均点)×0.7+(課題の平均点)×0.3
〔単位修得の条件について〕
・総合評価60点以上.
〔再試験について〕 
・総合評価が59点以下の学生に対して実施.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 古文(1) 古文読解 第1単元(1時間目 )
2週 古文(2) 古文読解 第1単元(2時間目)
3週 古文(3) 古文読解 第1単元(3時間目)
4週 現代文(1) 評論 第1単元(1時間目)
5週 現代文(2) 評論 第1単元(2時間目)
6週 現代文(3) 評論 第1単元(3時間目)
7週 現代文(4) 評論 第1単元(4時間目)
8週 漢文(1) 漢文読解 第1単元(1時間目)
2ndQ
9週 前期中間試験 到達目標(1)(2)(3)(4)
10週 前期中間試験の解答と解説 誤答箇所の確認・復習
11週 漢文(2) 漢文読解 第1単元(2時間目)
12週 漢文(3) 漢文読解 第1単元(3時間目)
13週 現代文(5) 評論 第2単元(1時間目)
14週 現代文(6) 評論 第2単元(2時間目)
15週 前期期末試験 到達目標(1)(2)(3)(4)
16週 前期期末試験の解答と解説 誤答箇所の確認・復習
後期
3rdQ
1週 現代文(7) 随想・小説 第1単元(1時間目 )
2週 現代文(8) 随想・小説 第1単元(2時間目 )
3週 現代文(9) 随想・小説 第1単元(3時間目 )
4週 現代文(10) 随想・小説 第1単元(4時間目 )
5週 現代文(11) 随想・小説 第1単元(5時間目 )
6週 古文(4) 古文読解 第2単元(1時間目 )
7週 古文(5) 古文読解 第2単元(2時間目 )
8週 古文(6) 古文読解 第2単元(3時間目 )
4thQ
9週 後期中間試験 到達目標(1)(2)(3)(4)
10週 後期中間試験の解答と解説
漢文(4)
誤答箇所の確認・復習
漢文読解 第2単元(1時間目 )
11週 漢文(5) 漢文読解 第2単元(2時間目 )
12週 漢文(6) 漢文読解 第2単元(3時間目 )
13週 現代文(12) 評論 第3単元(1時間目)
14週 現代文(13) 評論 第3単元(2時間目)
15週 学年末試験 到達目標(1)(2)(3)(4)
16週 学年末試験の解答と解説 誤答箇所の確認・復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要旨・要点をまとめることができる。2前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14,前15,前16,後9,後10,後13,後14,後15,後16
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。2前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14,前15,前16,後9,後10,後13,後14,後15,後16
社会生活で使われる語彙(故事成語・慣用句等を含む)を増やし、思考・表現に活用できる。2前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後13,後14,後15,後16
専門の分野に関する用語を論理的思考・表現に活用できる。2前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後13,後14,後15,後16
文学作品(小説・随筆・詩歌・古典等)を文脈に即して鑑賞し、そこに描かれたものの見方や登場人物の心情を説明できる。2前1,前2,前3,前8,前9,前10,前11,前12,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後15,後16
言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持ち、そこで得られた知識や考え方を効果的な表現に活用できる。2前1,前2,前3,前8,前9,前10,前11,前12,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後15,後16
言語作品の読解を通して、人間や社会の多様な在り方についての考えを深め、自己を客観的に捉えたり自分の意見を述べることができる。2前1,前2,前3,前8,前9,前10,前11,前12,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後15,後16
常用漢字を中心に、日本語を正しく読み、表記できる。2前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後13,後14,後15,後16
実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。2前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14,前15,前16,後9,後10,後13,後14,後15,後16
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集し、それを整理、分析できる。2前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14,前15,前16,後9,後10,後13,後14,後15,後16
整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開、表現方法を工夫し、報告・論文を作成できる。2前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14,前15,前16,後9,後10,後13,後14,後15,後16
作成した報告・論文の内容及び自分の思考や考察を資料(図解・動画等)にまとめ、的確に口頭発表できる。2前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14,前15,前16,後9,後10,後13,後14,後15,後16
課題や条件に応じ、根拠に基づいて議論できる。2前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14,前15,前16,後9,後10,後13,後14,後15,後16
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。2前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14,前15,前16,後9,後10,後13,後14,後15,後16
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。2前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14,前16,後9,後10,後13,後14,後15,後16

評価割合

試験課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000