到達目標
(1) 研究の目的や位置づけを多面的に考察・理解することができる.(論文,抄録,発表)
(2) 研究に関する知見を自ら収集・理解することができる.(論文,抄録,発表)
(3) 論理的思考を持って,問題対処や他者との討論ができる.(論文,抄録,発表)
(4) コミュニケーション力,プレゼン力,図表作成力,文章表現力を身につける.(論文,抄録,発表)
(5) 主体性を持って継続的に研究課題に取り組むことができる.(論文,抄録,発表)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 研究の目的や位置づけを多面的に考察・理解することができる. | 研究の目的や位置づけを理解することができる. | 研究の目的や位置づけを理解することができない. |
評価項目2 | 研究に関する知見を自ら収集・理解することができる. | 研究に関する知見を理解することができる. | 研究に関する知見を理解することができない. |
評価項目3 | 論理的思考を持って,問題対処や他者との討論ができる. | 問題対処や他者との討論ができる. | 問題対処や他者との討論ができない. |
評価項目4 | コミュニケーション力,プレゼン力,図表作成力,文章表現力を積極的に身につけることができる. | コミュニケーション力,プレゼン力,図表作成力,文章表現力を身につけることができる. | コミュニケーション力,プレゼン力,図表作成力,文章表現力を身につけることができない. |
評価項目5 | 主体性を持って継続的に研究課題に取り組むことができる. | 継続的に研究課題に取り組むことができる. | 研究課題に取り組むことができない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (C1)
説明
閉じる
学習・教育到達度目標 (D1)
説明
閉じる
JABEE 1(2)(d)(2)
説明
閉じる
JABEE 1(2)(f)
説明
閉じる
教育方法等
概要:
年度当初に卒業研究テーマ説明会を実施する.各教員から提示されたテーマを各自の卒業研究課題とする.なお学生が自らテーマを提案し,担当教員の了解が得られれば卒業研究課題として設定することもある.これまで学んだ知識・技術を基に研究を進め,調査能力,データ解析力,論理的思考能力,問題解決能力,討論能力,コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力,作文能力,自主学習能力などを総合的に身につける.
(科目情報)
教育プログラム 第2学年 ◎科目
授業時間 195時間
関連科目 工学実験Ⅱ,工学実験Ⅲ,地域日本文学,日本語表現法,プロジェクト実験Ⅰ,Ⅱ(専攻科),特別研究Ⅰ,Ⅱ(専攻科)
授業の進め方・方法:
到達目標(1)~(5)について,中間発表,論文,抄録,試問会,研究への取り組み状況について,それぞれ100点満点で評価し,各項目ともに60点以上の評価を得ることが合格の条件とする.ただし,不合格者には再審査を行う.
総合評価は以下の式で算出する.
総合評価=(中間報告会の評点)×0.2+(論文の評点)×0.2+(抄録の評点)×0.2+(試問会の評点)×0.2+(研究への取組状況)×0.2
注意点:
(履修上の注意)
出欠確認は各指導教員が行う.教員による付きっきりの指導はないので各自が主体的に取り組むことが求められる.卒業論文や抄録などの各種提出物に加え,中間報告会や卒業研究試問会に関するエビデンス等の提出については締切り時間を厳守すること.
(自学上の注意)
能動的に考え,行動する.担当指導教員と密に連絡をとる.
達成目標(1)~(4)についての総合評価は,別途「機械工学科卒業研究評価方法」にて定め,受講者に説明をする.
総合評価が60点以上の受講生を合格とする.
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンスと研究室配属決定 |
卒研担当教員によるテーマ説明会を実施し,学生の希望を中心に研究室配属を決定する.
|
2週 |
研究(初期段階) |
研究に関する興味と動機付けを行う.
|
3週 |
研究(初期段階) |
研究に関する興味と動機付けを行う.
|
4週 |
研究(初期段階) |
研究に関する興味と動機付けを行う.
|
5週 |
研究(初期段階) |
前年度までの卒業論文やその他文献を調査し,必要となる専門知識を身につける.
|
6週 |
研究(初期段階) |
前年度までの卒業論文やその他文献を調査し,必要となる専門知識を身につける.
|
7週 |
研究(初期段階) |
前年度までの卒業論文やその他文献を調査し,必要となる専門知識を身につける.
|
8週 |
研究(初期段階) |
前年度までの卒業論文やその他文献を調査し,必要となる専門知識を身につける.
|
2ndQ |
9週 |
研究(初期段階) |
実験機器や実験装置の取扱い方について学び,必要に応じて実験装置の製作を行う.
|
10週 |
研究(初期段階) |
実験機器や実験装置の取扱い方について学び,必要に応じて実験装置の製作を行う.
|
11週 |
研究(初期段階) |
実験機器や実験装置の取扱い方について学び,必要に応じて実験装置の製作を行う.
|
12週 |
研究(初期段階) |
実験機器や実験装置の取扱い方について学び,必要に応じて実験装置の製作を行う.
|
13週 |
研究(中期段階) |
卒業研究における具体目的に取り組み,理論解析や実験を通して探究心,洞察力,解析力を養う.
|
14週 |
研究(中期段階) |
卒業研究における具体目的に取り組み,理論解析や実験を通して探究心,洞察力,解析力を養う.
|
15週 |
研究(中期段階) |
卒業研究における具体目的に取り組み,理論解析や実験を通して探究心,洞察力,解析力を養う.
|
16週 |
研究(中期段階) |
卒業研究における具体目的に取り組み,理論解析や実験を通して探究心,洞察力,解析力を養う.
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
研究(中期段階) |
中間報告会に向けた実験データ収集およびまとめ,発表資料を作成する.
|
2週 |
研究(中期段階) |
中間報告会に向けた実験データ収集およびまとめ,発表資料を作成する.
|
3週 |
研究(中期段階) |
中間報告会に向けた実験データ収集およびまとめ,発表資料を作成する.
|
4週 |
研究(中期段階) |
中間報告会に向けた実験データ収集およびまとめ,発表資料を作成する.
|
5週 |
研究(中期段階) |
中間報告会に向けた実験データ収集およびまとめ,発表資料を作成する.
|
6週 |
研究(中期段階) |
中間報告会に向けた実験データ収集およびまとめ,発表資料を作成する.
|
7週 |
研究(中期段階) |
中間報告会に向けた実験データ収集およびまとめ,発表資料を作成する.
|
8週 |
中間報告会 |
中間報告会は研究内容を他者に伝える技術を身につけ,研究の方向性や方法についての他者からの助言や批判を受けることで,研究の内容を一層充実させるために実施される.
|
4thQ |
9週 |
研究(後期段階) |
これまで行ってきた研究課題について論文としてまとめる能力を養う.また,論文抄録と発表資料を作成することで,工学的に豊な文章力と表現力を身につける.
|
10週 |
研究(後期段階) |
これまで行ってきた研究課題について論文としてまとめる能力を養う.また,論文抄録と発表資料を作成することで,工学的に豊な文章力と表現力を身につける.
|
11週 |
研究(後期段階) |
これまで行ってきた研究課題について論文としてまとめる能力を養う.また,論文抄録と発表資料を作成することで,工学的に豊な文章力と表現力を身につける.
|
12週 |
研究(後期段階) |
これまで行ってきた研究課題について論文としてまとめる能力を養う.また,論文抄録と発表資料を作成することで,工学的に豊な文章力と表現力を身につける.
|
13週 |
研究(後期段階) |
これまで行ってきた研究課題について論文としてまとめる能力を養う.また,論文抄録と発表資料を作成することで,工学的に豊な文章力と表現力を身につける.
|
14週 |
研究(後期段階) |
これまで行ってきた研究課題について論文としてまとめる能力を養う.また,論文抄録と発表資料を作成することで,工学的に豊な文章力と表現力を身につける.
|
15週 |
研究(後期段階) |
これまで行ってきた研究課題について論文としてまとめる能力を養う.また,論文抄録と発表資料を作成することで,工学的に豊な文章力と表現力を身につける.
|
16週 |
卒業研究試問会 |
卒業研究発表会は卒業研究への取組姿勢から研究結果のまとめ方までを総合的に評価する.口頭発表のあとに質疑応答時間を設ける.
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。 | 4 | |
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。 | 4 | |
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。 | 4 | |
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。 | 4 | |
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。 | 4 | |
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。 | 4 | |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。 | 4 | |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。 | 4 | |
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。 | 4 | |
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。 | 4 | |
評価割合
| 中間報告会 | 論文 | 抄録 | 諮問会 | 取り組み | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 20 | 20 | 20 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 25 |
専門的能力 | 15 | 15 | 15 | 15 | 15 | 75 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |