到達目標
(1) 状態遷移表を使った順序回路について理解し,与えられた仕様を満足する回路設計をできるようになる.
(定期試験,設計演習)
(2) 自主的・継続的に学習したディジタル回路に関する総合演習として,電子ルーレットの設計をできるようになる.
(設計演習)
(3) ディジタル・アナログ変換を理解する.(定期試験)
(4) 高速で動作するディジタル回路への導入として,簡単なノイズ対策を理解する.(定期試験)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
目的・到達目標(1)の評価指標 | 状態遷移表を使った順序回路について理解し,与えられた仕様を満足する回路設計をでき、最適な回路も導出できる | 状態遷移表を使った順序回路について理解し,与えられた仕様を満足する回路設計をできる | 状態遷移表を使った順序回路について理解し,与えられた仕様を満足する回路設計をできない |
目的・到達目標(2)の評価指標 | 自主的・継続的に学習したディジタル回路に関する総合演習として,電子ルーレットの設計ができるだけでなく、簡単化・最適化したものも設計できる | 自主的・継続的に学習したディジタル回路に関する総合演習として,電子ルーレットの設計ができる | 自主的・継続的に学習したディジタル回路に関する総合演習として,電子ルーレットの設計ができない |
目的・到達目標(4)の評価指標 | 簡単なノイズ対策を理解できるだけでなく、複合的なノイズにも対応できる | 簡単なノイズ対策を理解できる | 簡単なノイズ対策を理解できない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 (B2)
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JABEE 1.2(c)
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JABEE 1.2(d)(1)
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教育方法等
概要:
3年生で学んだディジタル回路Ⅰを基礎にして,状態遷移を使った順序回路の設計,電子ルーレットを設計する演習や,ディジタル・アナログ変換,さらにディジタル回路のノイズ対策について学ぶ.
授業の進め方・方法:
(1) 状態遷移表を使った順序回路について理解し,与えられた仕様を満足する回路設計をできるようになる.
(定期試験,設計演習)
(2) 自主的・継続的に学習したディジタル回路に関する総合演習として,電子ルーレットの設計をできるようになる.
(設計演習)
(3) ディジタル・アナログ変換を理解する.(定期試験)
(4) 高速で動作するディジタル回路への導入として,簡単なノイズ対策を理解する.(定期試験)
(事前学習)
ディジタル回路実験,ディジタル回路Ⅰやコンピュータで学習した内容を復習し,演習を行える準備をしておくこと
注意点:
講義中はこまめに質問を投げかける.間違ってもいいから,各自自分の頭で考え,答えを出して欲しい.講義中の説明でわからないところがあったらすぐ質問すること.
評価
(総合評価)
総合評価=(2回の定期試験の平均点)×0.7 + (課題の平均点)×0.3
(単位修得の条件について)
総合評価が60点以上を単位修得の条件とする
(再試験について)
再試験は全ての課題の提出を条件とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
フリップフロップの応用 フリップフロップの復習
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カウンタについて理解し,同期カウンタの設計法を学ぶ。
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2週 |
非同期式カウンタ 同期式カウンタ
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カウンタについて理解し,同期カウンタの設計法を学ぶ。
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3週 |
同期カウンタの設計法 1.4 シフトレジスタ
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シフトレジスタ,Johnsonカウンタ,リングカウンタについて学ぶ。
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4週 |
状態遷移図と状態遷移表 |
状態遷移図を使った順序回路の設計法を学ぶ.
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5週 |
状態遷移表による順序回路の設計法 |
状態遷移図を使った順序回路の設計法を学ぶ.
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6週 |
エンコーダとデコーダ |
与えられた電子ルーレットの仕様から,今まで学んだ知識を総動員して設計演習を行う.
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7週 |
回路設計演習 |
与えられた電子ルーレットの仕様から,今まで学んだ知識を総動員して設計演習を行う.
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験の解説,状態遷移図と状態遷移表 |
状態遷移図を使った順序回路の設計法を学ぶ.
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10週 |
状態遷移図と状態遷移表 |
状態遷移図を使った順序回路の設計法を学ぶ.
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11週 |
状態遷移図と状態遷移表 |
状態遷移図を使った順序回路の設計法を学ぶ.
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12週 |
自動販売機への応用 |
状態遷移を考慮した自動販売機の設計法を学ぶ.
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13週 |
ディジタル回路のノイズ対策 |
ノイズの種類や対策設計法,障害発生時の対策法の概要を学ぶ.
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14週 |
ノイズの種類 4.2 ノイズ発生,侵入の対策
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ノイズの種類や対策設計法,障害発生時の対策法の概要を学ぶ.
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 設計演習 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |