到達目標
(1) 機械工学に密接に関係する基礎的な実験をプロジェクトベースで修得し,理解する.(取り組み状況,レポート)
(2) 問題を把握し,計画,実施,解決するまでの一連の流れで実験し,その意義について理解を深める.(取り組み状況,レポート)
(3) 技術報告書の書き方を修得する.(レポート)
(4) 就職・進学に必要な力,社会で要求される問題解決能力を養成する.(取り組み状況,レポート)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
目的・到達目標(1)~(4)の評価指標 | 熱力学・伝熱学について,内容を理解し実験を行い,応用することができる. | 熱力学・伝熱学について,内容を理解し実験を行うことができる. | 熱力学・伝熱学について,内容を理解し実験を行うことができない. |
目的・到達目標(1)~(4)の評価指標 | 流体・油圧潤滑について,内容を理解し実験を行い,応用することができる. | 流体・油圧潤滑について,内容を理解し実験を行うことができる. | 流体・油圧潤滑について,内容を理解し実験を行うことができない. |
目的・到達目標(1)~(4)の評価指標 | 金属材料について,内容を理解し実験を行い,応用することができる. | 金属材料について,内容を理解し実験を行うことができる. | 金属材料について,内容を理解し実験を行うことができない. |
目的・到達目標(1)~(4)の評価指標 | メカトロ・電気実習において,課題にそった物を設計製作し,新たな課題を見つけ解決することができる. | メカトロ・電気実習において,課題にそった物を設計製作することができる. | メカトロ・電気実習において,課題にそった物を設計製作することができない. |
目的・到達目標(1)~(4)の評価指標 | 日本企業の実態,再生可能エネルギーの現状について調査し理解したうえで知識を活かすことができる. | 日本企業の実態,再生可能エネルギーの現状について調査し理解することができる. | 日本企業の実態,再生可能エネルギーの現状について調査し理解することができない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 (D1)
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学習・教育目標 (D2)
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JABEE 1.2(d)(2)
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JABEE 1.2(g)
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教育方法等
概要:
(実践的教育科目)この科目は自動車の設計開発を担当していた教員がその経験を活かし,内燃機関について実験形式で授業を行うものである.
講義で学習する理論を実体験すると共に就職及び進学に必要な力を養成する.
(科目情報)
教育プログラム 第1学年 ◎科目
関連科目 PBL,工学実験Ⅰ,Ⅲ,エンジニアリングデザイン,卒業研究
授業の進め方・方法:
本実験は,機械工学および周辺分野に関する演習として,伝熱工学実験,アグリエンジニアリング実験,メカトロニクス応用実験,電気実験,油圧・潤滑実験,熱機関実験,金属材料実験,流体可視化実験の各実験を行う.
(事前学習)
座学の内容の実践が実験実習となるため,これまでに学んだ座学の内容を理解していること.
注意点:
(履修上の注意)
クラスを10人程度で構成するグループに分け,プロジェクトで実施する.実験を正当な理由なしに欠席した場合,テーマのレポートのみの提出は認めない.すなわち,当該テーマに対する得点は0点とする.
(自学上の注意)
資料としての完成度も考慮してレポート作成を進めること.
評価
(総合評価)
総合評価=各テーマ点の平均
各テーマ点=レポート点×0.7+取り組み状況×0.3
(単位取得の条件について)
各テーマ点が全て60点以上である場合を単位取得とする.
テーマ点の評価が59点以下の評価を持つ学生の総合評価は59点とする.ただし,やむを得ない事情で実験を欠席したことが原因でテーマの評価が60点に満たない場合は,総合評価の点数が60点以上であれば単位取得とする.
(再試験について)
原則実施しない.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション 安全教育 |
各テーマについての概要,年間計画,実習に関する一般的注意,報告書の作成方法の説明を受け,概要を理解できる. また安全教育を受け,事前の危険予知ができる.
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2週 |
伝熱工学実験 |
伝熱工学の基礎である熱伝導に関する実験を行い,内容を理解することができる.
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3週 |
伝熱工学実験 |
伝熱工学の基礎である熱伝導に関する実験を行い,内容を理解することができる.
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4週 |
アグリエンジニアリング実験 |
アグリエンジニアリング実験に関する実験を行い,内容を理解することができる(AE教育対応).
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5週 |
メカトロ応用実験 |
1)二足歩行ロボットの構造について理解する.2)二足歩行ロボットのモーションを作成し自由に動かすことができる.
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6週 |
メカトロ応用実験 |
1)二足歩行ロボットの構造について理解する.2)二足歩行ロボットのモーションを作成し自由に動かすことができる.
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7週 |
メカトロ応用実験 |
1)二足歩行ロボットの構造について理解する.2)二足歩行ロボットのモーションを作成し自由に動かすことができる.
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8週 |
電気実験 |
1)誘導電動機の基礎実験,2)誘導電動機の運転回路,3)インバータの外部運転制御について理解できる.
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2ndQ |
9週 |
電気実験 |
1)誘導電動機の基礎実験,2)誘導電動機の運転回路,3)インバータの外部運転制御について理解できる.
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10週 |
電気実験 |
1)誘導電動機の基礎実験,2)誘導電動機の運転回路,3)インバータの外部運転制御について理解できる.
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11週 |
油圧・潤滑実験 |
油圧シミュレータで油圧基本理論を学び,種々の回路で用いられる油圧機器の基本動作を理解する.また潤滑油に関する基礎試験ができる.
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12週 |
油圧・潤滑実験 |
油圧シミュレータで油圧基本理論を学び,種々の回路で用いられる油圧機器の基本動作を理解する.また潤滑油に関する基礎試験ができる.
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13週 |
油圧・潤滑実験 |
油圧シミュレータで油圧基本理論を学び,種々の回路で用いられる油圧機器の基本動作を理解する.また潤滑油に関する基礎試験ができる.
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14週 |
レポート整理 |
レポートを整理することで実験内容を理解できる.
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15週 |
再実験 |
データ不具合があった場合には再実験を行い考察できる.
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16週 |
レポート修正 |
レポート不具合があった場合には修正し考察できる.
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後期 |
3rdQ |
1週 |
熱力学・熱機関実験 |
熱力学,熱機関工学の基礎実験としてディーゼル機関およびガソリン機関のしくみ・燃費・熱効率・性能・燃焼工学の基礎が理解できる.
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2週 |
熱力学・熱機関実験 |
熱力学,熱機関工学の基礎実験としてディーゼル機関およびガソリン機関のしくみ・燃費・熱効率・性能・燃焼工学の基礎が理解できる.
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3週 |
熱力学・熱機関実験 |
熱力学,熱機関工学の基礎実験としてディーゼル機関およびガソリン機関のしくみ・燃費・熱効率・性能・燃焼工学の基礎が理解できる.
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4週 |
金属材料 |
炭素鋼と合金鋼の熱処理後の冷却速度の違いによる組織と硬さの変化を調べて特徴を理解できる.また鉄の同素変態を熱膨張測定で理解できる.
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5週 |
金属材料 |
炭素鋼と合金鋼の熱処理後の冷却速度の違いによる組織と硬さの変化を調べて特徴を理解できる.また鉄の同素変態を熱膨張測定で理解できる.
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6週 |
金属材料 |
炭素鋼と合金鋼の熱処理後の冷却速度の違いによる組織と硬さの変化を調べて特徴を理解できる.また鉄の同素変態を熱膨張測定で理解できる.
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7週 |
キャリア教育 |
日本企業の経営実態 日本企業の経営実態について理解できる.
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8週 |
キャリア教育 |
再生可能エネルギー概論-1 再生可能エネルギーについての概要を学び理解することができる.
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4thQ |
9週 |
キャリア教育 |
再生可能エネルギー概論-2 再生可能エネルギーについての概要を学び理解することができる.
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10週 |
メカトロ応用実験 |
3DCADと3Dプリンタを用い,サーボモータで動く二足ロボット用の追加パーツを設計,製作できる.
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11週 |
メカトロ応用実験 |
3DCADと3Dプリンタを用い,サーボモータで動く二足ロボット用の追加パーツを設計,製作できる.
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12週 |
メカトロ応用実験 |
3DCADと3Dプリンタを用い,サーボモータで動く二足ロボット用の追加パーツを設計,製作できる.
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13週 |
レポート整理 |
レポートを整理することで実験内容を理解できる.
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14週 |
再実験 |
データ不具合があった場合には再実験を行い考察できる.
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15週 |
レポート修正 |
レポート不具合があった場合には修正し考察できる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| レポート | 取組み状況 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 30 | 30 |
専門的能力 | 70 | 0 | 70 |