英語ⅠB

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語ⅠB
科目番号 R06G110 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 English Firsthand Access (Pearson)
必携英語表現集(数研出版)
担当教員 菊川 裕規,野間 由梨花

到達目標

(1)英語の基本的な語彙や表現およびコミュニケーション方略を用い,自分の考えや気持ちを英語で伝えることができる.(プレゼンテーション)
(2)基本的な語彙および文法事項を理解し,日常的な話題について探求し自分の意見を英語で書くことができる.(小テスト,定期試験)
(3)平易な英語で書かれた文章を読み,情報を適切に読み取ることができる.(定期試験)
(4)日常的および社会的な話題について,英語で話された内容を聞き取ることができる.(定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標(1)の評価指標基本的な語彙や表現,コミュニケーション方略を用い,積極的に自分の考えを英語で伝えることができる.基本的な語彙や表現を用い,自分の考えを英語で伝えることができる.自分の考えを述べる際に日本語の使用がみられる.
到達目標(2)の評価指標日常的な話題について探求し,自分の意見を英語で書くことができる.日常的な話題について自分の意見を英語で書くことができる.自分の意見を英語で書くことが困難である.
到達目標(3)の評価指標平易な英語で書かれた文章を正確に理解している.平易な英語で書かれた文章を概ね理解している.英語で書かれた文章をほとんど理解していない.
到達目標(4)の評価指標英語で行われる日常的なやりとりを聞き,その内容を正確に理解している.英語で行われる日常的なやりとりを聞き,その内容を概ね理解している.英語で行われる日常的なやりとりをほとんど聞き取れていない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業では日常的な話題や社会的な話題について書かれた,もしくは話された内容を理解し,それについて探求し自分の考えを英語で表現することができるようになることを目標としている.教科書等を用い,英語でのコミュニケーションの基礎となる語彙や表現の定着を図り,コミュニケーション方略を身に着ける.授業内では個人およびペア・グループワークを取り入れ,発表する機会も多くあるので積極的な参加を期待する.定期試験の他に,1月頃(予定)にはTOEIC Bridge Listening&Readingを実施する.
授業の進め方・方法:
授業は教科書のユニットごとに進行する.適宜ペアワークやグループワークを取り入れ,発表する機会を設ける.

(事前学習)
・定期的に小テストを実施する.範囲は初回授業で提示するので計画的に学習すること.

(事後学習)
・学習した範囲についてオンライン上で課題に取り組む(初回授業で説明).
注意点:
・予習復習を前提とする.ペアワークやグループワークは授業内で発表する機会があるので準備を万全にしておくこと.
・小テスト実施日は事前に知らせるので,できるだけ欠席することのないように体調管理には十分注意すること.
・長期休暇中には課題を設ける.
・学校で実施される英語講座への参加,資格試験(英検等)にも積極的に取り組むことが望ましい.

評価

(総合評価)
定期試験(4回)40%,プレゼンテーション 30%,課題 10%,小テスト 10%,TOEIC Bridge 10%
(単位修得の条件)
総合評価の60点以上とする.
(再試験について)
総合評価60点未満の学生に対して実施する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション
Unit 0
・授業方法,評価方法,教科書等について理解する.
・英語で相手に質問し,自分のことについて伝えることができる.
2週 Unit 1 ・英語で自分のことについて伝えることができる.
・英語で相手の趣味や興味について尋ねることができる.
3週 Unit 2 ・英語で他の人を紹介することができる.
・英語でわからない事柄について質問することができる.
4週 Presentation 1 ・自分の身近な人にインタビューをして,紹介することができる.
5週 Unit 3 ・英語で自分の持ち物について説明することができる.
6週 Unit 4 ・英語で自分の普段のタイムスケジュールを説明することができる.
・英語で相手のタイムスケジュールを尋ねることができる.
7週 Presentation 2 ・自分の好きなものを紹介することができる.
8週 Unit 1~4 Review ・これまでの既習事項が理解できている.
2ndQ
9週 前期中間試験 到達目標(2)~(4)
10週 中間試験の解説と学習指導 ・前期中間試験までの既習事項が理解できている.
11週 Unit 5 ・英語で自分の家族について説明できる.
・英語で相手の家族について尋ねることができる.
12週 Unit 6 ・英語で自分の好みについて話すことができる.
13週 Presentation 3 ・ペアもしくはグループで会話を作成し発表することができる.
・他の発表を聞いて,その内容を理解できる.
14週 Unit 5~6 Review ・これまでの既習事項が理解できている.
15週 後期中間試験 到達目標(2)~(4)
16週 学習指導
後期
3rdQ
1週 前期の復習
夏季休暇中の課題解説
・前期の既習事項が理解できている.
2週 Unit 7 ・英語で時間の過ごし方について話すことができる.
・相手の週末の過ごし方を英語で尋ねることができる.
3週 Unit 8 ・英語で好きな食べ物について話すことができる.
相手の好きな食べ物を訪ねることができる.
4週 Presentation 4 ・様々な国の伝統的な料理について英語で紹介することができる.
5週 Unit 9 ・人の行動を英語で説明することができる.
・相手の好きなスポーツを英語で尋ねることができる.
6週 Unit 10 ・英語でモノの特徴を説明することができる.
・自分の家の特徴を英語で説明することができる.
7週 Presentation 5 ・様々な国の伝統的な家の特徴について英語で紹介することができる.
8週 Unit 7~10 Review ・これまでの既習事項が理解できている.
4thQ
9週 後期中間試験 到達目標(2)~(4)
10週 後期試験の解説と学習指導 ・後期中間試験までの既習事項が理解できている.
11週 Unit 11 ・過去の出来事について英語で話すことができる.
・以前の休暇について相手に英語で尋ねることができる.
12週 Unit 12 ・これからの予定について英語で話すことができる.
・相手の将来の夢を英語で尋ねることができる.
13週 Presentation 6 ・自分の将来の夢や目標を英語で発表することができる.
14週 Unit 11~12 Review ・これまでの既習事項が理解できている.
15週 学年末試験 到達目標(2)~(4)
16週 学習指導

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後11,後12,後13
日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後11,後12,後13
日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後11,後12,後13
日常的な話題や社会的な話題について平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握できる。3前8,前14,後8,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後11,後12,後13
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前4,前7,前13,後4,後7,後13
自分の専門分野などの予備知識のある事柄や関心のあるトピックについて、話の展開や話者の意図に注意しながら必要な情報を聞き取り、概要や要点を把握できる。3前4,前7,前13,後4,後7,後13
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをやり取りできる。3前13,後4,後7
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前4,前7,前13,後4,後7,後13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックについて、意見や主張を適切な理由や根拠とともに伝える複数の段落を書くことができる。3前8,前14,後8,後14
自分の専門分野に関する口頭発表などを念頭に置き、関心のあるトピックについて、平易な英語でのプレゼンテーションや内容に関する簡単な質疑応答のやりとりができる。3前4,前7,前13,後4,後7,後13
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前8,前14,後8,後14

評価割合

定期テストプレゼンテーション小テスト課題TOEIC Bridge合計
総合評価割合4030101010100
基礎的能力4030101010100
専門的能力000000
分野横断的能力000000