哲学概説

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 哲学概説
科目番号 2427 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 プリント配付
担当教員 堀 栄造

到達目標

(1)西洋現代哲学を概観することによって,哲学的思考の仕方を理解する.
(2)我々にとって異文化といえる西洋的思考および西洋的文化に接し,地球的視点から多面的に物事を考える力を身に付ける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1哲学的思考を十分に理解できる.哲学的思考をある程度理解できる.哲学的思考を理解できない.
評価項目2西洋的思考・文化を十分に理解できる. 西洋的思考・文化をある程度理解できる.西洋的思考・文化を理解できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
西洋現代哲学を概説する.プラグマティズムや新実在論や分析哲学といった英米哲学,生の哲学や現象学や実存哲学といった独仏哲学について概観する.
授業の進め方・方法:
プラグマティズム,新実在論,分析哲学,弁証法的唯物論,生の哲学,現象学,実存哲学,精神分析学派,等について学習する.
注意点:
ノートをしっかり取ること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プラグマティズム(パース) パースの哲学について理解できる.
2週 プラグマティズム(ジェイムズ) ジェイムズの哲学について理解できる.
3週 プラグマティズム(デューイ) デューイの哲学について理解できる.
4週 新実在論(ムア・ラッセル) ムア・ラッセルの哲学について理解できる.
5週 分析哲学(マッハ・ヴィットゲンシュタイン) マッハ・ヴィットゲンシュタインの哲学について理解できる.
6週 弁証法的唯物論(フォイエルバッハ) フォイエルバッハの哲学について理解できる.
7週 弁証法的唯物論(マルクス) マルクスの哲学について理解できる.
8週 生の哲学(ショーペンハウアー) ショーペンハウアーの哲学について理解できる.
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 前期中間試験の解答と解説
生の哲学(ニーチェ)
ニーチェの哲学について理解できる.
11週 生の哲学(ニーチェ) ニーチェの哲学について理解できる.
12週 生の哲学(ベルクソン) ベルクソンの哲学について理解できる.
13週 生の哲学(ディルタイ) ディルタイの哲学について理解できる.
14週 現象学(ボルツァーノ・ブレンターノ) ボルツァーノ・ブレンターノの哲学について理解できる.
15週 前期期末試験
16週 前期期末試験の解答と解説
後期
3rdQ
1週 現象学(フッサール) フッサールの哲学について理解できる.
2週 現象学(フッサール) フッサールの哲学について理解できる.
3週 現象学(フッサール) フッサールの哲学について理解できる.
4週 現象学(シェーラー) シェーラーの哲学について理解できる.
5週 現象学(メルロー・ポンティ) メルロー・ポンティの哲学について理解できる.
6週 実存哲学(キルケゴール) キルケゴールの哲学について理解できる.
7週 実存哲学(ヤスパース) ヤスパースの哲学について理解できる.
8週 後期中間試験
4thQ
9週 後期中間試験の解答と解説
実存哲学(ハイデガー)
ハイデガーの哲学について理解できる.
10週 実存哲学(ハイデガー) ハイデガーの哲学について理解できる.
11週 実存哲学(サルトル) サルトルの哲学について理解できる.
12週 実存哲学(サルトル) サルトルの哲学について理解できる.
13週 精神分析学派(フロイト) フロイトの精神分析学について理解できる.
14週 精神分析学派(フロイト以後) フロイト以後の精神分析学について理解できる.
15週 後期期末試験
16週 後期期末試験の解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000