英語ⅠA

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語ⅠA
科目番号 R03E111 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 総合英語FACTBOOKこれからの英文法(桐原書店) / FACTBOOK English Grammar Standard(桐原書店) , DataBase4500完成英単語・熟語5th Edition(桐原書店)
担当教員 朝美 淑子

到達目標

(1) 英文法の基礎を習得し,英語の基礎構文を理解できるようになる. (定期試験)
(2) 英語の基本的な構文やその意味・用法を習得し,基礎的な英語を表現できるようになる.(定期試験)
(3) 基本的な英単語を習得する.(単語小テスト・定期試験)
(4) 推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を習得する.(定期試験)
(5) 学年末における英語の総合力を向上させる.(TOEIC Bridge テスト)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文法の基礎を全て習得し,英語の基礎構文を完全に理解できるようになる英文法の基礎をほぼ習得し,英語の基礎構文を理解できるようになる英文法の基礎を習得し,英語の基礎構文を理解できない
評価項目2英語の基本的な構文やその意味・用法を充分習得し,基礎的な英語を自在に表現できるようになる英語の基本的な構文やその意味・用法をほぼ習得し,基礎的な英語を表現できるようになる英語の基本的な構文やその意味・用法を習得し,基礎的な英語を表現できない
評価項目3決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語を完全に習得する決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語をほぼ習得する決められた範囲の理工系学生のための基本的な英単語を習得していない
評価項目4推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を十分に習得する推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を大体において習得する推測力を向上させるのに必要な英語の予備知識を習得していない
評価項目5学年末における英語の総合力を十分に向上させる学年末における英語の総合力をある程度向上させる学年末における英語の総合力を向上させていない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(授業の概要)
中学校で学んだ英語をさらに発展させ,英文法の基礎演習を2年間にわたって展開する.授業では,英語参考書(教科書)を使用して主に未習の文法事項の学習と演習に力を入れる.また,総合力を高めるために週末課題で推測力を高めていくことで,TOEIC BridgeテストのReading 問題への対応力も養う.基本語彙力を増進させるために,定期的に単語小テストを実施する.
授業の進め方・方法:
毎回の授業では,学生が予習段階で理解できなかった箇所を中心に説明を施すことで疑問点の解明を目指す。また,単語の小テストを毎回実施する.週末課題も毎週実施する。長期休みには課題を課すことがある。

注意点:
(履修上の注意)
(1)必ず事前に参考書(教科書)の該当する箇所を熟読し,問題を解いて自己添削を済ませた上で授業に臨むこと.
(2)単語の小テストを実施して評価に入れるので,欠席しなくて済むように健康管理にも注意しながら真剣に取り組むこと.正当な理由で小テストを受験しなかった場合、登校後3日以内に自己申告をしなければ再試験の資格を無くすので要注意.
(3)授業にはしばらくの間は辞書(英和辞典)を持っていれば持参すること.新しく買う必要はまだなく、家にあったりもらったものでもよい。(今後のBYODに向けて、必要な際には連絡します)

(自学上の注意)
(1)日頃から英語に接し,積極的に各種の資格試験にも挑戦すること.
(2)復習をして内容を理解した後は,必ず音読を繰り返して英語の音声に慣れること.
(3)単語小テスト用の試験勉強時には,必ず綴りを音読しながら書いて覚えること.

評価

(総合評価)
定期試験+単語小テスト+TOEIC Bridgeテスト+週末課題で評価し,60点以上を合格とする.但し,授業に真面目に参加しない学生や課題未提出の学生には,10%を上限に評価点を下げる.

(再試験)
年度末実施する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション 授業方法・評価方法・教科書等の説明を行う
2週 Grammar 1 文の構造①+小テスト SV, SVC, SVO の特徴を理解できる
3週 Grammar 2 文の構造②+小テスト SVOO, SVO + to/for ~, SVOC, の特徴を理解できる
4週 Grammar 3 時制①+小テスト 現在形・現在進行形の特徴を理解できる
5週 Grammar 4 時制②+小テスト 過去形・過去進行形の特徴を理解できる
6週 Grammar 5 時制③+小テスト 未来を表す表現を理解できる
7週 Grammar 5 時制③+小テスト 未来を表す表現を理解できる
8週 前期中間テスト対策 これまでの既習事項ができている
2ndQ
9週 前期中間テスト
10週 Grammar 6 完了形①+小テスト 過去形と現在完了形の違いを理解できる
11週 Grammar 7 完了形②+小テスト  過去完了形・未来完了形の特徴を理解できる
12週 Grammar 8 助動詞①+小テスト can,mayの意味・用法を理解できる
13週 Grammar 9 助動詞②+小テスト must,have to,shouldの意味・用法を理解できる
14週 小テスト+これまでの復習&試験範囲の質問受付 これまでの既習事項ができている
15週 前期期末テスト対策 推測力向上のための応用問題も含む
16週 前期期末テスト
後期
3rdQ
1週 Grammar 10 助動詞+小テスト will,would,used toなどの意味・用法を理解できる
2週 Grammar 11 受動態①+小テスト 受動態の基本形が理解できる
3週 Grammar 12 受動態②+小テスト SVOO,SVOC等の受動態を理解できる
4週 Grammar 13 不定詞①+小テスト 名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の違いを理解できる
5週 Grammar 14 不定詞②+小テスト 疑問詞+to~,SVO+ to~,使役動詞,知覚動詞+O+動詞の原形の構造を理解できる
6週 Grammar 15 不定詞③+小テスト 不定詞の意味上の主語を理解できる
7週 Grammar 16 動名詞①+小テスト 動名詞の働きや意味上の主語を理解できる
8週 後期中間テスト対策 これまでの既習事項ができている
4thQ
9週 後期中間テスト
推測力向上のための応用問題も含む
10週 動名詞の復習+小テスト
11週 Grammar 17 動名詞②+小テスト 動名詞のさまざまな形を理解できる
12週 Grammar 18 分詞①+小テスト 名詞を修飾する分詞を理解できる
13週 Grammar 19 分詞②+小テスト 分詞を使った表現を理解できる
14週 小テスト+これまでの復習&試験範囲の質問受付 これまでの既習事項ができている
15週 後期期末テスト対策 推測力向上のための応用問題も含む
16週 後期期末テスト

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後11,後12,後13
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後11,後12,後13
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前8,前14,後8,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後11,後12,後13
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前8,前14,後8,後14
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16

評価割合

試験単語テストTOEIC Bridge週末課題提出合計
総合評価割合6020101000100
基礎的能力6020101000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000