英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語Ⅳ
科目番号 R04M405 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)English In Tune (National Geographic) / Listen for It #2 (いいずな書店)/DataBase TOEIC L&Rテスト最強単語&フレーズ (桐原書店)
担当教員 川野 泰崇

到達目標

(1) アカデミックな文章に対してパラグラフリーディングができるようになる.(定期試験)
(2) 日常生活の諸事象に関する内容を聞いて,要点を正確に理解することができる.(定期試験)
(3) ビジネス・アカデミック場面で頻出する英単語を習得する.(小テスト,課題確認テスト,定期試験)
(4) 与えられた話題に対して自分の見解を分かりやすく論理的に発信することができる。(課題・タスク)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
目的・到達目標(1)の評価指標文章構成と論理展開を意識して要旨や詳細を素早く正確に読み取れている.文章構成と論理展開を意識して要旨や詳細を概ね正確に読み取れている.断片的な情報しか読み取れない,または誤った解釈をしている箇所が目立つ.
目的・到達目標(2)の評価指標発言の意図や会話の流れの他に詳細部分を正確に聞き取り理解している.発言の意図や会話の流れを概ね正確に聞き取り理解している.発言の断片的な情報の聞き取りにとどまっている.
目的・到達目標(3)の評価指標多義語,派生語,関連語,語法など多様な語彙知識がある.英文の中で単語がどのように使われているかを分析し,その意味を適切に理解している.ヒントや補助があれば単語の意味をどうにか推測できる.
目的・到達目標(4)の評価指標論説文において異なる価値観を持つ相手を想定して,誰もが納得できる文章を書いている.論説文において自分の見解を論理的に順序立てて書いている.論説文において話題展開が不十分で論に飛躍が見られる.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C2) 説明 閉じる
JABEE 1.2(f) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(授業の概要)
三年次までに習得した英語力を継続・発展させ,ビジネス・アカデミック場面で必要とされる英語コミュニケーション能力の向上を図る.語学アプリやMoodleを使用して課外での英語学習を行い,確かな英語学力を養成していく.
(科目情報)
教育プログラム 第1 学年 ◎科目
(関連科目)
英語ⅢA,英語ⅢB,資格英語Ⅰ,実用英語Ⅰ.
授業の進め方・方法:
(授業の進め方)
授業は,(1)単語テスト,(2)リスニング演習(Listen for It!),(3)読解演習&英作文(English In Tune)の順に展開する.
(1) の単語は家庭学習を基本とする.授業ではスコアLevel 3(スコア600-730)までを扱う.Level 4以降の単語は進学・TOEIC高スコアを考えている学生は自発的に学習すること.(2)ではディクテーション活動を中心とし英語音声の特徴を把握する.(3)では原則,教科書を中心に2時間につき1ユニットのペースで進める.各ユニットの最終活動として英作文を行う.モデル文に従って文章構成・論理展開に意識して英作文をする.

(事前学習)
(1) 教科書の予習は不要.その代わり授業で学習した内容は復習をして定着をさせておく.(2) 単語帳『DataBase』は,小テストに向けて各自で取り組む.付属のアプリを活用して正しい発音で覚えること.
注意点:
(履修上の注意)
(1) 小テストを欠席した場合,その回の小テストは「0点」として評価する.公欠の場合は,早急に授業担当者に申告をし再試験を受けること.(2)長期休暇中も語学を継続するため課題を設ける.夏季休暇明けに課題内容の定着度を測るため課題確認テストを実施する.

(自学上の注意)
(1) 英語力の向上に向け,必ず音読・シャドーイング練習を繰り返し行うこと.(2) 授業以外の英語学習(TOEICをはじめとする各種資格試験の受験や語学番組などの活用)にも励むこと.(3) 英語資格試験の面接対応,自主学習上の質問,および学習相談などあれば遠慮せずに相談すること.

評価

(総合評価)
総合評価 =(4回の定期試験の総合点を50点満点で換算した際の得点)+(小テストの総合点を30点満点で換算した際の得点)+(課題・タスクの総合点を20点満点で換算した際の得点)
(単位修得の条件について)
総合評価60点以上とする.
(再試験について)
再試験は,総合評価が59点以下の者に限り実施する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション 
Unit 1 Dreams & Aspirations
・授業の流れや進め方,学習の仕方について理解する.
・聞き分けが難しい子音を正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
2週 小テスト① (1-50)
Unit 1 Dreams & Aspirations
・聞き分けが難しい子音を正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
3週 小テスト (51-100) 
Unit 2 Sports & Leisure
・聞き分けが難しい子音を正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
4週 小テスト (101-150)
Unit 2 Sports & Leisure
・聞き分けが難しい子音を正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
5週 小テスト (151-200)
Unit 3 Routines & Habits
・聞き分けが難しい子音を正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
6週 小テスト (201-250)
Unit 3 Routines & Habits
・聞き分けが難しい母音を正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
7週 小テスト (251-300)
Unit 4 Social Behavior
・聞き分けが難しい母音を正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
8週 前期中間試験前期 目的・到達目標(1),(2),(3)
2ndQ
9週 小テスト (301-350)
中間試験の解説と学習指導
Unit 4 Social Behavior
・聞き分けが難しい母音を正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
10週 小テスト (351-400)
Unit 5 University Life
・聞き分けが難しい母音を正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
11週 小テスト (401-450)
Unit 5 University Life
・聞き分けが難しい母音を正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
12週 小テスト (451-500)
Unit 6 Culture & Traditions
・音の連結について理解し正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
13週 小テスト (501-550)
Unit 6 Culture & Traditions
・音の連結について理解し正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
14週 小テスト (551-600)
Unit 7 Four Seasons
・音の連結について理解し正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
15週 前期末試験 目的・到達目標(1),(2),(3)
16週 前期末試験の解説と学習指導
後期
3rdQ
1週 課題確認テスト (601-1050)
Unit 7 Four Seasons
・音の同化について理解し正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
2週 小テスト (1051-1100)
Unit 8 Shopping Preferences
・音の同化について理解し正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
3週 小テスト (1101-1150)
Unit 8 Shopping Preferences
・音の同化について理解し正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
4週 小テスト (1151-1200)
Unit 9 Safety & Security
・音の脱落について理解し正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
5週 小テスト (1201-1250)
Unit 9 Safety & Security
・音の脱落について理解し正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
6週 小テスト (1251-1300)
Unit 10 Smart Technology
・音の脱落について理解し正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
7週 小テスト (1301-1350)
Unit 10 Smart Technology
・音の脱落について理解し正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
8週 後期中間試験 目的・到達目標(1),(2),(3)
4thQ
9週 後期中間試験の解説と学習指導
小テスト (1351-1400)
Unit 11 Celebrations & Festivals
・弱く読まれる語を理解し正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
10週 小テスト (1401-1450)
Unit 11 Celebrations & Festivals
・弱く読まれる語を理解し正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
11週 小テスト (1451-1500)
Unit 12 Taking Care of Our Environment
・弱く読まれる語を理解し正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
12週 小テスト (1501-1550)
Unit 12 Taking Care of Our Environment
・弱く読まれる語を理解し正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
13週 小テスト (1551-1600)
Unit 13 Important People - Past & Present
・弱く読まれる語を理解し正しく聞き取る.
・論理展開に注意して概要や要点を理解する.(MCC Ⅲ-B)
14週 小テスト (1601-1650)
Unit 13 Important People - Past & Present
・聞き間違いやすい語句について文脈から推測して正しく聞き取る.
・文章構成を理解し論理的に自分の考えや経験を英語で伝える.(MCC Ⅶ)
15週 学年末試験 目的・到達目標(1),(2),(3)
16週 学年末試験の解説と学習指導

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前4,前5,前6,前7,前8,後3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前4,前5,前6,前7,前8,後3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前10,後1,後10
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前10,後1,後10
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後10,後11,後12,後13,後14
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後10,後11,後12,後13,後14
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前11,前12,前13,前14,後10,後11,後12,後13,後14
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前11,前12,後10,後11,後12,後13,後14
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
他者の意見を聞き合意形成することができる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
合意形成のために会話を成立させることができる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前10,後1,後10
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前10,後1,後10
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前10,後1,後10
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前10,後1,後10
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3前10,後1,後10
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前10,後1,後10
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
複数の情報を整理・構造化できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3前4,前5,前6,前11,前12,前13,後3,後4,後5,後6

評価割合

定期試験小テスト課題・タスク合計
総合評価割合503020100
基礎的能力503020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000