到達目標
(1)憲法に関する基礎的な理論や学説について理解できる.(定期試験等)
(2)憲法に関するテーマについて論述することで,現代社会における法や政治の役割を理解できる.(定期試験等)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標(1)の評価指標 | 憲法に関する基礎的な理論や学説について十分に理解できる. | 憲法に関する基礎的な理論や学説についてある程度理解できる. | 憲法に関する基礎的な理論や学説について理解できない. |
到達目標(2)の評価指標 | 憲法に関するテーマについて論述することで,現代社会における法や政治の役割を十分に理解できる. | 憲法に関するテーマについて論述することで,現代社会における法や政治の役割をある程度理解できる. | 憲法に関するテーマについて論述できず,現代社会における法や政治の役割を理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 (A1)
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JABEE 1.2(a)
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教育方法等
概要:
本講義は法学のうち憲法について扱う.具体的には日本国憲法の歴史や基本原理を説明したえで,前半部分にて人権論,後半部分にて統治機構論にかかる内容を展開する.各テーマの概念や学説,判例を実際的事例を交えつつ講義する.2021年衆院選や2022年参院選の結果,今後の改憲論議の活発化も見込まれている.改めて憲法の論点について理解することは重要となろう.
なお,統治機構論については政治体制に関する事柄であるので,政治学の知見も援用しながら解説する予定である.
授業の進め方・方法:
(授業の進め方)
基本的には講義形式で進めることとし,毎回,担当者よりレジュメや資料を配布する.映像資料の閲覧も行うことがある.
前期中間試験前にレポート課題(小レポート課題)を一度示すので,取り組むこと.レポート執筆にかかる調査方法や構成は授業内で案内する.また,アクティブラーニング課題(グループワークと報告)を前期中間試験後から前期期末試験前の時期に一度実施する.アクティブラーニングの具体的な方法も授業内で案内する.
(事前学習)
各回のテーマに合わせて「政治・経済」等の教科書を読んでおくこと.
注意点:
(履修上の注意)
講義内容について積極的にメモを取り,ノート整理を行うこと.
(自学上の注意)
復習を行うこと.新聞やテレビ等の情報に接しておくと,本講義の内容も理解しやすくなる.不明な点があれば,積極的に質問し,解消に努めること.
評価
(総合評価)
アクティブラーニングを取り入れるため,総合評価=中間試験の得点×0.4+期末試験の得点×0.4+小レポート課題の評価点×0.1+アクティブラーニング課題の評価点×0.1とし,60点以上である場合に合格とする.
(再試験について)
総合評価が60点未満の場合に実施する.ただし,レポート課題とアクティブラーニング課題の両方を提出している受講生のみを対象とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 憲法総論①(憲法の概念) |
本講義の進め方や学修方法について理解できる. 憲法の意味について理解できる.
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2週 |
憲法の歴史 |
大日本帝国憲法と日本国憲法の制定について理解できる.
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3週 |
憲法総論②(憲法の基本原理) |
日本国憲法の三大原理について理解できる.
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4週 |
基本的人権①(精神的自由権〔1〕) |
表現の自由について理解できる.
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5週 |
基本的人権②(精神的自由権〔2〕) |
表現の自由について理解できる.
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6週 |
基本的人権③(社会的・経済的権利〔1〕) |
労働権について理解できる.
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7週 |
基本的人権④(社会的・経済的権利〔2〕) |
労働権について理解できる.
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8週 |
前期中間試験 |
到達目標(1)(2)
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験の解答と解説 統治機構①(国会) |
試験の見直しと確認ができる. 立法府の位置づけについて理解できる.
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10週 |
統治機構②(内閣) |
行政府の位置づけについて理解できる.
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11週 |
統治機構③(政治体制) |
議院内閣制について理解できる.
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12週 |
統治機構④(裁判所) |
司法権について理解できる.
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13週 |
グループワーク① |
到達目標(1)(2)
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14週 |
グループワーク② |
到達目標(1)(2)
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15週 |
前期期末試験 |
到達目標(1)(2)
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
試験の見直しと確認ができる.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験(後期中間+学年末) | レポート課題 | アクティブラーニング課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 10 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 10 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |