科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 地理
科目番号 10044 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般科目 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 山本正三ほか『新編 詳解地理B』,『現代地図帳』,二宮書店.
担当教員 久保山 力也

到達目標

(1) 世界の地形,気候について理解できる.(定期試験)
(2) 世界の生活について理解できる.(定期試験)
(3) 世界の地誌について理解できる.(定期試験)
(4) 調査を実施し,報告することができる.(実技評価:調査ならびに報告)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の地形,気候について十分に理解できる.世界の地形,気候についてある程度理解できる.世界の地形,気候について理解できない.
評価項目2世界の生活について十分に理解できる.世界の生活についてある程度理解できる.世界の生活について理解できない.
評価項目3世界の地誌について十分に理解できる.世界の地誌についてある程度理解できる.世界の地誌について理解できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現在の世界を理解するために地形や気候から,人口や民族・宗教など系統地理学,そして地誌学へと繋がっていきます.
また主に前期で調査、後期でこれを踏まえた報告を行っていただきます.
前期1コマ,後期1コマ
授業時間  46.5 時間
関連科目 現代社会,政治・経済,日本史,世界史.
授業の進め方・方法:
【授業の進め方】講義式ならびに調査・報告で行います.適宜「学修プリント」を配布します.
【授業内容・方法】地理に関する諸問題を扱います.
【定期試験】達成目標(1)(2)(3)につき4回の試験により評価(90%)
【実技試験】達成目標 (4)につき、調査ならびに報告により評価(10%)
【合格ライン】総合評価60点以上を合格とします.
【再試験】総合評価が60点に満たない者に対して実施します.
注意点:
講義への主体的な参加を心掛けてください.1 回目に詳しく説明します.
学修プリントをきちんと見直してください.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地形Ⅰ(世界の地形) 世界の地形を理解できる.
2週 地形Ⅱ(河川,海岸,特徴的な地形) 河川や海岸の地形について理解できる.
3週 調査Ⅰ 調査の基礎が理解できる.
4週 気候Ⅰ(世界の気候) 気候の要素・因子について理解できる.
5週 調査Ⅱ 調査の基礎が理解できる.
6週 気候Ⅱ(気候区分,植生,土壌) 気候区分の基準・特色を理解できる.
7週 調査Ⅲ 調査の基礎が理解できる.
8週 気候Ⅲ(各地域の気候と生活) 地域の気候や生活の特色を理解できる.
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 生活Ⅰ(人口総論) 世界の人口問題が理解できる.
11週 調査Ⅳ 具体的な調査技法が理解できる.
12週 生活Ⅱ(衣食住,言語,宗教) 世界の生活文化が理解できる.
13週 調査Ⅴ 具体的な調査技法が理解できる.
14週 生活Ⅲ(民族,国家,領土問題,国家群) 国際問題が理解できる.
15週 前期期末試験
16週 前期期末試験の解答と解説
後期
3rdQ
1週 地誌Ⅰ(中国) 中国が抱える諸問題が理解できる.
2週 報告Ⅰ 調査に基づく報告ができる.
3週 地誌Ⅱ(韓国) 韓国が抱える諸問題が理解できる.
4週 報告Ⅱ 調査に基づく報告ができる.
5週 地誌Ⅲ(東南アジア) 東南アジアが抱える諸問題が理解できる.
6週 報告Ⅲ 調査に基づく報告ができる.
7週 地誌Ⅳ(アフリカ) アフリカが抱える諸問題が理解できる.
8週 後期中間試験
4thQ
9週 報告Ⅳ 調査に基づく報告ができる.
10週 地誌Ⅳ(EU) EUが抱える諸問題が理解できる.
11週 報告Ⅴ 調査に基づく報告ができる.
12週 地誌Ⅴ(ロシアと中央アジア) ロシアと中央アジアが抱える諸問題が理解できる.
13週 報告Ⅵ 調査に基づく報告ができる.
14週 地誌Ⅵ(アメリカ) アメリカが抱える諸問題が理解できる.
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90100000100
基礎的能力7010000080
専門的能力100000010
分野横断的能力100000010