日本語表現法

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 日本語表現法
科目番号 R04M402 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)授業配布プリントをテキストとする./(参考図書)特になし
担当教員 広瀬 裕美子

到達目標

(1)様々な分野の文章について基本的知識を習得し,実際に作成することができる. (提出課題・定期考査)
(2) 決められた時間内・字数内で文章を作成し,実践力を養う. (提出課題・定期考査)
(3) 常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・四字熟語等の基礎的語彙力をつける. (語彙テスト・定期考査)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1様々な分野の文章について基本的知識を習得し,実際に作成することが十分できる.様々な分野の文章について基本的知識を習得し,実際に作成することができる.様々な分野の文章について基本的知識を習得し,実際に作成することができない.
評価項目2決められた時間内・字数内で文章を作成することが十分できる.決められた時間内・字数内で文章を作成することができる.決められた時間内・字数内で文章を作成することができない.
評価項目3常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・四字熟語等の基礎的語彙力を十分身につけている.常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・四字熟語等の基礎的語彙力を身につけている.常用漢字(書き取り読み取り)・慣用句・四字熟語等の基礎的語彙力を身につけていない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C1) 説明 閉じる
JABEE 1.2(f) 説明 閉じる
JABEE 1.2(g) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・多方面に渡る日本語の文章について基本的知識を習得し,実際に作成することで文章力・実践力を養う.
・「語彙テスト」を授業及び定期試験で実施し,基礎的語彙力を身に付ける.
〔科目情報〕
教育プログラム第1学年 ◎科目
関連科目 地域日本文学(後期),現代文(3年),卒業研究(5年)
授業の進め方・方法:
基本的に講義を行った後,指示された課題に取り組む.
〔事前学習(準備)〕
各授業で指示された準備物は,必ず持参すること.
注意点:
〔履修上の注意〕
課題提出を評価して,課題点(30点満点)とする.
課題提出は,実践力修得のため期限(時間)内提出を厳守とする.
授業で用いたプリントは,試験の範囲になるので必ず保管しておくこと.
〔自学上の注意〕
課された課題は,確実に期限(時間)内に提出すること.

評価

〔総合評価〕
総合評価=(2回の定期試験の平均点)×0.7+(課題の平均点)×0.3
〔単位修得の条件について〕
総合評価60点以上.
〔再試験について〕 
総合評価が59点以下の学生に対して実施.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 日本語の基礎知識 日本語の基礎知識(語彙・表記)が理解できる. (MCC Ⅲ-A)
2週 原稿用紙の書き方 原稿用紙の書き方が理解できる. (MCC Ⅲ-A)
3週 履歴書の書き方(1) 履歴書の書き方(1)が理解できる. (MCC Ⅲ-A)
4週 履歴書の書き方(2) 履歴書の書き方(2)が理解できる. (MCC Ⅲ-A)
5週 エントリーシートの書き方(1) エントリーシートの書き方(1)が理解できる. (MCC Ⅲ-A)
6週 エントリーシートの書き方(2)
エントリーシートの書き方(2)が理解できる. (MCC Ⅲ-A)
7週 封筒の書き方 封筒の書き方が理解できる. (MCC Ⅲ-A)
8週 前期中間試験 目的・到達目標(1)(2)(3)
2ndQ
9週 前期中間試験の解答と解説
手紙の書き方(1)
誤答箇所の確認・復習.
手紙の書き方(1)が理解できる. (MCC Ⅲ-A)
10週 手紙の書き方(2) 手紙の書き方(2)が理解できる. (MCC Ⅲ-A)
11週 はがきの書き方 はがきの書き方が理解できる. (MCC Ⅲ-A)
12週 往復はがきの書き方 往復はがきの書き方が理解できる. (MCC Ⅲ-A)
13週 敬語の用い方 敬語の用い方が理解できる. (MCC Ⅲ-A)
14週 ディスカッション 自分の意見を伝え,他者の話を傾聴することができる. (MCC Ⅲ-A)
15週 前期期末試験 目的・到達目標(1)(2)(3)
16週 前期末試験の解答と解説 誤答箇所の確認・復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3前1,前2,前3,前9,前10,前11,前12,前13,前15,前16
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3前1,前2,前3,前9,前10,前11,前12,前13,前15,前16
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3前1,前2,前3,前9,前10,前11,前12,前13,前15,前16
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3前1,前2,前3,前9,前10,前11,前12,前13,前15,前16
伝統的な言語文化への興味・関心を広く持ち、その特徴を説明できる。3前1,前2,前3,前9,前10,前11,前12,前13,前15,前16
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前15,前16
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前14,前15,前16
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前14,前15,前16
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前14,前15,前16
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3前14
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3前14
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3前14
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前14,前15,前16

評価割合

試験課題 合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000