英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語Ⅳ
科目番号 R03M405 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)【新規】『Power-Up English 』,【新規】『必携英単語Leap』/(参考図書)関連プリント(適宜配布)
担当教員 川野 泰崇

到達目標

(1) アカデミックな文章に対してパラグラフリーディングができるようになる.(定期試験)
(2) 日常生活の諸事象に関する内容を聞いて,要点を正確に理解することができる.(定期試験)
(3) ビジネス・アカデミック場面で頻出する英単語を習得する.(小テストおよび定期試験)
(4) 与えられた話題に対して自分の見解を分かりやすく論理的に発信することができる。(課題・タスク)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文章構成と論理展開を意識して要旨や詳細を素早く正確に読み取れている.文章構成と論理展開を意識して要旨や詳細を概ね正確に読み取れている.大まかな概要や局所的な情報のみ読み取れている.
評価項目2発言の意図や会話の流れの他に詳細部分を正確に聞き取り理解している.発言の意図や会話の流れを概ね正確に聞き取り理解している.発言の断片的な情報の聞き取りにとどまっている.
評価項目3多義語,派生語,関連語,語法など多様な語彙知識がある.英文の中で単語がどのように使われているかを分析し,その意味を適切に理解している.ヒントや補助があれば単語の意味をどうにか推測できる.
評価項目4論説文において異なる価値観を持つ相手を想定して,誰もが納得できる文章を書いている.論説文において自分の見解を論理的に順序立てて書いている.論説文において話題展開が不十分で論に飛躍が見られる.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C2) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(f) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(授業の概要)
三年次までに習得した英語力を継続・発展させ,ビジネス・アカデミック場面で必要とされる英語コミュニケーション能力の向上を図る.語学アプリやMoodleを使用して課外での英語学習を行い,確かな英語学力を養成していく.
(科目情報)
教育プログラム 第1 学年 ◎科目
(関連科目)
英語ⅢA,英語ⅢB,資格英語Ⅰ,実用英語Ⅰ.
授業の進め方・方法:
(授業の進め方)
(1) 原則,教科書を中心に毎時間1ユニットのペースで進める.学習実態に応じて適宜投げ込み教材を利用する場合がある.(2) 教科書のGrammar Sectionは自学用として取り組む.授業では答えのみ提示するので何か質問があれば必ず尋ねること.(3) 小テストは『必携英単語LEAP』を毎週実施する.その他,学習状況に応じて教科書の小テストを実施する場合がある.(4) 課外学習としてオンライン上でディスカッションや語彙学習等のタスクに取り組む.
(事前学習)
(1) 教科書の予習は不要.その代わり授業で学習した内容は復習をして定着をさせておく.(2) 単語帳『必携英単語 LEAP』は,小テストに向けて各自で取り組む.正しい発音で覚えること.アプリ「数研Library」でも学習可能(※無料ライセンスキーおよび操作方法についてはオリエンテーション時に伝える).
注意点:
(履修上の注意)
(1) 授業には必ず(電子)辞書を持参すること.(2) 授業で実施する小テストに受験できなかった場合は原則「0点」とする(ただし公欠などの正当な理由がある場合は除く).(3) 授業参加態度が悪く繰り返し注意しても改善が見られない場合は「課題・タスク」から減点する.
(自学上の注意)
(1) 英語力の向上に向け,教科書本文は必ず音読・シャドーイング練習を繰り返し行うこと.(※付録のCD-Romを活用する)(2) 授業以外の英語学習(資格試験や語学番組などの活用)にも励むこと.(3) 英語資格試験の面接対応,自主学習上の質問,および学習相談などあれば遠慮せずに相談すること.

評価

(総合評価)
総合評価 =(4回の定期試験の総合点を50点満点で換算した際の得点)+(小テストの総合点を30点満点で換算した際の得点)+(英作文の総合点を10点満点で換算した際の得点)+(課題・タスクの総合点を10点満点で換算した際の得点)
(再試験)
再試験は,総合評価が40点以上59点以下の者に限り実施する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション 
Unit 1 College Life (I)
・授業の流れや進め方,学習の仕方について理解する.
2週 小テスト① Part 3 Week 1 (1001-1053) 
Unit 2 College Life (II)
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
3週 小テスト② Part 3 Week 2 (1054-1100) 
Unit 3 Hobbies
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
4週 小テスト③ Part 3 Week 3 (1101 - 1155) 
Unit 4 Romance
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
5週 小テスト④ Part 3 Week 4 (1156 - 1205)
Unit 5 Transportation
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
6週 小テスト⑤ Part 3 Week 5 (1206 - 1253)  
Unit 6 Business
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
7週 小テスト⑥ Part 3 Week 6 (1254 - 1299)
Unit 7 Society
・ビジネス・アカデミック分野で頻出する語彙を身に着ける.
・教科書既習語句を身に着ける.
8週 小テスト⑦ Part 3 Week 7 (1300 - 1348)
教科書復習( Unit 1 - 5)
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
2ndQ
9週 前期中間試験前期
10週 中間試験の解説と学習指導
小テスト⑧ Part 3 Week 8 (1349 - 1400)
Unit 8 Health
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
11週 小テスト⑨ Part 4 Week 1 (1401 - 1456 )
Unit 9 The Environment
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
12週 小テスト⑩ Part 4 Week 2 (1457 - 1513)
Unit 10 Medicine
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
13週 小テスト⑪ Part 4 Week 3 (1514 - 1566)
Unit 11 Finance
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
14週 小テスト⑫ Part 4 Week 4 (1567 - 1619)
教科書復習(Unit 6 - 10)
・ビジネス・アカデミック分野で頻出する語彙を身に着ける.
・教科書既習語句を身に着ける.
15週 前期末試験
16週 前期末試験の解説と学習指導
後期
3rdQ
1週 小テスト① Part 1 Week 1 -5 (1 - 198)
Unit 12 Shopping
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
2週 小テスト② Part 1 Week 6 - 10 (199 - 400)
Unit 13 Careers
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
3週 小テスト③ Part 2 Week 1 - 3 (401-522)
Unit 14 Art
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
4週 小テスト④ Part 2 Week 4 - 6 (523 - 638)
Unit 15 Culture
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
5週 小テスト⑤ Part 2 Week 7 - 9 (639 - 760)
Unit 16 Population
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
6週 小テスト⑥ Part 2 Week 10 - 12 (761 - 878)
Unit 17 Disasters
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
7週 小テスト⑦ Part 2 Week 13 - 15 (879 - 1000)
Unit 18 Travel
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
8週 小テスト⑧ Part 4 Week 5 (1620 - 1677)
教科書復習(Unit 11- 16)
・一般語彙レベルで頻出する語句を身に着ける.
・教科書既習語句を身に着ける.
4thQ
9週 後期中間試験
10週 前期中間試験の解説と学習指導
小テスト⑨ Part 4 Week 6 (1678 - 1731)
Unit 19 Sports
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
11週 小テスト⑩ Part 4 Week 7 (1732 - 1782)
Unit 20 Life
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
12週 小テスト⑪ Part 4 Week 8 (1783 - 1833)
Unit 21 Entertainment
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
13週 小テスト⑫ Part 4 Week 9 (1834 - 1879)
Unit 22 Language
・パラグラフの構成について理解する.
・日常場面のやり取りを聞いて要点を理解する.
・文章を読んで自分の考えや経験を英語で伝える.
14週 小テスト⑬ Part 4 Week 10 (1880 - 1935)
教科書復習 (Unit 17-22)
・ビジネス・アカデミック分野で頻出する語彙を身に着ける.
・教科書既習語句を身に着ける.
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解説と学習指導

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前4,前5,前6,前7,前8,後3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前4,前5,前6,前7,前8,後3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前10,後1,後10
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前10,後1,後10
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後10,後11,後12,後13,後14
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後10,後11,後12,後13,後14
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前11,前12,前13,前14,後10,後11,後12,後13,後14
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前11,前12,後10,後11,後12,後13,後14
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
他者の意見を聞き合意形成することができる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
合意形成のために会話を成立させることができる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前10,後1,後10
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前10,後1,後10
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前10,後1,後10
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前10,後1,後10
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3前10,後1,後10
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前10,後1,後10
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
複数の情報を整理・構造化できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6

評価割合

定期試験小テスト英作文課題・タスク合計
総合評価割合50301010100
基礎的能力50301010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000