到達目標
(1) パソコンの基本的な操作とOfficeを用いた文章や資料作成の技術を身に付ける.(前期中間試験)
(2) 情報セキュリティーに配慮した基本的な情報収集・発信,情報の活用及び保護ができる.(前期中間試験)
(3) 基礎的なプログラミングを習得する.(前期中間試験,前期末試験,後期中間試験)
(4) ロボット製作やグループ製作・発表会を通じて,自主的,継続的に学習する能力及び,問題解決能力やコミュニケーション能力を身に付ける.(後期レポート,発表会)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
目的・到達目標(1)の評価指標 | パソコンの基本的操作について十分理解し,活用できている | パソコンの基本的操作を理解している | パソコンの基本的操作を理解していない |
目的・到達目標(2)の評価指標 | 情報セキュリティの必要性や情報の収集,保護,活用について理解するだけでなく,説明することができる.インターネットやコンピュータ利用における様々な脅威を認識し,実践すべき対策を説明することができ,さらに実際に対策をとることができている | 情報セキュリティの必要性や情報の収集,保護,活用について理解している.インターネットやコンピュータ利用における様々な脅威を認識し,実践すべき対策を説明することができる | 情報セキュリティの必要性や情報の収集,保護,活用について理解していない インターネットやコンピュータ利用における様々な脅威を認識し,実践すべき対策を説明することができない |
目的・到達目標(3)の評価指標 | 基礎的なプログラミングを習得し,十分活用できている | 基礎的なプログラミングを習得している | 基礎的なプログラミングを習得できていない |
目的・到達目標(4)の評価指標 | ロボット製作を通じて,自主的・継続的に学習する能力及び,問題解決力やコミュニケーション能力を十分みにつけている | ロボット製作を通じて,自主的・継続的に学習する能力及び,問題解決力やコミュニケーション能力をみにつけている | ロボット製作を通じて,自主テイ・継続的に学習する能力及び,問題解決力やコミュニケーション能力を十分にみにつけていない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
前期はパソコンの基本的な操作方法を身に付け,ワープロや表計算の使い方を学ぶ.次にC言語を用いたプログラミングの基礎について学ぶ.
後期ではLego Mindstorms を用いたロボットの製作とNXC言語によるプログラミングを行う.ハードウェアとソフトウェアのそれぞれを工夫しながら様々な形と動きを持ったロボットを製作することで,
前期で学んだプログラミングについて実践的に理解を深める.また,グループによるロボット制作を通じて,チームワーク力,リーダーシップ力,プレゼンテーション能力を高める.
授業の進め方・方法:
前期はパソコンの基本的な操作方法を身に付け,ワープロや表計算の使い方を学習し,情報セキュリティーの基礎についても学習する.さらにC言語の基礎を学習する.これらの授業は学習サイトを用いた独習スタイルで行う.
後期では,Lego Mindstorms を用いたロボットの製作とNXC言語によるプログラミングを行う.ハードウェアとソフトウェアのそれぞれを工夫することによって,様々な形と動きを持ったロボットの製作に取り組む.
最後にグループ製作を行うことで,学んだ知識と技術を応用する力を身につけだけでなく,グループ活動を通じてチームワーク力,リーダーシップ力を高める.加えて,制作発表会を通じてプレゼンテーション能力を高める.
(事前学習)
前回学んだことを必ず復習すること.また,次回行う内容について教科書・テキストを読むことで事前学習を行うとともに,可能であれば演習にも取り組むこと.
授業時間は課題に取り組んだり,事前学習で分からなかったことを解決する時間であることに注意する.
注意点:
(履修上の注意)
C言語については1年後期以降卒業するまで関連授業や卒業研究等で取り扱うので,分からないところがあれば,すぐに解決しておくこと.
(自学上の注意)
毎日PCに触れることを目標とし,自宅等でも積極的に自学自習を行うこと.
評価
(総合評価)
総合評価は,3回の定期試験の平均60%,グループ制作及び発表会(相互評価を含む)20%,レポート点の平均20%とする.
(単位修得の条件について)
レポートをすべて提出することを単位修得の条件とする.
(再試験について)
再試験は,総合評価が60点に満たない者に対して実施する.再試験の受験資格は,C言語通過テスト(前期)にすべて合格し,かつレポート(後期)を全て提出した者に与える.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
パソコンの基本的な操作 (1)情報演習室の説明と学習サイトの説明 (2)文字入力とファイル操作 (3)メールの活用
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単語や文章の入力と変換や入力文字の編集を習得する. メールを活用することができる. ファイルとフォルダを操作できる.
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2週 |
文書作成 表計算 説明資料作成 |
文章,図形,表を組み合わせた文書や説明資料を作成できる.
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3週 |
文書作成 表計算 説明資料作成 |
文章,図形,表を組み合わせた文書や説明資料を作成できる.
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4週 |
情報セキュリティの基礎 文書作成 表計算 説明資料作成 |
情報セキュリティの必要性や情報の収集,保護,活用について理解する. インターネットやコンピュータ利用における様々な脅威を認識し,実践すべき対策を説明できる.(K-SEC情報モラル教材) 文章,図形,表を組み合わせた文書や説明資料を作成できる.
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5週 |
文書作成 表計算 説明資料作成 |
文章,図形,表を組み合わせた文書や説明資料を作成できる.
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6週 |
C言語の基礎1 |
プログラムの編集,コンパイル方法,変数,標準入出力を習得する.
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7週 |
C言語の基礎2 |
プログラムの編集,コンパイル方法,変数,標準入出力を習得する.
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8週 |
定数と変数 |
プログラムの編集,コンパイル方法,変数,標準入出力を習得する.
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験
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目的・到達目標 (1),(2),(3)
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10週 |
前期中間試験の解説
演算と型 条件判断文 繰り返し文 配列
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分岐処理と条件式について理解する. 条件を満たしている間処理を繰り返すプログラムを作成できる. 制御文を組み合わせた応用プログラムを作成できる. 配列を用いたプログラムを作成できる.
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11週 |
演算と型 条件判断文 繰り返し文 配列
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分岐処理と条件式について理解する. 条件を満たしている間処理を繰り返すプログラムを作成できる. 制御文を組み合わせた応用プログラムを作成できる. 配列を用いたプログラムを作成できる.
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12週 |
演算と型 条件判断文 繰り返し文 配列
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分岐処理と条件式について理解する. 条件を満たしている間処理を繰り返すプログラムを作成できる. 制御文を組み合わせた応用プログラムを作成できる. 配列を用いたプログラムを作成できる.
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13週 |
演算と型 条件判断文 繰り返し文 配列
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分岐処理と条件式について理解する. 条件を満たしている間処理を繰り返すプログラムを作成できる. 制御文を組み合わせた応用プログラムを作成できる. 配列を用いたプログラムを作成できる.
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14週 |
演算と型 条件判断文 繰り返し文 配列
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分岐処理と条件式について理解する. 条件を満たしている間処理を繰り返すプログラムを作成できる. 制御文を組み合わせた応用プログラムを作成できる. 配列を用いたプログラムを作成できる.
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15週 |
前期末試験 |
目的・到達目標(3)
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16週 |
前期末試験解説(45分) |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
レゴマインドストーム (1)ブロックの組立
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ブロックを組みたて,NXC言語によるプログラミングができる
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2週 |
(2)NXC言語 |
ブロックを組みたて,NXC言語によるプログラミングができる
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3週 |
(3)センサ |
各種センサを使ったロボットを製作できる.
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4週 |
(4)ライントレーサ(1) |
簡素なライントレース・ロボットを製作できる.
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5週 |
(5)ライントレーサ(2) |
簡素なライントレース・ロボットを製作できる.
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6週 |
(6)並列処理 |
並列処理の仕組みを理解できる.
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7週 |
(7)無線通信 |
2つのロボット間での通信ができる.
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8週 |
グループ製作 (1)グループ決め,企画書作成
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グループで協力して自由課題制作を行うことができる. 目的・到達目標(4)
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4thQ |
9週 |
後期中間試験 |
目的・到達目標(3)
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10週 |
後期中間試験の解答と解説
(2)企画書チェック,製作 |
グループで協力して自由課題制作を行うことができる. 目的・到達目標(4)
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11週 |
(3)製作 |
グループで協力して自由課題制作を行うことができる. 目的・到達目標(4)
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12週 |
(3)製作 |
グループで協力して自由課題制作を行うことができる. 目的・到達目標(4)
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13週 |
(4)発表会 |
発表資料を作成し製作したロボットを発表できる. 目的・到達目標(4)
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14週 |
(5)レポート作成,後片付け |
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15週 |
(後期末試験) |
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16週 |
(後期末試験解説) |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前4 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前4 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前4 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前4 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 14 | 6 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
専門的能力 | 40 | 14 | 6 | 0 | 0 | 20 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |