到達目標
(1) 英文法の基礎を習得し,英語の基礎構文を理解できるようになる. (定期試験)
(2) 英語の基本的な構文やその意味・用法を習得し,基礎的な英語を表現できるようになる.(定期試験)
(3) 理工系学生のための基本的な英単語を習得する.(単語小テスト・定期試験)
(4) 学年末における英語の総合力を向上させる.(TOEIC Bridge テスト)
(5) 推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を習得する.(定期試験)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 英文法の基礎を全て習得し,英語の基礎構文を完全に理解できるようになる | 英文法の基礎をほぼ習得し,英語の基礎構文を理解できるようになる | 英文法の基礎を習得し,英語の基礎構文を理解できない |
評価項目2 | 英語の基本的な構文やその意味・用法を充分習得し,基礎的な英語を自在に表現できるようになる | 英語の基本的な構文やその意味・用法をほぼ習得し,基礎的な英語を表現できるようになる | 英語の基本的な構文やその意味・用法を習得し,基礎的な英語を表現できない |
評価項目3 | 決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語を完全に習得する | 決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語をほぼ習得する | 決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語を習得していない |
評価項目4 | 学年末における英語の総合力を十分に向上させる | 学年末における英語の総合力をある程度向上させる | 学年末における英語の総合力を向上させていない |
評価項目5 | 推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を十分に習得する | 推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を大体において習得する | 推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を習得していない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
(授業の概要)
中学校で学んだ英語をさらに発展させ,英文法の基礎を完成させる.授業では,英語参考書と文法問題集を使用して主に未習の文法事項の学習と演習に力を入れる.同時に,ペアでの会話練習を行うことで,基礎英語表現力の向上を目指す.また,推測力向上に役立つ予備知識のプリントを使用して推測力を高めていくことで,TOEIC BridgeテストのReading 問題への対応力も養う.さらに,理工系の基本語彙力を増進させるために,定期的に単語小テストを実施する.
(授業時間)
46.5 時間
(関連科目)
英語ⅡA,英語ⅠB
授業の進め方・方法:
毎回の授業では,英文法問題集への取組み以外にも,ペアでの英会話練習や推測演習を行う.また,2回に1回のペースで単語の小テストを実施する.
総合評価60点以上を合格とする.但し、授業に真面目に参加しない学生には,10%を上限に評価点を下げる.
(再試験)
総合評価40点~59点の学生に限って1回のみ実施する.
注意点:
(履修上の注意)
(1)必ず事前に参考書の該当する箇所を熟読した上で文法問題集の問題を解くこと.
(2)単語の小テストを実施して評価に入れるので,欠席しなくて済むように健康管理にも注意しながら真剣に取り組むこと.
(3)授業には和英辞典を必ず持参すること.
(自学上の注意)
(1)日頃から英語に接し,積極的に各種の資格試験にも挑戦すること.
(2)復習をして内容を理解した後は,必ず音読を繰り返して英語の音声に慣れること.
(3)単語小テスト用の試験勉強時には,必ず綴りを音読しながら書いて覚えること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業オリエンテーション |
授業方法・評価方法・教科書等の説明を行う
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2週 |
Lesson 1 文の種類 |
文の種類の判別ができるようになる
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3週 |
5文型の判別(1)+小テスト |
5文型の判別ができるようになる
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4週 |
Lesson 2 動詞と文型(1) |
5文型の判別ができるようになる
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5週 |
Plus 1 動詞と文型+小テスト |
5文型の判別ができるようになる
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6週 |
Lesson 3 時制(1) |
現在時制の特徴を理解できる
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7週 |
Lesson 4 時制(2)+小テスト |
過去時制の特徴を理解できる
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8週 |
まとめ・復習 |
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
推測力向上のための応用問題も含む
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10週 |
前期中間試験の解答と解説+小テスト
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11週 |
Lesson 5 時制(3) |
未来に言及する際に使われる英語表現の特徴を理解できる
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12週 |
Lesson 6 完了形(1)+小テスト |
現在完了形の特徴を理解できる
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13週 |
Lesson 7 完了形(2) |
過去完了形の特徴を理解できる
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14週 |
まとめ・復習+小テスト |
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15週 |
前期期末試験 |
推測力向上のための応用問題も含む
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Lesson 8 助動詞(1) |
can,may,mustの違いを理解できる
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2週 |
Lesson 9 助動詞(2)+小テスト |
will,would,used to,ought to,shouldの特徴を理解できる
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3週 |
plus 2 助動詞 |
他の助動詞の特徴を理解できる
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4週 |
Lesson 10 受動態(1)+小テスト |
受動態の基本形が理解できる
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5週 |
Lesson 11 受動態(2) |
受動態 ↔ 能動態の変換ができるようになる
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6週 |
Lesson 12 不定詞(1)+小テスト |
名詞的用法と形容詞的用法が理解できる
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7週 |
Lesson 13 不定詞(2) |
副詞的用法が理解できる
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8週 |
まとめ・復習 |
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4thQ |
9週 |
後期中間試験
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推測力向上のための応用問題も含む
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10週 |
後期中間試験の解答と解説+小テスト
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11週 |
Lesson 14 不定詞(3) |
原形不定詞の用法が理解できる
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12週 |
Plus 3 不定詞+小テスト |
how to不定詞,be to不定詞の用法が理解できる
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13週 |
Lesson 15 動名詞 |
動名詞の用法が理解できる
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14週 |
まとめ・復習+小テスト |
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15週 |
後期期末試験 |
推測力向上のための応用問題も含む
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16週 |
後期期末試験の解答と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 単語テスト | TOEIC Bridge | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 65 | 20 | 10 | 95 |
専門的能力 | 5 | 0 | 0 | 5 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |