中国語Ⅱ

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 中国語Ⅱ
科目番号 30M510 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 古川裕監修,蘆華岩著,「話し放題中国語」スリム版,金星堂./ 『中日辞典』,『日中辞典』,小学館出版.
担当教員 兒玉 ウェンユウ

到達目標

(1) 中国語の補語などの基本文法が正確に把握できるようになる.(定期試験)
(2) 基本的な文法を理解し,簡単な日常会話ができるようになる.(定期試験)
(3) 中国語のイントネーションを身につけ,中国語でのコミュニケーション能力が高くなる.(定期試験)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1中国語の補語などの基本文法が正確に把握できるようになる.中国語の補語などの基本文法が概ね把握できるようになる.中国語の補語などの基本文法が把握できない.
評価項目2基本的な文法を理解し,簡単な日常会話が難なくできるようになる.基本的な文法を理解し,おおよそ簡単な日常会話ができるようになる.基本的な文法を理解し,簡単な日常会話ができない.
評価項目3中国語のイントネーションを身につけ,中国語でのコミュニケーション能力が格段に高くなる.中国語のイントネーションを身につけ,中国語でのコミュニケーション能力が概ね高くなる.中国語のイントネーションが身につかず,中国語でのコミュニケーション能力が高くならない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (C2) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(f) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(授業の概要)
中国語は,中華人民共和国,台湾,シンガポールの公用語であるほか,世界各国にいる華僑や華人たちの間でも話されている.中国語を母語とする人は約12億人,また第二言語とする人も約2億人いるといわれており,世界最大の母語話者人口を有する.中国語は国際連合における公用語の一つでもある.中国大陸では,中国語のことを主に「中文」や「汉语」と呼ぶ.「中文」は学術的な用語としてもよく使われる.他に地方では,「國語」,「華語」,「中國話」などとも言う呼び方もある.中国では,北方語の発音や語彙と近代口語小説の文法を基に作られた「普通話」 (pǔtōnghuà) が教育現場や放送現場で取り入れられ,標準語・共通語として使われている.一般的に,全人口の7割程度が普通話を理解するといわれ,方言話者の若い世代は普通話とのバイリンガルとなっていることが多い.
中国語Ⅱでは,実用性の高い会話を練習して,中国語の基礎文法の習得を目指す.更に,中国に対する関心や興味を持たせ,これからの多文化共生の社会の中で未来の技術者が中国語をスキルの一つとして活かせる授業を考えている.

(教育プログラム)
第2学年 ◇科目

(授業時間)
23.25時間

(関連科目)
中国語Ⅰ
授業の進め方・方法:
(授業の進め方)
中国語Ⅱでは,実用性の高い会話を練習して,中国語の基礎文法の習得を目指します.更に,中国に対する関心や興味を持たせ,これからの多文化共生の社会の中で未来の技術者がスキルの一つとして活かせる授業を考えています.

(再試験)
再試験はありません.
注意点:
(履修上の注意)
授業後の復習は,必ず行うこと.

(自学上の注意)
CDを活用することを勧めます.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 第9課 能願動詞などが使えるようになる
2週 第10課 過去式などが使えるようになる
3週 応用練習 口頭練習とリスニング練習
4週 第11課 選択疑問文などが表現できるようになる
5週 応用練習 口頭練習とリスニング練習
6週 第12課 連動文などが使えるようになる
7週 応用練習 口頭練習とリスニング練習
8週 第13課 前置詞などが使えるようになる
4thQ
9週 後期中間試験
10週 後期中間試験の解答と解説
11週 応用練習 口頭練習とリスニング練習
12週 第14課 現在進行形などが使えるようになる
13週 応用練習 口頭練習とリスニング練習
14週 中国体験授業 予定(中国茶体験,小籠包作り体験など)
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000