情報工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 情報工学Ⅱ
科目番号 R07M422 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)柴田望洋,新版 明解C言語 入門編,ソフトバンククリエイティブ
(自習教材)K-SECセキュリティ基礎教材 
担当教員 山本 通

到達目標

(1) 自作関数の概念,作成方法,数値データと配列データの受け渡しについて理解し,目的のプログラムを作成できる.(定期試験と課題)
(2) ファイル入出力の概念と方法について理解し,目的のプログラムを作成できる.(定期試験と課題)
(3) 数値積分・数値微分の方法について理解し,目的のプログラムを作成できる.(定期試験と課題)
(4) C言語以外のプログラミング言語を使って,目的のプログラムを作成できる.(定期試験と課題)
(5) AI技術を使った文字検出や顔検出のプログラムを作成できる.(課題)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標(1)の評価指標自作関数の概念,作成方法,数値データと配列データの受け渡しについて理解し,目的のプログラムを作成できる自作関数の概念,作成方法,数値データと配列データの受け渡しについて理解し,基本的なプログラムを作成できる自作関数の概念,作成方法,数値データと配列データの受け渡しについて理解が不足し,基本的なプログラムを作成できない
到達目標(2)の評価指標ファイルの入出力の概念と方法について理解し,目的のプログラムを作成できるファイルの入出力の概念と方法について理解し,基本的なプログラムを作成できるファイルの入出力の概念と方法について理解が不足し,基本的なプログラムを作成できない
到達目標(3)の評価指標数値積分・数値微分の方法について理解し,目的のプログラムを作成できる数値積分・数値微分の方法について理解し,基本的なプログラムを作成できる数値積分・数値微分の方法について理解が不足し,基本的なプログラムを作成できない
到達目標(4)の評価指標C言語以外のプログラミング言語を使って,目的のプログラムを作成できるC言語以外のプログラミング言語を使って,基本的なプログラムを作成できるC言語以外のプログラミング言語について理解が不足し,基本的なプログラムを作成できない
到達目標(5)の評価指標AI技術を使った文字検出や顔検出のプログラムを作成できるAI技術を使った文字検出や顔検出の手順を理解できるAI技術を使った文字検出や顔検出の手順を理解できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (B2) 説明 閉じる
JABEE 1.2(c) 説明 閉じる
JABEE 1.2(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1.2(g) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(実践的教育科目) 情報技術の普及と高度化により,産業界は著しい発展を遂げている.現在の情報化社会において,情報処理技術は機械工学者にとってもNC加工などにおいて不可欠な技術になっている.情報工学IIではC言語の習得を通じてプログラミングの基本を学ぶ.なお,この科目は企業で,工作機械の分析ツールの開発を行っていた教員が,その経験を活かし,プログラミングの基本,情報処理の基礎能力育成,コンピュータによる数値計算等を講義と実習形式により授業を行うものである。

(科目情報)
教育プログラム第1学年 ◎科目
関連科目:情報工学I,情報技術(専攻科)
授業の進め方・方法:
以下について座学,演習を通じて学ぶ
①自作関数の作り方,②ファイル入出力,③アルゴリズムの構築,④数値計算の基礎
到達目標の(1)~(5)について,2回の定期試験の成績(70%)および課題の成績(30%)により評価する.
(事前学習)
授業前に,教科書の該当箇所を確認しておく.
注意点:
(自学上の注意)
前週にやった内容を基礎として次の知識を積み重ねる授業が翌週に行われるので,分からない箇所を翌週まで持ち越さないように自学を行うこと.
(履修上の注意)
時間内に終了しない課題については,次回までの宿題とする.

評価

(総合評価)
総合評価=0.7×(2回の定期試験の平均)+0.3×(課題点)
課題の提出が60%以上でかつ総合評価が60点以上を合格とする.
(再試験)
再試験の受験資格は,課題を全て提出した者に与える.
再試験は期限内に課題を全て提出しており,総合評価が60点未満のものに対して実施する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

週 授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 情報工学Iの復習 情報工学Iの復習と情報工学IIの概要について理解する.
勾配法による最小値探索について説明できる.
2週 情報セキュリティ
2次元配列
情報セキュリティについて理解し,その概要や対策方法について説明できる(K-SECセキュリティ基礎教材).
2次元配列を使ったプログラムを作成できる.
3週 数値データの受け渡し
エクセルVBA
数値データの受け渡し方法を理解する.
エクセルVBAでのプログラム作成方法を理解し,簡単な関数を作成できる.
4週 配列データの受け渡し
関数の設計
配列データの受け渡し方法を理解する.
簡単な自作関数を作成できる.
5週 数値微分 数値微分を行うことができる.
6週 ファイル書き込み ファイル書き込み方法を理解し,任意のファイルへ必要な情報を書き込むプログラムを作成できる.
7週 ファイル読み込み ファイル読み込み方法を理解し,任意のファイルから情報を読み込み,任意の操作を行うプログラムを作成できる.
8週 前期中間試験内容の確認 理解が不十分な箇所を把握し,理解を深めることができる.
2ndQ
9週 前期中間試験
到達目標(1)
到達目標(2)
10週 メモリとアドレス、色
色情報の取得
メモリにおけるデータの取扱い方法を理解できる.
RGB関数の使い方を理解できる.
11週 勾配法 勾配法による最小値探索のプログラムを作成できる.
12週 デジタル画像
Python
画像から取得した色情報をRGB値に変換するための手順が理解できる.
Pythonでのプログラム作成方法を理解し,簡単なプログラムを作成できる.
13週 半加算回路と全加算回路
Python
半加算回路について理解し,プログラムが作成できる.
Pythonを使って,C言語と同様の動作をさせることができる.
14週 顔検出
前期末試験内容の確認
カスケード分類器による顔検出プログラムが作成できる.
理解が不十分な箇所を把握し,理解を深めることができる.
15週 前期期末試験 到達目標(3)
到達目標(4)
到達目標(5)
16週 前期期末試験の解答と解説 理解が不十分な箇所を把握し,理解を深めることができる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100