概要:
本科目は,機械工学科3年で実施したPBLの発展,さらに専攻科で履修するプロジェクト実験Ⅰの基礎として実施しする.卒業研究の指導教員がクライアントとなり,クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し,設計解を創案する.創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価する.クライアントの要求を明確化し,QCD(Quality,Cost,Delivery)等の複数の制約条件を考慮して,要求を満たす最適なシステムやプロセスを提案・開発する.
(科目情報)
教育プログラム 第2学年 ◎科目
関連科目 工学実験Ⅱ,工学実験Ⅲ,卒業研究,プロジェクト実験Ⅰ(専攻科),特別研究Ⅰ,Ⅱ(専攻科)
授業の進め方・方法:
到達目標の(1)~(4)について,レポートと取り組み状況,成果発表にて評価する.
(事前学習)
取り組む課題に関し,事前調査,グループ内での打合せ,作業準備等を行うこと.
注意点:
(履修上の注意)
出欠確認は各指導教員が行う.教員による付きっきりの指導はないので各自が主体的に取り組むことが求められる.
(自学上の注意)
能動的に考え,行動する.担当指導教員と密に連絡をとる.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |