概要:
情報技術の普及と高度化により,産業界は著しい発展を遂げてきました.現在の情報化社会において,情報処理技術は機械工学者にとってもNC加工などにおいて不可欠な技術になってきています.情報工学IではC言語の習得を通じてプログラミングの基本を学び,情報処理の基礎能力を養います.
関連科目:情報工学II,自動制御,メカトロニクスI,メカトロニクスII
授業の進め方・方法:
講義と課題(自己学習)
到達目標の(1)~(4)について,2回の定期試験の成績(70%)および課題の成績(30%)により評価する.
注意点:
再試験の受験資格は,課題を全て提出した者に与える.
触れたことのない言葉や概念が次々出てきます.前週にやった内容を基礎として次の知識を積み重ねる授業が翌週に行われますので,分からない箇所を翌週まで持ち越さないように心掛けましょう.
課題の提出について,基礎課題は時間内に提出し,応用課題は時間内に終了しない場合は,次回までの宿題とする.
他人の課題をコピーして提出しても翌週以降の授業や情報工学IIの授業が理解できなくなるだけです.
自主的に課題に取り組む習慣を身に付けましょう.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 4 | 後1 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 4 | 後2,後9 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 4 | 後1 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 4 | 後1 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 4 | 後7,後13 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 4 | 後7,後13 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 4 | 後7,後13 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 4 | 後2 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 4 | 後2 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 4 | 後2 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 4 | 後2 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 情報処理 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 4 | 後1,後3,後13 |
定数と変数を説明できる。 | 4 | 後4,後13 |
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。 | 4 | 後4,後13 |
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。 | 4 | 後5,後13 |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 4 | 後5,後13 |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。 | 4 | 後4,後13 |
条件判断プログラムを作成できる。 | 4 | 後6,後7,後13 |
繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 4 | 後10,後11,後12,後13 |