保健・体育

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 保健・体育
科目番号 0013 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)高石昌弘,小沢治夫ほか,「現代保健体育」,大修館書店./(参考図書)秋山兼範, 麻生絋二ほか,「最新スポーツルール」,大修館書店.
担当教員 川内谷 一志,大庭 恵一,詫摩 英明

到達目標

(1) 基礎体力の維持・向上を目標とする.(ゲームと記録)
(2) 体育実技で行った運動種目のルールを正確に理解し,ゲームを楽しむことができるようにする.(ゲーム)
(3) 保健学習で行った内容を正確に理解する.(定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1あらゆる運動に必要な基礎体力を身につけている運動をある程度行うための基礎体力を身につけている運動を行うための基礎体力がみについていない
評価項目2体育実技で行うスポーツのルールを十分に理解し,積極的にゲームを楽しむことができる体育実技で行うスポーツのルールをある程度理解して,ゲームを楽しむことができる体育実技で行うスポーツのルールを理解できず,ゲームを行うことができない
評価項目3保健学習で行った内容を十分に理解できる保健学習で行った内容をある程度理解できる保健学習で行った内容をほとんど理解できていない

学科の到達目標項目との関係

自ら考える力を身につける 大分高専 学習教育目標(A1) 説明 閉じる
数学、自然科学の力を身につける 大分高専 学習教育目標(B1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1 学年は,スポーツの持つ特性を理解させ,創意工夫して個人の技能を向上させるとともに,体力増強や健康管理ができるように工夫する.保健学習では,「生涯を通じる健康」および「現代社会と健康」について学習する.
(科目情報)
前期1 コマ,後期1 コマ,授業時間43.5 時間
関連科目 保健・体育(2 年)
授業の進め方・方法:
達成目標の(1)から(3)について実技と試験で評価する.
総合評価=0.8×(授業で行った各種目の実技点の平均)+0.2×(保健テスト点)
総合評価は,前期評価と後期評価を平均して評価する.授業態度により,評価点からその20%を上限として減点を行う.
総合評価60 点以上を合格とする.再試験は,実施しない.
注意点:
(履修上の注意)
授業は,学校指定の体操服・運動靴・体育館シューズで行う.
(自学上の注意)
授業で行うスポーツのルールを調べておく.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 保健体育の授業の概要について説明する.
2週 スポーツテスト 運動能力テスト(50m,立幅跳,ハンドボール投,持久走)を正確に実施する
3週 スポーツテスト 体力診断テスト(握力,反復横跳び,長座体前屈,上体起こし)を正確に実施する
4週 柔道① 個人技能の習得後,約束練習や簡易試合を行い,ルール審判法を習得する.
5週 柔道② 個人技能の習得後,約束練習や簡易試合を行い,ルール審判法を習得する.
6週 柔道③ 個人技能の習得後,約束練習や簡易試合を行い,ルール審判法を習得する.
7週 柔道④ 個人技能の習得後,約束練習や簡易試合を行い,ルール審判法を習得する.
8週 柔道⑤ 個人技能の習得後,約束練習や簡易試合を行い,ルール審判法を習得する.
2ndQ
9週 水泳① クロール,平泳ぎの修得.水難事故対策として着衣泳を行う.
10週 水泳② クロール,平泳ぎの修得.水難事故対策として着衣泳を行う.
11週 水泳③ クロール,平泳ぎの修得.水難事故対策として着衣泳を行う.
12週 保健① 「生涯に通じる健康」について学習する.
13週 保健② 「生涯に通じる健康」について学習する.
14週 前期末試験 筆記による保健のテストを行う
15週 後期期末試験の解答と解説 保健のテストの解答と解説を行う
16週
後期
3rdQ
1週 陸上競技① 短距離走の記録を測定する.その記録を元にリレーを行う.
2週 陸上競技② 走幅跳の記録を測定する.
3週 陸上競技③ 持久走の記録を測定する.
4週 サッカー①
ソフトテニス・卓球①
基本技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する
5週 サッカー②
ソフトテニス・卓球②
基本技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する
6週 サッカー③
ソフトテニス・卓球③
基本技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する
7週 サッカー④
ソフトテニス・卓球④
基本技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する
8週 バレーボール・バスケットボール① 基本技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する
4thQ
9週 バレーボール・バスケットボール② 基本技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する
10週 バレーボール・バスケットボール③ 基本技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する
11週 バレーボール・バスケットボール④ 基本技能の習得後,ゲームによるルール・審判法を習得する
12週 保健① 「現代社会と健康」について学習する.
13週 保健② 「現代社会と健康」について学習する.
14週 後期期末試験 筆記による保健のテストを行う
15週 後期期末試験の解答と解説 保健のテストの解答と解説を行う
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。3
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。3

評価割合

実技試験合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000