到達目標
(1)歴史における事実相互の関係を考え、それぞれの時代像を構築することができる.(定期試験)
(2)平和で民主的な未来を築いていく為の糧となるように授業を展開する.(定期試験)
(3)隣人アジア諸国と日本との関係、および日本各地や日本社会の多様性を尊重する.(定期試験)
(4)19世紀後半以降の近現代史について、日本が関わった戦争をはじめ、歴史的動向を理解する.(定期試験)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 時代像を十分に構築することができる. | 時代像をある程度構築することができる. | 時代像を構築することができない. |
評価項目2 | 平和で民主的な未来を十分に構築することができる. | 平和で民主的な未来をある程度構築することができる. | 平和で民主的な未来を構築することができない. |
評価項目3 | アジア諸国との関係について理解力が高い. | アジア諸国との関係について理解力がある. | アジア諸国との関係について理解力がない. |
評価項目4 | 近現代史の動向について理解力が高い. | 近現代史の動向について理解力がある. | 近現代史の動向について理解力がない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
古代から現代へ至る日本史の展開の中において,各時代相互の関連性を学び,事実相互の関係を考える力を養う.また,学んだ知識が民主的な未来を築いていく為の糧となるように授業を展開する.
(科目情報)前期1コマ,後期1コマ
授業時間 46.5時間
関連科目 世界史,現代社会,地理
授業の進め方・方法:
原始社会の生活と文化,農耕社会の形成,大陸文化の摂取,律令国家の形成,貴族政治荘園と武士団の成長,鎌倉幕府の成立,執権政治の展開,元寇と御家人社会の変質,室町幕府の成立,下克上の社会と戦国大名,ヨーロッパ文化との接触と国内統一,幕藩体制の危機,開国と幕府の滅亡,近代国家の成立と富国強兵,立憲政治の形成,日清戦争と日露戦争,第一次世界大戦,日中戦争と太平洋戦争,占領と国内改革,国際社会への復帰と高度経済成長,石油危機と低成長の時代,新しい国際秩序と日本の課題,等々について学習する.
(再試験について)再試験は,総合評価が60点に満たない者に対して実施する.
注意点:
(履修上の注意)予習・復習をすること.
(自学上の注意)授業内容をそのつど復習すること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
原始社会の生活と文化(旧石器・縄文) |
旧石器時代から縄文時代への変遷について理解できる.
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2週 |
農耕社会の形成(縄文・弥生) |
縄文時代から弥生時代への変遷について理解できる.
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3週 |
大和王権と古墳文化(弥生・古墳) |
弥生時代から古墳時代への変遷について理解できる.
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4週 |
大陸文化の接収(古墳・推古朝) |
古墳時代から飛鳥時代への変遷について理解できる.
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5週 |
飛鳥の朝廷(推古朝) |
飛鳥時代について理解できる.
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6週 |
律令国家の形成(大化の改新〜壬申の乱) |
律令国家の形成過程について理解できる.
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7週 |
律令国家の成立(大宝律令〜平城京) |
奈良時代について理解できる.
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8週 |
律令政治の再建(平安遷都〜摂関政治) |
平安時代について理解できる.
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2ndQ |
9週 |
院政と荘園 |
院政と荘園制の成立について理解できる。
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10週 |
平氏政権の誕生と鎌倉幕府の成立 |
鎌倉幕府の成立について理解できる.
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11週 |
執権政治と元寇 |
執権政治の展開について理解できる. 元寇と御家人社会の変質について理解できる.
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12週 |
室町幕府の成立 |
室町幕府の成立について理解できる.
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13週 |
室町幕府の確立〜応仁の乱 |
室町幕府の確立について理解できる.
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14週 |
下克上の社会と戦国大名 |
下克上の社会と戦国大名について理解できる.
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
試験の見直しと確認ができる.
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ヨーロッパ文化との接触と国内統一 |
ヨーロッパ文化との接触と国内統一について理解できる.
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2週 |
幕藩体制の成立 |
幕藩体制の成立について理解できる.
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3週 |
近世社会の発達 |
近世社会の発達について理解できる.
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4週 |
近世社会の動揺と対外問題の発生 |
近世社会の動揺と対外問題の発生について理解できる.
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5週 |
幕藩体制の危機 |
幕藩体制の危機について理解できる.
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6週 |
開国と幕府の滅亡 |
開国と幕府の滅亡について理解できる.
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7週 |
近代国家の成立と富国強兵 |
近代国家の成立と富国強兵について理解できる.
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
後期中間試験の解答と解説 |
試験の見直しと確認ができる.
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10週 |
日清戦争と日露戦争 |
日清戦争と日露戦争について理解できる.
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11週 |
第一次世界大戦とワシントン体制 |
第一次世界大戦について理解できる.
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12週 |
日中戦争と太平洋戦争 |
日中戦争と太平洋戦争について理解できる.
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13週 |
占領と国内改革 |
占領と国内改革について理解できる.
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14週 |
国際社会への復帰と新しい国際秩序 |
戦後のj国際社会への復帰と新しい世界秩序について理解できる.
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15週 |
後期期末試験 |
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16週 |
後期期末試験の解答と解説 |
試験の見直しと確認ができる.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 前2,前3,前10,前13,後1,後6 |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | 後7,後10,後11,後12 |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | 後13,後14 |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | 後7,後10,後11,後12,後13,後14 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |