機械数学

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 機械数学
科目番号 31M522 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)田島悟,「すぐに役立つ生産管理の基本と仕組み」アニモ出版 / (参考図書)稲本稔,「分かりやすい品質管理」日刊工業新聞社
担当教員 稲垣 歩

到達目標

(1) 確率・統計に基づいた基本的なデータ処理をエクセルで行うことができる.
(2) データ処理を適切に説明し,理解しやすい資料を作成することができる.
(3) 生産工学を中心とする,生産管理・品質管理・価値工学について理解し説明することができる.
(4) 演習問題を通して理解を深めるとともに,自主的・継続的に学習ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 試験:生産工学の理解生産工学について理解し説明することができる.生産工学について理解できる.生産工学について理解できない.
評価項目2 課題:エクセルの活用データ処理を適切に説明し,理解しやすい資料を作成することができる.データ処理を適切に説明し,資料を作成することができる.データ処理を適切に説明し,資料を作成することができない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B2) 説明 閉じる
JABEE 2.1(1)① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(実践的教育科目)この科目は企業で自動車の設計,車両開発を担当していた教員がその経験を活かし,生産管理・品質管理・価値工学等について講義形式で授業を行うものである.また現場での経験を活かした,報告書のまとめ方についても講義を行う.
よって本講義の目的は,生産工学を中心とする,生産管理・品質管理・価値工学について理解し工学問題に適用できる力を養うこと,確率率・統計に基づいた基本的なデータ処理を行い,理解しやすい資料を作成できるようにすることである.
授業の進め方・方法:
本授業では,学んだ内容を企業で用いるための実用的な部分につついて学習する.生産管理や品質管理の基礎を座学で学習する.課題に対してのエクセルを用いたデータ処理を行う.
注意点:
本科で学んだ数学の全範囲を理解していることを前提として講義を行う.
総合評価が60点以上を合格とする.原則再試は行わない.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 エクセルによる統計解析 エクセルでの統計解析ができる.
2週 エクセルによる統計解析 エクセルによる積分計算ができる.
3週 エクセルによる統計解析 エクセルによる微分計算ができる.
視覚的に分かりやすいグラフを作成することができる.
4週 ワード・パワーポイントを用いた理解しやすい資料作り ワード・パワーポイントを用いた理解しやすい資料を作成することができる.
5週 ワード・パワーポイントを用いた理解しやすい資料作り ワード・パワーポイントを用いた理解しやすい資料を作成することができる.
6週 生産工学とは 生産工学を中心とする生産管理・品質管理・価値工学について全体像を理解することができる.
7週 生産管理 生産管理について理解することができる.
8週 ビジネスモデルとサプライチェーン ビジネスモデルとサプライチェーンについて理解し,説明することができる.
4thQ
9週 トヨタプロダクトシステム トヨタプロダクトシステムについて理解し説明することができる.
10週 品質管理 品質マネージメントをはじめとする品質管理全体について,理解し説明することができる.
11週 QC7つ道具,新QC7つ道具 QC7つ道具,新QC7つ道具について理解し,適切に使うことができる.
12週 工程の解析 散布図により相関が理解できる.
13週 価値工学 VA、VEについて理解することができる.
14週 価値工学 価値の生み出し方について,考え提案することができる.
15週 期末試験
16週 期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合503020000100
基礎的能力0000000
専門的能力503020000100
分野横断的能力0000000